オキシクリーン®の成分|コストコのアメリカ製と日本製の違いと安全性

オキシクリーンの成分|コストコのアメリカ製と日本製の違いと安全性

オキシクリーン®を購入するときは、あらかじめどのような成分が入っているのか確認しておきましょう。

オキシクリーン®にはアメリカ製と日本製があり、それぞれ中に入っている成分が異なるんです。

この記事では、アメリカ製と日本製で異なるオキシクリーン®の成分の違いや安全性についてご紹介します。

これからオキシクリーン®を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

そもそもオキシクリーン®って何?

オキシクリーン®は、酸素系漂白剤のひとつです。

酸素系漂白剤は、酸素の力で衣類やキッチンなどの汚れをキレイに落とすことができます。

オキシクリーン®と酸素系漂白剤のくわしい違いについてはコチラをご覧ください。

オキシクリーン®を使って掃除をおこなうときは、基本的にお湯に溶かして使用します。

「オキシ漬け」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

効果は6時間ほどですので、お湯に溶かしたものは作り置きしておくことはできません。

オキシクリーン®にはアメリカ製と日本製がある

オキシクリーン®粉末日本版とアメリカ版の比較写真

オキシクリーン®には、アメリカ製と日本製の2種類が存在します。

日本製といっても、生産国は中国なので日本語版といったほうが正しいかもしれません。

コストコで購入できるオキシクリーン®はアメリカ製です。

この2種類は同じオキシクリーン®でも中に入っている成分は異なります。

これからオキシクリーン®の購入を考えている方は、それぞれの成分や効果を考えて選ぶといいでしょう。

オキシクリーン®に入っている成分をチェック!

オキシクリーンのイメージカット

オキシクリーン®の成分は以下のとおりです。

アメリカ製

  • 過炭酸ナトリウム(酸素系)
  • 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
  • 炭酸塩(アルカリ剤)
  • 再付着防止剤

日本製

  • 過炭酸ナトリウム(酸素系)
  • 炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)

炭酸塩と炭酸ナトリウムは同じ成分なので、アメリカ製と日本製の大きな違いは「界面活性剤」が入っているかどうかです。

界面活性剤は油を水に溶けやすくし、汚れを落とす効果があります。さらに、界面活性剤には泡立ちもよくする効果もあります。

それなら界面活性剤が入っているアメリカ製のほうがいいのでしょうか。

オキシクリーン®の主成分はどちらも過炭酸ナトリウムです。

過炭酸ナトリウムは、油の分解や漂白、除菌の効果があります。

そのため、界面活性剤がなくても十分汚れを落とすことはできます。

とはいえ、洗浄力が高いのはやはりアメリカ製ですので、とにかく洗浄効果の高いものがよいという方はアメリカ製のオキシクリーン®がオススメです。

一方、日本製は界面活性剤がない分、すすぎやすいのが特徴です。

また、アメリカ製には洗剤のような香りがありますが、日本製は無香ですので、香りが気になるという方は日本製を選ぶといいでしょう。

オキシクリー®ンの保管方法に要注意

大容量のオキシクリーン®を購入したら、別の容器に移し替えて保存するのもオススメです。

ただし、オキシクリーン®を保存するときは密閉容器に入れないように注意しましょう。

オキシクリーン®は常に酸素を放出しているので、密閉容器に入れてしまうと爆発して容器に亀裂が入ってしまうことがあるんです。

オキシクリーン®を保存しておくのにオススメの容器は、コチラでご紹介しています。

オキシクリーン®は子供やペットに害はある?

犬の写真

オキシクリーン®に含まれている成分自体は、人体に害はありません。

また、環境にやさしい成分を使用しているため、オキシクリーン®は安全性が高いといわれています。

そんなオキシクリーン®は、子供やペットにも害はないのでしょうか。

オキシクリーン®は使用する際に無害な物質に分解されるため、赤ちゃんの洋服にも使えるくらい安全性が高いといえます。

ただし、容量を間違えてしまうと、すすぎ残しによって害をもたらすおそれがあります。

心配という方は、もう一度水でよくすすいでおくのがオススメです。

オキシクリーン®には、ペットの臭いや汚れを除去する効果も期待できます。

ペット用のオキシクリーン®も販売されていますので、そちらを使ったほうが安全かもしれません。

ただし、ペットがオキシクリーン®を口にしてしまうと害があります。

届かないような場所で保管しておくようにしましょう。

まとめ

オキシクリーン®を使えば、衣類やキッチンなどの汚れをキレイに落とすことができます。

オキシクリーン®の成分はアメリカ製と日本製で異なるので、購入するときは間違えないようにしましょう。

オキシクリーン®を別の容器に移し替える場合は、密閉容器に入れないように注意してください。

オキシクリーン®から発生する酸素によって爆発してしまうおそれがあります。

オキシクリーン®は安全性が高いといわれていますが、使い方を間違えると害がおよぶこともあります。

正しい使い方で洗濯や掃除をおこなうようにしましょう。

※オキシクリーン®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。

ライター

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