現在一人暮らしデビュー目前、引越し作業中の編集部・木林です。
電気やガス、水道の契約って、はじめてだとかなり緊張しますよね。
僕はもともと電話がかなりニガテなので、なおさら憂鬱……。
「そもそも、電話ではなんていえばいいの?」
「電話前に準備することってある?」
「いつまでに電話すればいいの?」
不動産屋さんには「早めに電話をしてください!」といわれるものの、疑問や不安は山積み。
同じ悩みを抱えている方も、多いのではないでしょうか?
そこでこのコラムでは、先日電気やガスの電話手続きを終わらせた筆者が実体験をレポート。
結論からいえば、電話嫌いの僕でも意外とアッサリ契約完了できました!
☆今回電話したライフライン会社
・電気:中部電力株式会社
・ガス:株式会社中部エナジー
※2021年1月現在の情報。
正確な情報は必ず契約会社にご確認ください。
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【引越し前】”電気”の契約電話ではなんていえばいい?
電気の契約電話は、思っていたより何倍もカンタンです。
まずは第一声、「引越し先で電気を使えるようにしたいのですが……」と聞いてみましょう。
するとオペレーターの方が、以下のような質問をしてきます。
電気契約の電話で聞かれたおもな内容
- 契約者の氏名・連絡先
- 引越し先の住所・部屋番号
- いつ(何月・何日・何時)から使いたいか
- 電気代の支払方法(カード払い・コンビニ払いなど)
- 電気給湯器・電気温水器の有無
また上記以外にも、「書類の郵送先は引越し先の住所なのか、それとも現住所なのか」「合わせて新聞の契約もしませんか?」など、こまごまとした質問をいくつか聞かれます。
とはいえ基本的にはオペレーターの方がひとつひとつ、質問のような形で聞いてくれるので、そこまであわてることはありませんでした。
状況に応じて質問内容は変わることもありますが、「聞かれたことに答えればいい」ぐらいの心構えで気楽に電話すれば大丈夫ですよ。
すべて答え終わり、とくに問題がなければ契約完了!
指定した日時にブレーカーを上げれば、問題なく電気が使えました。
あなたは今、「新居の住所(郵便番号含む)」や「部屋番号」を正確におぼえているでしょうか?
ライフライン関係の電話において、入居先の住所はほぼ必ず聞かれます。
電話をかける前には、この2点だけはメモして手元に置いておくといいですよ。
もしくは契約書を手元に準備しておくか、スマホで写真を撮影しておきましょう。
※うっかり忘れると電話中、急いで物件資料を探す羽目になります……。
確認必須! 立ち会いの有無は電気給湯機・電気温水器の有無で変わる
多くの場合、電気の契約・利用開始に立ち会いは必要ありません。
ただし、引越し先に電気給湯器や電気温水器があるなら話は別。
カンタンにいえば、パナソニックの「エコキュート」などがある物件です。
なんと! この場合は業者の立ち会いが必要になることもあるんだとか。
(僕の部屋にはなかったので問題ありませんでしたが)
立ち会いがあるかないかで、引越しの予定は大きく変わってしまいますよね。
そのため、電話の前には「電気温水器・給湯器の有無」をしっかり確認しておきましょう!
電気契約の電話は何日前まで? 当日でもOK?
電気の使用開始手続きは一般的に7日前、遅くとも3日前までには済ませておくといい、とよくいわれます。
ただ僕の場合はかなりズボラだったので、実際に電話したのは引越し2日前。
かなりギリギリでしたが、2日前でも問題なく希望日に通電してもらえました。
電気契約は立ち会いがないことも多いので、直前の電話でも意外と大丈夫なのかもしれません。
とはいえ、窓口が混んでいて電話がつながらなかったり、休日で窓口が開いていなかったりする可能性も考えると……。
後回しにせず、できるだけ早めに電話しておいた方がいいですね。
【引越し前】 ”ガス”の契約電話ではなんていえばいい?
ガス(プロパン・都市ガス)の電話でも、まずは「引越し先にガスを通してほしい」と伝えてみましょう。
その後オペレーターの方の質問に答えていく、という流れは電気とそう変わりません。
質問自体も、氏名や物件の住所、支払方法など、大きな違いはありませんでした。
しかし1点、電気と違ったのは立ち会いの有無。
ガスの場合は業者さんに来てもらい、ガスを開栓してもらう必要があるんだとか!
そのためガスは、電話口だけで契約完了、というわけにはいきませんでした。
質問の中で「立ち会い(開栓)の日時はいつがご希望ですか?」のような形で聞かれるので、自分の予定が空いている日を希望しましょう。
ガス契約の電話は何日前まで? 当日でもOK?
ガスに関しては、結論からいえば1週間前までには電話しておいた方がよいかと思います。
理由としては電気同様、2日前に立ち会いを依頼したものの、予約がいっぱいで数日後しか空いていなかったから。
会社の先輩のお話では、当日の電話でも問題なく立ち会ってもらえたそうですが……。
念のため調べてみると、午前中に依頼すれば最短当日開栓してもらえることもあるんだとか。(僕の場合は午後でした)
とはいえ希望日に立ち会いしてもらえるかどうかは、業者さんの予定が空いているかどうかで変わってくるのかと思います。
引越し当日までに予約が取れず、「新居でお風呂に入れない」なんてことになったら大変!
業者さんの都合もあるので、ライフラインの中でもガスは最優先で連絡しておきましょう。
【ガスの利用開始】立ち会い時の作業内容・時間
ガス開栓の立ち会いは、思いのほか20分程度ですぐに終わりました。
ガスの開栓立ち会いの流れ
- 挨拶が終わったら、契約・申請書類を渡される
- 書類を書いている間にガスの開栓作業が進む
- 記入・開栓が終わったら動作確認
- ガス機器(給湯器など)の使い方を教えてもらう
- 保証金(1万円)を支払って終了!
※会社によっては警報器の確認などもあります
プロパンガスの場合は立ち会いの際、基本的に「保証金」を支払う必要があります。
僕の場合は1万円で、これは退去時に帰ってくるんだとか。
(都市ガスの場合も保証金が発生するケースはあります)
ただしガス会社によってはルールが違う可能性もありますので、しっかりご確認ください!
立ち会いの際は、下記書面へのサインなどが必要になります。
- ガスの販売・利用契約書
- 支払い方法の申請用紙
- ガス料金の支払い方法についての注意事項書面
です。
基本的には名前や住所、電話番号などがわかればOK!
指定の枠を埋めていくだけなので、そこまで難しくはありませんでした。
ただし、口座振り込みの書類だけは「銀行印」が必要になります。
銀行印を忘れるとその場で書類を提出できなくなってしまうので、ご注意ください!
【引越し前】”水道”の契約電話ではなんていえばいい?
僕の場合、水道ははじめから使えるようになっていたので、とくに何もしていません。
ただ念のため調べてみたところ、よく聞かれがちな質問内容は電気と大きく変わりませんでした。
- 契約者の氏名・連絡先
- 引越し先の住所・部屋番号
- いつ(何月・何日・何時)から使いたいか
- 水道代の支払方法
水道の場合はガスとは異なり、立ち会い不要のケースが多いです。
電話口でも「水道の契約をしたい」旨を伝えたら、後は質問に答えていくだけでOKですよ。
契約が完了したら、水道の元栓を開ければ水が使えるようになります。
場合によっては契約していなくとも、水が出ることはあるそうですが……。
のちにトラブルになるおそれもあるので、契約日を守って利用した方が安心ですね。
水道契約の電話は何日前まで? 当日でもOK?
水道の電話は電気と同じく、立ち会いは基本必要ありません。
できるだけ早めに、というのはもちろんですが、前日~当日でもあきらめずに電話をしてみれば意外とあっさり契約してもらえるかもしれません。
ただし自治体によっては「土日祝は受付なし」「17時以降は受付なし」など、自治体の窓口が開いていないタイミングもあります。
手遅れにならないためにも、遅くとも2~3日前までに連絡しておくと安心ですね。
オートロック物件の場合、水道の契約に立ち会いが必要になることがあります。
引越し先がオートロックの場合は、念のため早めに電話しておいた方がいいですよ。
【退去時】ライフラインの“解約”電話は入居時とどう違う?
東京から引越してきた先輩の話によると、電気・ガス・水道も基本的に電話で解約できるそうです。
ただガスに関しては、入居時と同様に立ち合いが必要になるケースがあります。
引越し当日になって慌てないように、退去日が決まったら早めの連絡をしておきましょう!
引越し時の契約手続きを終えて
ライフラインの契約と聞くと難しそうですが、僕の経験からすれば、オペレーターの方の質問に対してひとつひとつ答えていれば何も問題ありませんでした。
「引越し先で〇〇を使えるようにしたいのですが」と聞けば、後は質問に答えていくだけ!
電話が苦手でも、自分から話すことは少ないので焦る必要はありません。
そう不安に思わず、聞かれたことにゆっくり答えていきましょう。
電気や水道は基本的に立ち会い不要なので、電話だけで契約を完了することもできますよ。
ただし、ガスに関しては多くの場合業者さんの立ち会いが必要になります。
そのためある程度、日程には余裕をもって電話をするようにしましょう!