洗濯機掃除で塩素系漂白剤を使うときには、特徴や適切な使い方を確認しておく必要があります。
塩素系漂白剤は、強力な除菌力や洗浄力があり、使い方も簡単で便利な洗剤!
でも、使い方をまちがえると、想定外のトラブルや事故を引き起こすことがあるので要注意なんです。
今回は塩素系漂白剤の使い方と合わせてメリット・デメリットについてわかりやすく解説していきますね♪
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塩素系漂白剤の使い方:洗濯機の掃除で使うメリット
塩素系漂白剤のメリットには以下のようなものがあります。
- 強い除菌力がある
- 手間がかからない
- 時間がかからない
- 水が冷たくても効果がある
塩素系漂白剤のおもな成分は「次亜塩素酸ナトリウム」です。
とても強い洗浄力があるのが特徴で、市販されている洗濯槽クリーナーは「塩素系」の商品が多いですね。
使い方は、洗剤を入れて標準コースで洗うだけなのでとても簡単です。
雑菌を殺して流してしまうので、洗濯槽を洗った後には何も残りません。
なので、ゴミ取りの手間もありません。
つけおきがいらないので短時間で洗濯槽掃除ができますし、一般的な洗濯機ならどのタイプにも使えます。
塩素系漂白剤の使い方:洗濯機の掃除で使うデメリット
塩素系漂白剤のデメリットには以下のようなものがあります。
- 塩素特有のニオイがある
- 汚れが落ちたかどうか確認できない
- 人体や環境への影響がある
塩素系漂白剤はとても強い洗浄力があるので、使用するときには注意が必要です。
使用中に手に触れたときには、強い刺激で手荒れを引き起こすおそれがあります。
また、掃除後にすすぎ残しがあると、衣服を傷めたり色落ちの原因になったりします。
手に触れたときにはしっかり洗う、すすぎをしっかりおこなうなどの注意が必要です。
重曹や酸素系漂白剤とのちがい
市販の洗濯槽クリーナー(漂白剤)には「塩素系」と「酸素系」があります。
塩素系漂白剤のデメリットが気になる方は、酸素系を選ぶのがよいでしょう。
酸素系の漂白剤は、手肌にやさしくニオイがありません。
ただ、酸素系漂白剤にはつけおきと、ゴミ取りの作業が必要です。
また、エコ洗剤にこだわりたい方は、重曹で掃除するという方法もあります。
重曹も、酸素系漂白剤と同じようにつけおきとゴミ取りの作業が必要です。
さらに、酸素系漂白剤と比べると重曹は洗浄力が弱いので、汚れがひどい場合にはあまりおすすめできません。
また、ドラム式の洗濯機はつけおきができないので、塩素系漂白剤を選ぶのが一般的です。
塩素系漂白剤の使い方|洗濯機(洗濯槽)の掃除
塩素系漂白剤で洗濯槽を掃除する手順は以下のとおりです。
- 洗濯機の電源を入れる
- 洗濯槽に塩素系漂白剤を入れる
- 標準コースで運転する
これで完了です。
掃除後、洗濯槽にゴミが残っているようなら、汚れを落としきれていないというおそれがあります。
そういった場合には、もう一度1~3の工程で掃除をしてみてください。
塩素系漂白剤を使った洗濯槽掃除については、こちらのコラムでくわしく紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめの塩素系漂白剤
また、塩素系漂白剤で洗濯槽を掃除するときには以下のことに注意してください。
熱湯は使わないでください。成分が分解されてしまいます。水かぬるま湯を使いましょう。
ほかの洗剤と混ぜないようにしてください。酸素系の洗剤と混ざると有害なガスが発生します。
洗濯機クリーニングをおすすめするケース
洗濯機の汚れを自力で落とせない場合、クリーニングを依頼するという手もあります。
洗濯機のクリーニングでは、洗濯槽の汚れだけでなく、細部の汚れやホコリもキレイに掃除してもらえますよ。
洗濯機のクリーニングをおすすめするのは次のようなケースです。
- 洗濯槽掃除をしてもゴミやカビ臭がなくならない
- 掃除せず数年放置した洗濯機(洗濯槽)
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洗濯槽は、1~2ヶ月に一度を目安に掃除する必要があります。
数年掃除せずに放置していれば、洗濯槽にはカビや雑菌がびっしりこびりついていて、自力で掃除しきれないかもしれません。
汚れた洗濯機で洗濯をしていると、衣類にニオイがついてしまったり、何度洗っても生乾きのようなニオイがとれなかったりという悪循環になります。
洗濯機を買い換えてしまおうかな?
と考える前に一度しっかりクリーニングをしてみるというのもひとつの選択肢です。
まとめ
塩素系漂白剤は、洗濯槽を掃除するのにとても便利でおすすめの洗剤です。
ただ、強い洗浄力がある一方で、人や環境に与える影響も強いので使い方には十分な注意が必要です。
ここで紹介した使い方や注意点を確認して、安全に洗濯槽を掃除してくださいね。