ワイドマジックリン®粉末の代用品2つ!加湿器や洗濯槽掃除でも使おう

ワイドマジックリン粉末の代用品2つ!加湿器や洗濯槽掃除でも使おう

こんにちは。

洗剤を断捨離するために日々成分表示をチェックしています、わたナギ子です。

長年マルチに活躍してきた花王のワイドマジックリン®(粉末)が生産停止との情報があります。

  • 加湿器のフィルター掃除
  • 洗濯槽掃除
  • 魚焼きグリルの掃除

こういったさまざまな掃除に使える万能な洗剤だったので、手に入らなくなると不便ですよね。

でも心配いりません。

ワイドマジックリン®(粉末)と同様の効果が期待できる商品はあるんです!

ここではオススメの代用品2つをご紹介しますので参考にしてくださいね。

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目次

そもそもワイドマジックリン®(粉末)とは

どの洗剤を選ぶか迷う人のイラスト

ワイドマジックリン®とは花王株式会社が製造・販売する、台所を掃除するための洗剤でした。
ワイドマジックリン®は粉末タイプの洗剤であり、本体のほかに詰め替え用の商品も展開されていたんです。

ワイドマジックリン®は酸素系漂白剤のひとつとして親しまれていました。
キッチンの油汚れから排水口のニオイ除去、洗濯槽のカビ汚れまでさまざまな汚れやニオイ除去に役立つなど、用途の広い洗剤だったのです。

また加湿フィルターをつけおき洗いするための洗剤として、ワイドマジックリン®(粉末)を推奨している加湿器メーカーもありました

フィルターについたカビなどの雑菌を除去できるので、加湿器から出るイヤなニオイを消せる、オールマイティな商品だったということですね。

生産停止&販売終了はいつ?

花王株式会社の公式サイトによると、ワイドマジックリン®は2021年2月28日をもって製造終了とのこと。
店頭にある在庫がなくなり次第、販売も終了するとのことです。

すでに生産されていませんので、どうしても手に入れておきたいという方は、店頭を探すか、オンラインショップなどで取り扱っているところを探すほかありません。

ですがワイドマジックリン®と同様の効果が期待できる洗剤は市販されていますので、買いやすいもの、使いやすいものに切り替えていきましょう。

代用品1:キュキュット®つけおき粉末(花王)

ワイドマジックリン®(粉末)の生産を終了するにあたり、メーカーである花王は代用品として「キュキュット®つけおき粉末」を推奨しています。

キュキュット®つけおき粉末は、カレーを作った後の鍋や、焼きそばを作った後のフライパンをつけおき洗いするのに重宝する洗剤として販売中の台所用洗剤です。

キュキュットつけおき粉末とワイドマジックリン®の成分のちがいはどうなっているのでしょうか?比較してみましょう。

 ワイドマジックリン®粉末キュキュット®つけおき粉末
成分界面活性剤(13%、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム)
発泡剤(過炭酸ナトリウム)
アルカリ剤(炭酸塩)
防錆剤
安定化剤
界面活性剤(13%、アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム)
発泡剤(過炭酸ナトリウム)
アルカリ剤(炭酸塩)
防錆剤
安定化剤

まったく同じですね(笑)安心して代用できそうです。

ただし商品説明や注意事項にはちがいがあります。
注意事項としては、キュキュット®つけおき粉末のほうに、アルミ製品のつけおき時間に関する注意事項が赤字で付け加えられています。

またワイドマジックリン®の使い方説明には洗濯槽掃除にも活用できるとの説明がありました。
しかしキュキュット®つけおき粉末のほうには洗濯槽掃除に関する説明が記載されていません。

洗濯槽掃除をするときにはワイドマジックリン®の代用として「洗たく槽ハイター®(花王)」を使うことが推奨されています
洗たく槽ハイター®はワイドマジックリン®(粉末)と同じように粉末の酸素系漂白剤で、洗濯槽掃除用に作られているものです。

ワイドマジックリン®(粉末)とキュキュット®つけおき(粉末)の商品説明や注意事項のちがいは消費者のニーズやお客様の声に合わせて改良されてきたものだと考えられます。
新しい洗剤で代用するときには、商品パッケージにある説明をよく確認して、事故やトラブルのないように使っていきましょう。

代用品2:オキシクリーン®(グラフィコ)

オキシクリーンのイメージ画像

オキシクリーン®とは、アメリカをはじめとして世界中で愛用する人が増えている酸素系洗剤です。
塩素系でもないのに衣類や食器を漂白できるうえに、色柄物にも使えるというメリットがあります。

そのため掃除も洗濯もオキシクリーン®ひとつでOK!というくらい使いこなす主婦も増えているんです。
ただしオキシクリーン®は大きく分けて2種類あります。

  • アメリカ版
  • 日本版

の2つです。どちらも国内のドラッグストアやスーパー、ホームセンターなどで購入できます。
もちろんAmazonなどのオンラインショップでも購入可能です。

それぞれの成分をワイドマジックリン®と比較してみましょう。

 ワイドマジックリン®粉末オキシクリーン®
アメリカ版
オキシクリーン®
日本版
成分界面活性剤
過炭酸ナトリウム
アルカリ剤
防錆剤
安定化剤
界面活性剤
過炭酸ナトリウム
アルカリ剤
再付着防止剤
香料
過炭酸ナトリウム
アルカリ剤
見た目白い粉白い粉&青い粒白い粉
香りさわやかな微香さわやかな微香無香料
原産国日本アメリカ中国

比較してみると、ワイドマジックリン®粉末に似ている洗剤はオキシクリーン®のアメリカ版のようですね。
アメリカ版のオキシクリーン®は界面活性剤入りですのでしっかり泡立ち、汚れを落とすパワーが強いと感じるかもしれません。

オキシクリーン®日本版は、界面活性剤なし&無香料という点が人気の商品です。

日本版のオキシクリーン®には界面活性剤が入っていないのですすぎが簡単に済むというメリットがあります。
泡立たないので汚れが落ちにくいのではないかと心配になることがあるかもしれません。
しかし汚れを浮かせて落とす効果はアメリカ版とほぼ同じです。

オキシクリーン®と同じような成分の入った酸素系漂白剤はほかにもいくつかあります。
コスパや使いやすさを比べて選んでくださいね。

ワイドマジックリン®の代用品もOK!おススメの使い道

バケツと雑巾のイメージカット

酸素系漂白剤はマルチに活用できるというメリットがあります。
できるだけ使いこなして洗剤の断捨離をすすめてはいかがでしょうか。

酸素系漂白剤には、次のような使い道があります。

  • 加湿器フィルターのつけおき
  • 洗濯槽の掃除
  • キッチンシンクの掃除
  • 衣類の漂白&除菌
  • お風呂掃除
  • 換気扇掃除
  • 靴洗い
  • 排水口掃除

酸素系漂白剤は、油汚れからカビ菌までさまざまな汚れを落とせます。
そのため洗濯や掃除に広く使えるんですよ。

酸素系漂白剤の効果的な使い方と注意点

酸素系漂白剤をうまく使いこなすには、重要なポイントがあります。
それはお湯を使うことです。

酸素系漂白剤は水に溶けにくいのですが、お湯を使えば溶けやすくなります
水を使うと粉が残ってしまったり汚れ落としの効果を発揮できなかったりすることが多いんです。

ですが熱湯に溶かすと短時間で発砲してしまうので、汚れ落としの効果も半減してしまいます。
40~50℃くらいのお湯を使うことで、洗剤がよく溶けて汚れ落とし効果も持続させられるんですよ。

加湿器やエアコンのフィルターをつけおき洗いするときにも、40~50℃くらいのお湯を使うのがおススメですよ。

また酸素系漂白剤が肌に触れたり口に入ったりしないように気をつけましょう。
素手で触ると肌荒れしてしまいますし、作業中に粉末を吸い込むとむせることもあります。

洗濯や掃除に酸素系漂白剤を使用するときには、手袋やマスクを着用しておくと安全に作業できますね。

酸素系漂白剤の中でも人気のあるオキシクリーン®を使った洗濯槽掃除の方法はこちらの記事でくわしく紹介しています。

※マジックリン®は花王株式会社の登録商標です。

※ワイドハイター®は花王株式会社の登録商標です。

※オキシクリーン®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。

ライター

わたナギ子のアバター わたナギ子 ライター

主婦歴20年の元転勤族。度重なる引っ越しでの苦労から、「身軽に生きるのがベスト!」という結論に至る。以来、汚れもモノもため込まない暮らしへシフト。
趣味はポイントやマイルをコツコツ貯め、格安で沖縄へ行くこと。お気に入りの離島は阿嘉島。真夏以外の趣味はキャンプ・サイクリングなどアウトドアが中心。
コロナ渦で地方へ移住し、賃貸経営を開始。プチDIYやリフォームを研究中。

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