【引越し】タンスの中身はそのままでもOK?梱包のコツや服の処分方法

【引越し】タンスの中身はそのままでもOK?梱包のコツや服の処分方法/ハウスクリーニング

引越し作業は荷物が多ければ多いほど負担が大きいものです。できるだけ手間がかからないように運搬したいところ。

とくにタンスなどの収納類は、そのまま運んでもらえると引越し先ですぐに使えてとっても便利ですね。
しかし引越しの際は、タンスの中身をどうすればよいかは必ず業者に確認しておきましょう。

依頼する引越し業者やタンスの大きさによって、タンスの中身の取り扱い方が異なるからです。
そこでこの記事では、引越しのときに悩みがちなタンスの中身をどうすればよいかについて紹介。

衣類の処分方法についてもお伝えしていくので、参考にしてみてください。

\入居前の空室・入居中の在室も!家中丸ごとキレイ/

目次

引越しするときにタンスの中身はどうすべき?

タンス

引越しの際、タンスの中身の対処に困ったら、まずは依頼先の引越し業者に確認してみましょう。

タンスの形状、種類によってはそのまま中身が入ったままでも運んでもらえることがありますし、取り出して梱包する必要が出てくるからです。

そのまま運ぶことが難しいとされる理由に、タンスがゆがんだり破損したりするおそれがあることが挙げられます。
また、婚礼タンス(桐タンス)のように大型なタンスは重量があるので、中身が入っていると持ち運びが困難ということも考えられますね。

そのため、見積り時などに中身をどうするか相談しておけば、当日に梱包などであわてる必要がなくなりますよ。

そのままタンスを運んでもらう際に取り出しておくもの

引越し業者から、タンスの中身はそのままで大丈夫という返事をもらっても要注意。

とくに普段あまり使っていないタンスの中には、そのまま運搬すると紛失・破損などのおそれがあるのが入っているかもしれません。
必ず念のため、何が入っているか一通り確認していきましょう。

そしてこれからお伝えするものが入っていた場合は取り出して別途梱包、またはご自身で運搬することをおすすめします。

貴重品

通帳と印鑑

タンスの引き出しは、貴重品の保管場所として定番です。
印鑑や通帳・貴金属、重要な書類などを保管している場合は、あらかじめ取り出して引越し時に持ち歩くバッグなどに保管しておきましょう。

万が一、気づかずに入れっぱなしにした状態で運んで、紛失などが起こっても補償などはないことがほとんどです。

割れ物

手鏡

貴重品と同様に、ガラス製品などの割れ物を保管している場合も取り出しておく必要があります。
運搬中に、破損のおそれがあるからです。

割れ物は、重ねずにひとつずつ新聞紙でくるんで梱包してダンボールに入れていきます。
高級なもので破損の心配があるなら、ご自身で引越し先に運ぶことをおすすめします。

火器類

ライター

予備のライター(マッチ)など火器類もタンスから見つかったら取り出しておきましょう。
引越し業者は基本的に、約款により火器類の運搬は禁止というルールがあるからです。

万が一の火災事故にもつながりますので、使い切るか、ご自身で運搬するようにしましょう。

下着類

衣類の中でも下着類など、見られたくないものはできるだけ取り出しておくことが大切です。

残念ながら過去に引越しの際、下着の盗難事件が起こったことも……。
そのため、下着類はタンスの中に入れっぱなしにはしないで、ダンボールに梱包しましょう。

梱包するときも、はっきり下着と分かるような表記はしないで自分だけが分かるようにしておくと盗難リスクを減らせますよ。

効率よくタンスの衣類を梱包する方法

衣類の梱包

引越し業者からタンスに入れたまま荷物を運んでもらえなかった場合は、中身を梱包する必要が出てきます。
続いてはタンスの中身、おもに衣類の梱包方法についてお伝えしていきます。

衣類の梱包にはハンガーボックスが便利

ハンガーボックスは、ダンボール型の衣類用収納ボックスです。
ダンボールの上部にハンガーを引っかけられるパイプが取り付けられています。

そのため、ハンガーに服をかけたままでたたまずに梱包ができるんですよ。

ハンガーボックスは、購入以外に引越し業者からレンタルも可能です。
タンスごと運搬できないといわれたら、レンタルしておきましょう。

ハンガーボックスの大きさや衣類の種類にもよりますが、だいたい10着前後梱包可能です。

収納ケースに移す

透明の収納ケースは衣類やタオルなど、日用品の保管で重宝しますよね。
引越し業者によっては、収納ケースは中身をそのままで運んでもらえることがあります。念のため確認しておきましょう。

たたんである衣類は、そのまま収納ケースに移せば、引越し先でもすぐに使えて便利ですよ。
ただし、そのままの状態では、収納ケースのフタが運搬中に開いてしまうおそれがあります。粘着の残りにくい養生テープで固定させておくと安心ですよ。

また、キャスター付きのものは、運搬中に破損のおそれがあるため外しておくことをおすすめします。

もちやぷらす編集部

衣類に限らず梱包については、とにかく依頼先の引越し業者に相談することが重要です。
ハンガーボックスはいくつまで借りられるか、収納ケースのままでも運搬できるか、その際の注意点など。細かく確認しておけば失敗を減らせますよ。

不要な服を処分するのにおすすめな方法4つ

衣類の断捨離

タンスの中を覗いてみると、もう着ていない服がたくさん出てきませんでしたか?
ワンシーズンの間に1度も着なかった服は、今後も着る可能性は低いそうです。

そこで最後は、不要になった服を引越し前に処分する方法についてお伝えしていきます。
少しでも荷物を減らしておけば、引越し準備の手間が省けますよ。

リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップは、衣類はもちろんのことカバンやブランド品などの買い取りもおこなっています。
不用品を持ち込む手間はかかりますが、その日のうちに処分できるうえに買い取り料金ももらえてオトクですね。

しかし品物ごとに査定があるので、場合によって買い取り対応してもらえないこともあるのでご注意ください。

また、店舗持ち込み以外にインターネット上の買い取りショップに郵送するという方法もあります。
近所に衣類のリサイクルショップがない場合には、こちらを利用してみてはいかがでしょうか。

フリマアプリを活用する

フリマアプリ(フリーマーケット・アプリ)は、スマートフォンやパソコンからオンラインを介して個人で物品の売買ができるサービスです。
メルカリなどが有名ですね。

多くのフリマアプリは運営会社を介して売買するので、販売手数料がかかります。

使い方は、着なくなった服の写真を撮影して、必要な情報を入力して出品するだけでとってもお手軽です。

ただし、買い手がつかないと処分できないので引越し前の忙しい時期に始めると、郵送に手間がかかってしまうかもしれません。

引越しまでの日にちに余裕がある方は、フリマアプリを試してみるのもひとつの手ですよ。

寄付する

そのまま衣類を捨てるのはもったいないと思ったら、寄付のために郵送するという方法があります。
専用キット(ダンボール)を送ってもらえるところもありますので、送れるものを確認して梱包しましょう。

または、店舗によっては自社商品の寄付に対応していることもあります。
手数料や送料がかかることもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

処分する

引越しが間近で、買い取りや寄付が難しいならゴミとして処分するしかありません。
基本的に服は可燃ゴミ扱いとなります。

自治体によっては、大量の可燃ゴミを一気に出すのは禁止されていることがあるので、ご注意ください。

タンスの中身は、そのまま運べないことも考慮して、事前にチェックして処分するものと持っていくものを分けていくのがおすすめですよ。

ライター

もちやぷらす編集部のアバター もちやぷらす編集部 もちやぷらす編集部

家事の時短、分担、アウトソーシングをテーマにしたウェブメディアです。
お掃除のことを中心に、暮らしにまつわるアイデアをお届けします。
ハウトゥ記事から、専門家やメーカーへのインタビュー、商品・サービスの体験レビューまで。住み心地のいいお家づくりに役立つ情報を編集部が総力をあげて発信します。

目次