
洗濯機の防水パンなしで1年!掃除が楽で快適すぎ&水漏れも問題なし

こんにちは。わたナギ子です。
私ごとですが最近、
洗濯機の防水パンはなしでも大丈夫!!
という結論にいたりましたので詳細をご報告したいと思います。
この1年、うちの洗濯機の下には防水パンがありませんでした。
ですがとくに困ることはなく、防水パンなんてはじめからいらなかったんじゃ…?と思ったほどです。
- 賃貸の部屋に防水パンがない
- 新築の家に防水パンはつけるべき?
とお悩みの方は、参考にしていただけたら幸いです♪
ちょっと長くなりますがおつきあいください。
( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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洗濯機の防水パンをなしにしたきっかけはリフォーム
引越しの多いわが家は集合住宅に住むことも多く、これまでの住まいはすべて洗濯機用の防水パンつき。そのため洗濯機の防水パンは、あって当然だという認識でした。
ですがこのたび自宅の洗面所をリフォームすることになり、業者さんからこう聞かれたんです。
奥さん、防水パンいります?
て…え???防水パンなしにするって、水漏れしたらどうなるの???
そう思いましたが、冷静に考えてみると、トラブルになるような水漏れは今までなかったし、かりに洗濯槽の水が全部あふれた場合、どのみち防水パンではおさまりきらないかも…?
あれやこれや迷いましたが最終的に、
防水パンなしで!!
とお願いして撤去してもらいました。
集合住宅の場合は、管理組合などの許可を得るのがよいでしょうし、賃貸ならオーナーに許可が必要になるでしょう。
しかし今回は戸建ての持ち家。
すべて自己責任ということで、すんなりと防水パンなしの生活をはじめることになったのです。
防水パンを断捨離して1年。ストレスフリーです
洗濯機の防水パンなしで過ごしてみて、1年ほどたちました。なんとなくうす汚れて不潔な防水パンとはお別れをし、やっかいな掃除ストレスからは解放されました…。
ストレスフリー
そんな言葉がしっくりきます。わが家での掃除風景を写真で紹介しますのでご覧ください。
洗濯機下の掃除はクイックル®ワイパーで拭くだけ

クイックル®ワイパーでふき取れるので、洗面所の床掃除のついでに洗濯機の下までお掃除完了です。
洗濯機をずらせば、洗濯機と壁の間も掃除しやすくなります。
洗濯機の下は、じつはGが好む場所なんです。とくにドラム式洗濯機はあたたかいし、湿気もある…。
防水パンを使っていたときは、奥にGがひっくり返っているのが見えていながら、すぐには対応できず数日間放置していました。(๑-﹏-๑)
防水パンを断捨離してからは、洗濯機周辺にGを見かけたことがありません。こまめに掃除して、風通しもよくしているから…?だと思っています。
排水ホースの取り外しや掃除が簡単
排水ホースも扱いやすくなりました。
防水パンがあったころは、洗濯機と防水パンの間にはさまった排水ホースがとぐろを巻いていました。掃除するたびに洗濯機を持ち上げたりずらしたりで大変!
しかし今はそんな重労働とは無縁です。

排水ホースは、洗濯機から、床下の排水口へとダイレクトにつながっています。排水口やホースの様子が見えるので、排水つまりや水漏れなどの異変があればすぐに気が付くでしょう。
ただこの1年、排水ホース周辺に異変はありませんでした。
ほこりがあれば目につくので「掃除しなきゃ」という、よい緊張感はあります。そのため排水ホースは、こまめに掃除するようになりました。
防水パンがないと、排水ホースの掃除はとても簡単なんですよ。
私がいつもおこなっている排水ホースの掃除方法をご紹介します。
さっそく掃除してみましょう♪
まずは洗濯機の中に水が残っていないのを確認!
【1】排水ホースを排水口から外す

なんと引っぱって抜くだけです ⸜( •⌄• )⸝
ただしホースの中に汚水が残っているので排水口へ流し込みながら慎重に抜いていきます。
【2】排水ホースを洗濯機から外す

クリップをゆるめてずらせば片手でも抜けます。洗濯機側から水が漏れて、出てくることがあるので念のためバケツとビニール袋をスタンバイさせています。
【3】排水ホースを漂白する

漂白には、お気に入りのオキシクリーン®を使用。オキシクリーン®は温度が高いと漂白効果が高まるので、お湯を使います。
バケツ1杯のお湯にキャップ1杯のオキシクリーン®。わりと適当でも大丈夫…(;´・ω・)汚れに合わせて調整します。
排水ホースをオキシ漬け®すること約1時間。ボース内をサッとお湯で流して乾燥させたら、元通りに設置して完了です。
ふんばるマンとキャスターはどちらがいいのか?
洗濯機の防水パンをなしにした場合、直置きにしたらどうか?という声もあることでしょう。直置きすると、見た目もさらにスッキリしますよね。
ですが排水をスムーズにするためには、何らかの方法で洗濯機をかさ上げするのがいいと思います。また直置きすると、洗濯機下のスペースがせまくて掃除するのに苦労するでしょう。
ですので、直置きという選択はあまりオススメではありません。
洗濯機をかさ上げする方法としては、大きく分けるとかさ上げ台と置き台キャスター、2つの選択肢があります。
そこでかさ上げ台と置き台キャスター、それぞれの特徴をまとめてみました。
かさ上げ台 | 置き台キャスター |
◎防振性がある ◎ルンバが通れる △床以外の洗濯機回りの掃除はしにくい | ◎自由に移動できる ◎壁とのスキマを掃除しやすい △防振性が心配 |
私は置き台キャスターを選びました
私が置き台キャスターを選んだ理由は、洗濯機を移動させて、壁とのスキマを掃除しやすくするためです。ドラム式洗濯機の場合、洗濯機の下にも横にもスキマにも、とにかくホコリがたまるので、移動させやすさを重視しました。
しかし残念ながらルンバは入りません…。ここで引き返すことになりますね。

ルンバが入るには、高さ10cmのスキマが必要となります。
キャスターについているジャッキを上げれば、ルンバが入るスキマはつくれそうです。

でも、洗濯機を水平に保ったまま10cm以上の高さまでジャッキアップするのが大変です。
置き台キャスターを使って移動させるほうがラクなので、ふだんはゴロッと転がしながら掃除しています。自由に動かせれば、洗濯機の奥に落とした小物も拾いやすいので…。
このジャッキは、置き台キャスターが浮かない程度の高さで、床にしっかり固定しています。ジャッキをしっかり固定しておくことで振動が軽減されるようです。
また洗濯機の運転中、上に置いてあるものが落下することもありません。
ちなみにうちの洗濯機下にある置き台キャスターはこちらです。
騒音や振動の徹底対策をしたいときには、かさ上げ台のほうがよいかもしれません。ご近所トラブルが気になる部屋に住んでいたら、ふんばるマンのようなかさ上げ台を選んでいたと思います。
防水パンの撤去は自力DIYでできる?
防水パンを外すのは簡単です。
防水パンのタイプにもよりますが、床に置いてネジで止めてあるだけですので、ドライバーなどの工具があれば外せるでしょう。
ただし問題は、床に空いた穴をふさぐことです。防水パンを外すと、大きめの穴が開いているので、そこを床材で補修する必要があります。
さらに、床に排水ホースを取り付けるための金具を新しく設置しなければいけません。床材や工具、金具の準備からビニールクロス貼りまで、意外と作業が多いです。
職人さんの施工技術を見て、私にはムリだなと感じました…(笑)
また、洗濯機を置き台キャスターの上にのせるのは、かなりの重労働です。力のある人2人で持ち上げ、下へキャスターを入れ込むという作業なので合計3人必要です。
わが家の場合はプロに任せたので、キャスターへのせる作業や、給水・排水の設置・周辺の掃除までやってもらえました。
まとめると、次のような条件がそろっていなければ、プロに任せた方が無難です。
- DIYが得意
- 自分のほかに2人、力のある人に手伝ってもらえる

ちなみに洗濯機の防水パン取り外し費用は、業者によってちがいが大きく、20,000~40,000円となっています。(もちやぷらす調べ)
床のビニールクロスを張り替えるタイミングで、防水パンの取り外しもいっしょにお願いするのが理想ですね。


水漏れリスクはゼロではない
洗濯機の防水パンをなくしてから約1年が過ぎましたが、今までに大きなトラブルはありません。
ただ一度だけ、洗濯機の前面の床にコップ半分くらいの水が垂れていることがありました。

それは洗濯機の前面にあるドアからの水漏れで、原因はゴムパッキンにたまったほこりでした。
ドラム式洗濯機ドア付近のゴムパッキンの内側には小さな穴が開いていて、そこから排水できるようになっています。その穴がホコリでふさがれていたために、ドア側へ水漏れしてしまったのです。
さっそくドア付近のゴムパッキンを掃除したら、水漏れは解決しました。
ドラム式洗濯機はホコリ掃除が重要!
その一件があってから、洗濯機はこまめに掃除するようにしました。ホコリをため込むと、排水つまりを起こして思わぬところから水漏れするからです。
ドラム式洗濯機は、乾燥するときにめちゃくちゃホコリが出るんですよね。もちろん乾燥フィルターは毎回ホコリを除去しています。
ですが、取り外せないパーツの奥の方にもホコリが蓄積していて、取り切れません。取扱説明書を見ても、簡易的にホコリを除去する方法しか記載されていないので困りものです。
そこで私は、ドライバーを使って自力で分解掃除をしています。といっても乾燥フィルターのフタと、その奥だけですが…。
洗濯機乾燥フィルターや排水フィルターを掃除している様子は、こちらの記事で紹介しています。

現在、洗濯槽の奥にもホコリがたまっているように見えます。さすがに洗濯機クリーニングのプロに任せないとムリかな~?と思っているところです…。
洗濯機クリーニングの場合、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べてお値段が高めである上に、取り扱ってもらえる業者が少ないんですよね…。
洗濯機クリーニングの相場(もちやぷらす調べ)
縦型タイプ | 13,000~18,000円 |
ドラム式タイプ | 32,000~37,000円 |
まずは対応してもらえる業者を探して、混みあう時期を避けて依頼するしかありませんね( •̀ᴗ•́ 人)
洗濯機の防水パンはなくても大丈夫です。ただし、こまめに掃除して洗濯機のメンテナンスをおこなっておくことが絶対条件です。
そうすれば水漏れする心配もなく、快適に過ごせますよ。
洗濯機の防水パンなし生活、チャンスがあったらお試しください。
※オキシクリーン、オキシ漬けは「チャーチ アンド ドワイト カンパニー インコーポレーテッド」の登録商標です。
※クイックルは「花王株式会社」の登録商標です。



