洗濯機(洗濯槽)を掃除するときには、使うべき洗剤についてよく確認しておきましょう。
洗濯槽ウラの見えない汚れまできちんと落としてくれる洗剤を選び、適切に使用する必要があるからです。
今回は、洗濯槽掃除でよく使われる洗剤の特徴やそれぞれのちがいについて解説します。
エコ洗剤の効果についても触れていますので洗濯槽掃除の参考にしてみてください♪
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洗濯機(洗濯槽)の掃除は必須!
洗濯槽は見えないところに汚れが蓄積しています。
洗濯槽は、湿気がたまりやすく、カビの繁殖に最適な環境だからです。
一見キレイそうに見えても、ウラ側などに見えないカビやほこりがびっしりと……。
洗濯槽の清潔さを保つためには、1~2カ月にいちど掃除をするのが理想的です。
洗濯機掃除の洗剤|塩素系と酸素系のちがい
市販の洗濯機掃除の洗剤には、さまざまな商品がありますね。
どれを選ぶべきか迷うことも多いですが、大まかに分けると次の2種類になります。
- 塩素系漂白剤
- 酸素系漂白剤
洗濯機用の洗剤を選ぶ前に、まずはこの2つのちがいをチェックしておきましょう。
除菌力と即効性がメリット!塩素系漂白剤
塩素系漂白剤には、強い除菌力があります。
見えない隙間に潜むカビ菌も短時間で撃退!
洗濯槽掃除方法は簡単&短時間で済むというメリットがあります。
でも、取り扱いには十分注意しなければいけません。
商品のパッケージに「混ぜるな危険」と提示されていることが多いですね。
洗濯機掃除で塩素系漂白剤を使うときのくわしい方法や注意は、こちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。
頑固汚れをごっそりはがせる!酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は、除菌力に関して、塩素系漂白剤に劣ります。
ですが、固着してこびりついた汚れを浮かせてはがし取るのが得意なんです。
長期間洗濯槽掃除をせず、汚れが蓄積しているときには、酸素系漂白剤でしっかり掃除をするのがおすすめ!
酸素系漂白剤は安全な成分でできていますので、手肌や衣類、環境にもやさしいのがメリットです。
でも、つけおき洗いやごみ除去の作業があるので、手間や時間がかかるのがネックです。
また、つけおき洗いができないドラム式の洗濯機などでは、塩素系漂白剤を使用して掃除するのがよいでしょう。
酸素系漂白剤を使って洗濯機掃除をする方法については、こちらの記事でくわしく紹介していますので参考にしてください。
洗濯機掃除にエコ洗剤は使える?
人にも環境にもやさしいエコ洗剤を使いたいというニーズは高まっていますね。
家中の掃除に使える重曹・クエン酸・過炭酸ナトリウムは、洗濯機掃除に使えるのでしょうか。
重曹
重曹を洗濯機掃除に使うことはできますが、デメリットや注意点があります。
重曹は、水に溶けにくいという性質があるため、適切に使わないと、予期せぬトラブルに遭遇することがあるからです。
洗濯機掃除での重曹の使い方や注意点については、こちらの記事でくわしく解説していますので参考にしてください。
クエン酸
クエン酸を洗濯機掃除に使ってみたいという方もいらっしゃることでしょう。
ですが、クエン酸で落とせる汚れは限られています。
洗濯機の頑固な汚れやカビ菌を除去することはできません。
汚れを根こそぎ除去したいときには、専用のクリーナーや漂白剤を使うのがおすすめです。
クエン酸は、日常的なメンテナンスに使う程度がおすすめです。
クエン酸の有効な使い道については、こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
過炭酸ナトリウム
上述した酸素系漂白剤の主成分は過炭酸ナトリウムです。
過炭酸ナトリウムは、蓄積した洗濯槽の汚れを落とすのに適していますが、使い方には注意やコツが必要です。
間違った方法でおこなうと、十分な効果が得られません。
過炭酸ナトリウムを使って洗濯機掃除をする方法は、こちらの記事でもくわしく紹介していますので参考にしてください。
まとめ
洗濯機掃除用の洗剤は商品がたくさんありますので、用途に合わせて選ぶ必要があります。
除菌力や即効性、作業の簡易さを求めるなら塩素系の漂白剤がおすすめです。
また、蓄積した汚れを浮かせて除去したいときやナチュラル洗剤にこだわりたいときには酸素系漂白剤がおすすめです。
重曹やクエン酸は、補助的に使って汚れ予防に役立てましょう♪