窓ガラスの結露対策には、新聞紙を使ってみてはいかがでしょうか?
新聞紙を使った結露対策はとっても簡単♪
家に古新聞があれば、お金もかからないのでおすすめです。
新聞紙で結露対策をする、といえば、窓ガラスに新聞紙を貼るのでは? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
見栄えが悪くなりそうで気が進まない……そんな声も。
でも今回ご紹介するのは、窓ガラスに新聞紙を貼り付ける方法ではありません。窓際に「置くだけ」の方法なのです。
また、外から見て新聞で結露対策をしているとはわからないので安心してください。
このコラムでは、新聞紙を活用した結露対策術をわかりやすく解説します。
窓ガラスも窓枠もスッキリピカピカになるので、いちどやってみてくださいね。
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窓の結露対策は新聞紙が効果的な理由
窓の結露対策には、新聞紙がおすすめです。
しかし、それならばほかの紙でも代用できるのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ですが窓の結露対策には、新聞紙が圧倒的にすぐれているのです。
なぜなら新聞紙には、
- 湿気や水分を吸い取る力
- 汚れを吸い取る力
- 保温する力
- 臭いを吸収する力
があるからです。
新聞紙になぜそのような機能があるのかについては、以下で解説していきます。
新聞紙には吸湿性がある
新聞紙には空気中に含まれる水分や水滴を吸い取る力があります。
そしてその力は、ほかの紙よりもすぐれているのです。
新聞紙は古紙のリサイクルによって作られています。
そのため繊維が粗く、そのすきまに水分が入り込みやすいという特徴があるんです。
また新聞紙には高級な上質紙のような、表面へのコーティングが施してありません。
ですので水をはじくことなく、水分をダイレクトに吸収していくのです。
濡れた新聞紙は汚れも吸収する
新聞紙で窓掃除をした経験がある方は多いのではないでしょうか。
じつは新聞紙には、汚れを吸収するはたらきもあります。
上述したように、新聞紙は古紙のリサイクルでつくられているため、繊維が粗くてすきまがあります。
そのすきまへ、水分に含まれた汚れも一緒に入り込むのです。
結露の水滴には、多くのホコリや汚れも含まれています。
新聞紙には、それらの汚れを水分とともに吸い取ってくれるはたらきがあります。
また結露以外の窓ふきにも、新聞をそのまま利用できるといううれしいポイントもありますよ。
新聞紙には保温効果もある
新聞紙には、保温効果もあります。
新聞紙はキャンプや災害時などに、しきものとしても役立ちますよね。
新聞紙は前述したように繊維が粗いため、すきまが多く、そのすきまには多くの空気を含むこともできます。
そのため、断熱効果や保温効果が期待できるのです。
窓辺に新聞紙を置くと、その場所からの冷気をさえぎることができるので、寒さ対策にもなりますよ。
おまけに脱臭効果もある
新聞紙には脱臭効果もあります。生ごみを新聞紙に包んでからゴミ箱へ入れる、という裏ワザを使っている方もいらっしゃるかもしれません。
新聞紙は吸湿力にすぐれていますが、空気中の水分とともに、臭いの原因物質も吸収してくれるのです。
結露とは直接関係ないように思われるかもしれませんが、部屋にこもった臭いの原因物質を吸収する効果も期待できますよ。
新聞紙は吸水性にすぐれた紙です。
そのため古くなった新聞は、すでに湿気や汚れを吸い込んでしまっていることがあるんです。
新聞紙は、なるべく日付けが新しく、シャキッと乾いているものを使うのがおすすめですよ。
新聞紙で窓の結露対策をする方法
それでは、実際に新聞紙を使って窓の結露対策をしていきましょう。
準備するものは新聞紙だけ! 窓ガラス1枚につき、新聞紙3枚くらいあれば大丈夫です。
新聞紙を使った結露対策の手順
- 新聞紙を細長く折りたたむ
- それを部屋側の窓ガラスレールに挟む
- 新聞紙に水滴がたまったら、それを使って窓やサッシ枠などの水気を拭きとる
- その新聞紙で窓ガラスの汚れもふき取る
- 窓を開けて換気をする
これで、窓まわりがスッキリさっぱりしますよ。
結露が気になるのは朝!
夜寝る前に新聞紙をセットし、朝起きたらすぐに結露をふき取って、ついでに窓掃除もしておくのがおすすめです。
新聞紙でガラス窓をキレイに拭くコツ
じつは新聞紙で窓拭きをするにも、効率よくキレイにするためのコツがあるんですよ。
コツを抑えた窓拭きの手順は以下のとおりです。
新聞紙で窓ガラスを拭く手順
- 新聞紙はくしゃくしゃに丸める
- 新聞紙が濡れている場合はギュッと絞る
- 上から下へジグザグに拭いていく
- そのあと小さな円を描くように拭いていく
結露対策のついでにできる窓ふきは、とっても簡単でおすすめです。
こまめに掃除をしておけば、カビ対策にもなり、窓の大掃除も省略できるでしょう。
新聞紙で結露対策をする唯一のデメリット
新聞紙は、結露対策にとってもおすすめのアイテムです。
結露対策のついでに、窓ガラスの掃除や防寒対策までかなうというメリットがあります。
ですが、新聞紙にはデメリットもあります。
それは、新聞紙を買い捨てにしなければならないということ。
新聞紙は一度使ったら水気や汚れをしっかり吸収しているので、捨てるしかありません。
結露が長期間続く場合には新聞紙を毎回とりかえなければいけないので、その作業を負担に感じることもあるでしょう。
その場合には、ほかのグッズを併用していけば、結露対策がラクになりますよ。
こちらの記事を参考に、できそうな対策を取り入れてみてください。
まとめ
窓の結露対策に新聞紙を使うのはとてもコスパがよく、手軽でメリットも多いのでおすすめです。
家に新聞があれば、やってみる価値はありますよ♪
窓枠に置いて結露を吸い取った新聞紙はそのあと、窓ガラス拭きにも利用しましょう。
濡れた新聞紙は、汚れをよく吸い取ってくれますよ。
新聞紙での対策が物足りない、取り換えるのが面倒、といった場合にはほかの結露対策も取り入れてみてください!
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