エアコンから水しぶき💦水滴が飛んでくるのは「汚れ」が原因かも❗

エアコン 水しぶき アイキャッチ

エアコンの運転中、内部では取り込んだ空気を熱交換するときに結露が発生します。
特に、空気中の湿度が高い場合や冷房時は結露が発生しやすくなりますが、正常であれば水滴が外に出てくることはありません。
もし床がベタベタになるほど水しぶきが飛んでくる場合は、汚れが原因になっているかもしれません。

この記事では、エアコンから水が飛ぶ原因になる汚れや対策方法を解説します。
快適にエアコンを使うためにも、ぜひ参考にしてください。

エアコンの部品はそれぞれ重要な役割を果たしている

エアコンの仕組み

エアコンから水しぶきが出る原因を知る前に、それぞれの部品の役割を簡単に解説しておきましょう。

フィルター

フィルターは、空気が取り込まれる一番初めの部分です。
エアコンの内部にキレイな空気を送るため、取り込んだ空気に含まれるチリやほこりなどをキャッチします。

熱交換器(フィン)

フィルターの奥にある薄い金属の板が集まってできた部品が、熱交換器(フィン)です。
取り込んだ空気を温めたり冷やしたりする重要な役割を果たしています。

送風ファン

ファンは、回転することで熱交換器によって温めたり冷やされたりした空気を外に出します。
円柱状の形をした部品で、機種によっては吹き出し口から一部が見えることがあります。

ドレンパン

熱交換器の下部分にある部品で、結露した水滴を受け止めているのがドレンパンです。
基本的にドレンパンは外から見えない構造になっています。

ドレンホース

ドレンホースは、ドレンパンで受け止めた結露の水分を外に排出するためのホースです。
熱交換した空気を循環させるための冷媒配管と一緒に束ねられて壁面に取り付けられているのが一般的です。

水しぶきの原因はおもにフィルターや熱交換器にたまったほこり!

エアコンのフィルター

エアコンから水が飛んでくる原因のひとつに、ルーバー(風向板)に冷気が当たり続けて結露した水滴があります。
この場合は、風向きを変えて冷気を当たらないようにすれば解消できます。

しかし、エアコンの運転中、常に吹き出し口から水しぶきが出てくる場合は、内部で不具合が起きているかもしれません。
そのおもな原因は、フィルターや熱交換器にたまったほこりなどの汚れが考えられます。

フィルターや熱交換器が原因となる理由

室内機のフィルターは、使い続けていくと空気と一緒に取り込んだチリやほこりで目詰まりしやすくなります。
フィルターに汚れがたまると内部の空気の流れも悪くなり、熱交換器や吹き出し口付近だけが冷やされて過剰に結露が発生しやすくなるんです。

また、フィルターで取り切れなかったチリやほこりは、熱交換器にも付着していきます。
熱交換器の金属部分の間にたまったほこりが結露した水をはじくようになり、水しぶきが外に吹き出しやすくなるわけです。

室内機の底面や壁面の水漏れは排水に原因があるかも

エアコンの室内機から水が出るのは、吹き出し口からだけとは限りません。
場合によっては、室内機の底面やエアコンが設置されている壁面付近から水漏れすることもあるんです。

例えば、エアコン内部で結露が発生しても、多少のほこりであれば結露した水と一緒にドレンパンとドレンホースを通って排出されます。
しかし、ドレンパンに、ほこりが付いたりカビが生えたりすると、結露した水分がドロドロになり排水されにくくなります。
その結果、ドレンパンにたまった水分があふれてしまい、エアコンの底面や壁面などから水漏れすることがあるんです。

また、ドレンホースの先から異物や害虫などが入り込んで詰まりが発生している場合も、ドレンパンにたまった水分があふれる原因になります。
他にも、まれではありますが室内機が傾いて設置してあると水漏れを起こすといったケースもあるようです。

エアコンからの水しぶきをなくすには定期的な掃除が大切

フィルターの取り外し

エアコンから水が飛ぶのを防ぐには、定期的に掃除をすることが一番です。
掃除をしないままエアコンを使い続けると、無駄な電気代がかかるだけでなく故障の原因にもなります。

フィルターは2週間~1カ月に1度は掃除するべき

エアコンの使用頻度にもよりますが、フィルターは2週間~1カ月に1度掃除するのがおすすめで、メーカーでも推奨されています。
フィルターなどのほこりを放置しておくと、エアコン内部でカビが繁殖しやすくなります。

運転するたびに異臭がするほか、カビの胞子を部屋にまき散らすことになりかねません。
カビはアレルギーを引き起こすこともあるので、こまめに掃除しましょう。
フィルターの掃除は、身近な洗剤でも簡単にキレイにできます。
くわしい掃除方法は、以下のページもあわせてご覧ください。

ドレンホースの劣化や詰まりもチェックしておこう

ドレンホースは、屋外に設置されているため、風雨にさらされやすく直射日光を浴び続けるとひび割れなどを起こすこともあるんです。
このため、ドレンホースがひび割れしていたり劣化していたりする場合は、できるだけ早めに対処することが大切です。
自分で掃除や交換するくわしい方法については、以下のページを参考にしてください。

エアコン内部の掃除はDIYが難しい

エアコンと工具

エアコン掃除は、自分でできることに限りがあります。
フィルターぐらいなら取り外して洗えますが、エアコン内部のドレンパンまでは自分で掃除できません。
たとえ自分で掃除ができる範囲であっても、正しい方法で作業をしないと危険がともなうこともあるんです。

熱交換器の掃除は発火の危険もある!

熱交換器は、指で軽く押しただけでも簡単に曲がってしまうほど非常にデリケートな素材なので、作業する際は注意が必要です。
また、壁面や床をしっかり養生しておかないと汚水で汚れてしまうので、作業前に万全な準備もしなくてはいけません。

熱交換器の掃除には、市販されている専用の洗浄スプレーを使うのもいいでしょう。
ただし、使い方を間違えると故障につながるおそれがあります。
特に、室内機の電子基板に洗剤がかかってしまうと、故障や発火につながる可能性もあるので大変危険です。

他にも、洗浄スプレーを使ったあとに薬剤をしっかり洗い流しておかないと、カビの発生や残った薬剤の被膜が水を飛ばす原因にもなるんです。

エアコンの分解は絶対にしないこと!

エアコンの内部まで掃除をしたいからといって、専門的な知識や技術がないのに分解すると元に戻せなくなるおそれがあるので避けましょう。
エアコンをキレイにしたかっただけなのに、故障させてしまえば高い修理費用を払うことになってしまいます。
場合によっては、買い替えが必要になるかもしれません。

エアコン掃除はプロに任せたほうが安全で安心

業者によるエアコンクリーニング

エアコンの内部までキレイに掃除したいのであれば、エアコンクリーニングのプロに任せるのがおすすめです。

自分で掃除すると、室内機だけであっという間に時間が過ぎてしまうものです。
しかし、プロに依頼すれば、強力な洗剤と専用の器具を使って効率よく作業をしてくれます。
依頼先によっては、室内機内部の汚れだけでなく室外機やドレンホースなども掃除してくれるでしょう。(※オプションメニューの場合あり)

もし使っているエアコンから水しぶきが飛んできたり、フィルターの掃除をしても効きが悪かったりするなら、一度点検を依頼してみてはいかがでしょうか。

エアコンは、定期的にフィルター掃除をするだけでも長持ちします。
不具合がないから大丈夫!と放置せず、清潔な状態を保つためにも定期的に掃除するように心がけてくださいね。