換気扇クリーニングの主な流れ

換気扇クリーニングの予約をして日時が決まったら、当日までに周辺の荷物を片づけておきましょう。作業がスムーズに進みますよ。

プロはクリーニングをはじめる前に、まず換気扇の動作チェックをおこないます。動作に問題がなければ、次はキッチン周りを養生して、周辺が汚れないようにします。

養生が終わったら、換気扇のカバーやフィルター、ファンなどを取り外します。部品は、専用の洗浄液でつけ置きしておきます。洗浄は、お風呂場を借りて作業することが多いので、依頼時に確認しておくとよいでしょう。

部品をつけ置きしている間に、換気扇本体内部の掃除に取り掛かります。
手が届きにくい狭い部分も、スミズミまで掃除してもらえますよ。

換気扇本体の掃除が終わったら、つけ置きしていた部品を洗浄し、取り付けていきます。
最後に換気扇全体をから拭きして、水気を取り除けば掃除は完了です。

最後に、依頼人の方と動作チェックを一通りおこなうまでが一連の流れとなります。

換気扇クリーニングの所要時間

換気扇クリーニングにかかる時間は、作業者の人数にもよって異なりますが、約1時間半～2時間はみておきましょう。また、もちろん汚れの度合いによっても変わってきます。

日ごろからお手入れしておらず、はじめて換気扇クリーニングを依頼するなら汚れが溜まっているかもしれません。そういった場合は、3時間以上かかることもあるそうです。

油やホコリを吸い込むので、こまめに換気扇を掃除しないとベトベトした汚れがびっしり……。汚れをそのままにしていると、換気効率が悪くなるだけでなく、故障の元にもなってしまいます。

しかし、掃除をしようと思ってもフィルターやファンなどパーツが細かく分かれていて分解するだけでも大変ですよね。また、換気扇は高い位置にあるので、個人ではきちんと掃除するのが難しいです。

そんな悩みを解決してくれるのが、換気扇クリーニングです。

換気扇クリーニングでは、種類を確認したうえで分解から洗浄、組み立てまで、プロにおこなってもらえます。換気扇掃除に困ったら、プロに依頼するのがオススメですよ。

メリット2時間に余裕がうまれる！

忙しくて掃除をしている余裕がない方にも、プロへの依頼はオススメできます。
作業開始と終わりには立ち合いが必要なことがほとんどですが、作業中は留守にしても問題ない業者もあります。その間に、買い物をすませたり、お子さんのお迎えに行ったりできますね。

「強力な洗剤を使われるのは心配……」と思ってしまう方もいますよね。業者によっては、「エコ洗剤」とよばれる自然や人体にやさしい洗剤を使っているところもあります。

小さなお子さんがいる、アレルギーが気になるという方は、依頼する際にエコ洗剤を使用しているかどうか確認してみるといいですよ。

時間が取れない方、大掃除の手間を省きたい方などは業者に依頼して、換気扇をスッキリキレイにしてみてはいかがでしょうか。

ホームページに料金が掲載されているか

インターネットで業者を探す場合、クリーニング料金がホームページに掲載されていることがほとんどです。また、業者の情報や連絡先など詳細がはっきりわかるところだと安心できますね。

反対に料金の掲載がないと、いったいいくらかかるかわからないため、想定以上の請求を受けるかもしれません。そのため、業者の情報・料金・作業内容がしっかりわかるところを選びましょう。

対応地域を確認する

ホームページには、業者が対応している地域が掲載されています。あまりにも遠方だと、出張費が高くついてしまうかもしれません。できるだけお近くの業者を選ぶとよいでしょう。

また業者は車を使用することがほとんどですので、駐車料金が別途かかることがあります。

実績の有無

料金が安く、近場の業者が見つかっても経験が少ないと、きちんとキレイにしてもらえるか不安ですよね。

業者によってはクリーニング作業の実績や事例を、ホームページに掲載しています。写真や動画で紹介していることもあるので、ぜひチェックしてみましょう。実際にどのように対応してもらえるか、イメージしやすく、安心できるのではないでしょうか。

損害賠償保険の加入有無

損害賠償保険とは、万が一、依頼者宅で換気扇を破損や故障、キッチン周辺を傷つけてしまった場合に補償してもらえる保険です。ホームページに加入の有無を記載していることが多いですが、気になる方は依頼の際に確認しておくとよいでしょう。

料金の相場は、換気扇の種類によって異なります。シロッコファンの場合は約12,000円～2万円。プロペラファンの場合は約9,000円～12,000円が相場です。

上記の料金のほかに、出張費や駐車料金、依頼すればオプション料金などがかかってくる場合があるので注意が必要です。オプション内容は「エコ洗剤の指定」や「防カビコート」など業者によって違いがありますので、依頼する際に問い合わせておきましょう。

費用が気になる方は、2～3社ほどに見積りをとるのがおすすめです。相見積りをすれば、費用や作業内容を比較できます。

依頼時の対応方法と合わせて、より安心できる業者を選びましょう。