ポケットティッシュを入れたまま衣類を洗濯機にかけて何度もティッシュまみれにした経験がある、もちやぷらすライターの茶美代(チャミヨ)です。
みなさんは、ティッシュを入れていたわけでもないのに、洗濯したばかりの衣類にほこりがついていたことはありませんか?
せっかく洗ったのに、衣類にほこりがついていると取るのが面倒ですし、気分もよくないものですよね。
洗濯した衣類にほこりがつくのは、いくつか理由があります。
特に洗濯槽にほこりがたまるとカビが発生する原因にもなり、洗いたての衣類にイヤなニオイが移ることもあるんです。
今回は、洗濯機で洗ったばかりの衣類にほこりがついてしまう原因と防止策について解説します。
洗濯したての衣類を気持ちよく着るためにも、ぜひ参考にしてください。
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洗濯物にほこりがつく原因
まず、どうして洗いたての洗濯物にほこりがつくのかを見ていきましょう。
洗濯物自体にほこりが付着しているとき
洗濯物にほこりがついたまま洗濯機をかけてしまうと、一緒に洗った衣類などに移ってしまうことがあります。
また、ほこりがついていなくても、毛足が長い衣類を洗濯機にかけると摩擦で繊維が切れ、糸くずになりやすいんです。
洗濯槽の汚れ
洗濯槽の内側は、洗剤の効果や衣類の摩擦などによって常にピカピカになっていますが、油断は禁物です。
実は、洗濯槽の裏側は乾燥しにくく、汚れやほこりがたまりやすい構造になっています。
洗剤を入れて洗っているのに、洗濯槽が汚れるなんて考えられないと思われるかもしれません。
しかし、洗濯槽は定期的に掃除をしておかないと、ほこりだけでなくカビやイヤなニオイも衣類に付着するおそれがあるので注意しましょう。
糸くずフィルターに不具合がある
洗濯機には、洗濯中に出たゴミ・ほこり・糸くずなどを集めるフィルターがついている機種があります。
このフィルターに穴が開いていたり目詰まりしてほこりが取れない状態になっていたりすると、洗いたての衣類にほこりがつくようになります。
洗濯機の水の量が少ない
洗濯をする場合は、洗うときの水量にも注意しましょう。
糸くずフィルターのあるところよりも少ない水量で洗濯機を使うと、ほこりを集めることができません。
このため、洗濯中に出たほこりが衣類に付着してしまいます。
洗濯物についたほこりを取る方法
洗濯物についてしまったほこりを取るには、以下の方法を試してみてください。
粘着テープで取り除く
ほこりのついた洗濯物は、粘着クリーナーやガムテープを使って取り除くことができます。
ただし、粘着力が強いものを使うと生地を傷めたりケバ立ったりするおそれがあるので注意してくださいね。
もし生地の傷みが気になるようなら、衣類用のエチケットブラシを使うのもおすすめです。
スポンジでこすり落とす
洗濯物のほこりは、スポンジを使って落とすこともできます。
使うスポンジは、生地を傷めないように大きめのやわらかい素材を選ぶようにしましょう。
スポンジならゴミを出さずに使えるので便利ですよ。
洗濯物にほこりをつけないための防止策
粘着テープやスポンジを使えば、洗濯物についたほこりを取り除くことができますが、毎回手間がかかるのもイヤですよね。
その手間を省くためにも、衣類にほこりをつけないように防止策をしておきましょう。
洗濯するまえに衣類のゴミを取っておく
衣類を洗うまえは、ゴミやほこりがついていないか確認してから洗濯機に入れるようにしましょう。
洗濯機に入れるまえにゴミやほこりを取っておけば、他の洗濯物に移る心配もありません。
定期的に糸くずフィルターを掃除する
糸くずフィルターは定期的に掃除しないと、目詰まりを起こして機能しなくなるだけでなくカビが発生するおそれもあります。
洗濯機を使ったあとは、こまめに集まった糸くずやほこりを捨てて掃除しておきましょう。
衣類についたほこりを1着1着取り除く手間を考えれば、フィルターの掃除は難しいことではないはずです。
フィルターにたまったゴミは乾いていたほうが取りやすいので、洗濯機を使うまえに掃除しましょう。
洗濯ネットに入れてから洗濯する
洗濯するときにネットに入れて洗えば、衣類にホコリがつきにくくなります。
使う洗濯ネットは、目の細かいものがおすすめです。
便利グッズを使う
洗濯用の便利グッズには、糸くずを取ってくれるアイテムも数多く市販されています。
洗濯機をかけるときに一緒に入れておくだけなので、手間もかからず簡単に使えて便利ですよ。
洗濯槽を掃除する
洗濯機の機種によっては、自動で洗濯槽掃除ができるものもあります。
洗濯する頻度で洗濯槽を掃除するタイミングは異なるので、取扱説明書を読んで定期的におこなうようにしましょう。
また洗濯槽の掃除には、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤のほか、環境にやさしいエコ洗剤も使えます。
ただし、機種によっては適した方法で掃除しないと、洗濯機の故障やトラブルにつながるおそれもあるので注意が必要です。
以下の記事では、洗濯機掃除に使う洗剤や具体的な手順について解説していますので、参考にしてみてくださいね。
洗濯槽にカビを発生させないための工夫も大切
洗濯機は、ほこりだけではなくカビが生えないように対策しておくことも大切です。
洗濯槽に洗濯物を入れたままにしない
洗濯機を使うまえや使ったあとは、洗濯物を長い時間入れたままにしないようにしてください。
特に、洗濯機を洗濯カゴ代わりにして洗濯物をため込んでいくと、カビが発生する原因になります。
洗濯カゴを用意して、洗濯機を使う直前に洗濯物を入れるようにしましょう。
使わないときは洗濯機のフタは常に開けておく
洗濯機の中は濡れた状態のままだとカビが発生しやすくなり、フタを閉めることで湿気がこもり繁殖しやすくなります。
このため、洗濯機を使うとき以外はフタを開けたままにして、できるだけ乾燥させておきましょう。
プロに依頼してクリーニングしてもらうのもおすすめ!
ほこりのついた洗濯物も入れず、糸くずフィルターも掃除したのに、洗ったばかりの衣類にほこりがつく場合は、洗濯槽の裏側が汚れている可能性があります。
洗濯槽掃除に効果的な洗剤を使えば、洗濯槽の裏側までキレイにできるかもしれませんが、取り出さない限り確認することはできません。
もし洗剤を使っても洗濯槽からカビのニオイがするようなら、一度プロにクリーニングを任せたほうがいいかもしれません。
カビは放置しておくと繁殖するおそれがあり、頑固な汚れになるほど落としにくくなってしまいます。
洗濯機クリーニングのプロに依頼すれば、縦型やドラム式などの機種を問わず洗濯槽も分解洗浄してくれます。
普段は掃除できないところや気づきにくい場所の汚れまでキレイにしてもらえるので、おすすめですよ。
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