大掃除の洗剤で選ぶならコレ!場所別に便利・おすすめ・人気商品12選

大掃除の洗剤で選ぶならコレ!場所別に便利・おすすめ・人気商品12選/ハウスクリーニング

「年末に向けて大掃除をいざ始めようと思っても、どの洗剤を使えばいいか分からない……」

スーパーやドラッグストアに行っても、どれが最適か分からずに迷ってしまいますよね。

洗剤は、場所や汚れに合わせて選ぶのがコツですよ。
汚れにはそれぞれ性質があります。

汚れと反対の性質の洗剤を使えば落としやすくなります。
さらに、掃除する場所ごとに最適な洗剤を選びましょう。

そこでこの記事では、汚れの性質や場所ごとにおすすめな洗剤を紹介します。

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目次

洗剤は汚れの種類ごとに選ぼう

洗剤

汚れにはそれぞれ、性質があります。
どんな汚れがどんな性質をもっているか知ることで効率的に掃除できるんですよ。

汚れの性質は「酸性」と「アルカリ性」に分かれています。
酸性とアルカリ性は反対の性質をもつので、混ざることで中和するのです。
そのため酸性汚れならアルカリ性、アルカリ性の汚れなら酸性の洗剤を使って汚れを落としましょう。おもなアルカリ性汚れ

  • 水垢
  • 尿石
  • 石鹸カス

おもな酸性汚れ

  • 皮脂、アカ
  • 血液

アルカリ性汚れは水回りに多いですね。
いっぽう酸性汚れは、人の身体から出る汚れやキッチンで料理中に出る汚れが多いです。

おもな汚れの性質が分かったところで、続いては場所ごとにおすすめな洗剤についてご紹介していきます。

キッチン掃除におすすめな洗剤

キッチン

キッチンは、料理をしているときに使う油汚れが大半です。
さらに、食べ物を焦がして五徳や鍋の底に焦げ付きがつくこともありますね。

キッチンの汚れは、アルカリ性の性質をもつ洗剤で掃除すると汚れが落としやすくなりますよ。
さらに焦げ付き対策にクレンザー(研磨効果)があると便利。

もちやぷらす編集部

キッチン周りを中心に、さまざまな場所で使える洗剤ですよ。
オレンジオイル配合。油汚れが気になるところに噴射して拭き取るだけです。

もちやぷらす編集部

化学合成成分が含まれていない、自然にやさしいクレンザーです。
クリームの状で塗りやすく、液だれの心配がないところが使いやすくて便利。
シンクを磨いたりや食器を洗ったりするのにも使えますよ。

編集部ボイス

アルカリ性の洗剤は、肌が弱い方が素手で触れると手が荒れることがあります。

掃除をするときにはゴム手袋をはめておこないましょう。

換気扇掃除におすすめな洗剤

換気扇

キッチンのなかでも、とくに汚れやすいのが換気扇です。
換気扇は油とホコリが混ざった汚れが付着するので、こびりついて落としにくく厄介な部分。

自力で掃除するなら漂白成分の高い、オキシクリーンでつけ置き洗いがおすすめですよ。

オキシクリーンは酸素系の漂白剤です。
もともとアメリカ製の洗剤で、コストコやインターネット通販サイトなどでも購入できます。

日本では中国産(日本語版)も販売されていて、ドラッグストアなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

アメリカ版は青い粒の界面活性剤が入っているので泡立ちがとてもよく、匂いがついています。

いっぽう中国版は、界面活性剤が入っていないので泡立ちません。
泡立ちすぎると洗い流すのが大変なこともあるので、お好みで選んでみてはいかがでしょう。

オキシクリーンを使った換気扇のつけ置き洗いの方法は、下記の記事をご参照ください。

お風呂(浴室)におすすめな洗剤

浴室

お風呂(浴室)は、身体を洗い流したとき出る皮脂やアカ、水アカにカビなどさまざまな汚れが混ざる場所。
こまめに掃除していないと、なかなか汚れが落ちなくて苦労してしまいます。

でも大掃除なら、普段以上にキレイにして新年を迎えたいところ……。
そんなお風呂掃除におすすめな洗剤は、カビ取り洗剤やバスタブの汚れに効果的な洗剤です。

もちやぷらす編集部

バスタブはこすり洗いが基本。
でもこの洗剤は、こすり洗いが不要でシャワーで流すだけ。
しつこい汚れは軽くこすって落としましょう。すこしでも時短を目指したい方におすすめです。

もちやぷらす編集部

カビ菌は根元まで除菌できなければ再び発生してしまいます。
カビキラーは、カビの根まで浸透するので効果が高いんですよ。
泡なので液だれしづらいのもうれしいポイント。
浴室ドアのゴムパッキンのカビ汚れを落とすのにも便利です。

もちやぷらす編集部

しっかりカビを落としても、しばらくするとまた生えてくる……。
そんなカビ発生のループを抑えたいならこちらの商品がおすすめです。
浴室にセットしてドアをしめ、しばらくの間放置するだけで防カビコーティングできます。
大掃除のあとに、試してみてはいかがでしょうか。

編集部ボイス

カビ取りにとっても優秀な塩素系洗剤。ニオイが少し気になりますが、愛用している方も多いことでしょう。
しかし塩素系洗剤は、サンポールやクエン酸といった塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生してしまいます。
絶対に混ぜたり、同時に使ったりしないようにしてくださいね。

洗面台・トイレ掃除におすすめな洗剤

トイレ

洗面台やトイレは、水アカ汚れが中心です。
水アカはアルカリ性汚れなので、酸性洗剤で掃除しましょう。
ただし、先ほどもお伝えしましたとおり、カビ取り洗剤やパイプクリーナーなどの塩素系洗剤とは混ぜないようにご注意ください。

また、トイレはニオイも気になる場所です。
トイレ用洗剤には、消臭効果も兼ねている商品が販売されているのでチェックしてみてくださいね。

もちやぷらす編集部

弱酸性の洗剤をお探しならこちら。
洗面台はもちろん、シンクの水アカ汚れにもおすすめです。

もちやぷらす編集部

便器のフチについたしつこい尿石汚れは、酸性洗剤でラクに落としちゃいましょう。
尿石汚れが気になる場所にトイレットペーパーをかぶせて、上からサンポールをかける「湿布法」が便利!

ちなみに水アカは、水滴が乾燥してカルキなどの成分が固まって結晶化することで発生します。
お風呂や洗面台は、できるだけ水滴を残さないのがキレイに保つコツですよ。

さらに撥水効果のあるコーティング剤を使えば、水気が残りにくくなります。

もちやぷらす編集部

水アカや汚れを弾き、さらに防カビ剤も配合されています。
水回りの掃除が終わったあとに、トイレやシンクなどにスプレーするだけでお手軽に使えますよ。

フローリング掃除におすすめな洗剤

フローリング

フローリングの汚れは、ハウスダストや皮脂、油汚れなどがおもな原因。
ハウスダストは、ペーパーモップや掃除機などで取り除けます。

皮脂や油汚れには、油分に効果的なアルカリ洗剤を使う方もいるかもしれません。
しかし、アルカリ性洗剤は使用せず、軽く水拭きをする程度にとどめておくのがおすすめです。

アルカリ洗剤を使うと、フローリングの表面に塗られているワックスや保護剤が剥がれてしまうおそれがあるからです。
ただし、水拭きだけでは黒ずみなどしつこい汚れは落とせないことが……。

その場合は、中性洗剤を使うのがおすすめ。
中性は、アルカリ性と酸性の間に位置するので幅広い汚れに対応しているんですよ。

もちやぷらす編集部

フローリング掃除向けの中性洗剤です。
汚れを落とすだけではなく、ツヤ出し効果も得られます。
ただし、無垢材のフローリングには使えませんのでご注意ください。

もちやぷらす編集部

フローリングの汚れがなかなか落ちなかったら、剥がれかけたワックス自体に汚れが付着しているのかもしれません。
そこで役に立つのが、ワックスシートです。
シートモップに装着して塗るだけなので、お掃除感覚でワックスがけできちゃいますよ。
ただしワックスは、上から塗り重ねるよりも一度剥がしてから塗り直したほうがキレイに仕上がります。
大掃除で掃除と一緒に塗り直しも検討しているなら、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸は「エコ洗剤」

エコ洗剤

今回ご紹介した洗剤は、洗浄力が強く汚れを落とすことに優れています。
その代わり、さまざまな成分が含まれているんです。

「子供がまだ小さくて舐めないか心配……」

「ペットを飼っているので、刺激の強いニオイがする洗剤は避けたい……」

といったお悩みをもつ方も少なくありません。
そんな方におすすめなのが、ナチュラルクリーニングという自然にやさしい洗剤を使った掃除方法です。

ナチュラルクリーニングには、重曹をはじめとしたエコ洗剤と呼ばれている洗剤が使われているんですよ。

  • 重曹、セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性
  • クエン酸は酸性

汚れの特性と照らし合わせると重曹は皮脂や油など酸性汚れ、クエン酸は水アカ、石鹸アカなどのアルカリ性汚れに使うのが最適です。

よりくわしい使い方については、下記の記事にてご紹介しています。

年末の大掃除は大変……そんなときはプロに頼るのも手!

ハウスクリーニング業者

毎年、年末には大掃除をしようと考えていても、いざ始めようとすると思ったより時間がかかって中途半端に終わってしまったことはありませんか?

日頃からこまめな掃除を心がけておくことができれば一番ですが、生活様式がさまざまな昨今は年末に大掃除している時間がないという方もいらっしゃることでしょう。

とくに手間や時間のかかる換気扇や浴室全般の掃除など、一か所だけでもプロに依頼すると負担が減らせますよ。
プロのハウスクリーニング業者なら、場所(スポット)ごとに掃除を依頼できます。

作業中は、立ち合いが不要な場合もありますのでスキマ時間に出かけたりほかの場所を掃除したりもできますね。

ただし、年末は混み合っていることが多いので、年始の1月~2月ごろの依頼がおすすめです。
一度検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

この記事では、大掃除の洗剤選びにお悩みの方へ、便利・人気商品をお伝えしてきました。
洗剤は、汚れの性質ごとに使い分けることでより効果を発揮します。

  • アルカリ性の汚れ(水アカ・石鹸カス)には、酸性洗剤
  • 酸性汚れ(皮脂・油・血液)には、アルカリ性洗剤

これだけ知っておくだけでも、掃除がスムーズに進みますよ。
どうしてもすべての場所を掃除するのは大変だと思ったら、プロに相談するのもひとつの手ですね。

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ライター

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