洗濯機の運搬でやむを得ず横倒しにする際の注意点5つやコツを解説

洗濯機を運搬するときには、立てて運ぶのがベストです。
しかし実際には、傾けたり横倒しにしたりしなければ運べないといったケースは多いのではないでしょうか。

そんなときには、洗濯機へのダメージが最小限にとどまるよう、慎重に運ぶ必要があります。

今回は洗濯機を横倒しにするリスクや、やむを得ず横倒しで運搬する際に故障を防ぐコツや注意点をご紹介します。

洗濯機の運搬で横向きにすると故障のリスクは高まる

洗濯機の内部にある洗濯槽は、洗濯機本体の中でつるされているような状態になっています。
この状態で無理に横向きにすると、衝撃で洗濯槽が外れて傷ついたり、故障したりするおそれがあるのです。

洗濯機の各メーカーは、基本的に「洗濯機の横倒しは厳禁!」としています。
引越し時に横積みにすると、本体に傷がつくだけでなく、モーター部などに支障をきたすこともあるようです。

洗濯機の運搬で横倒しにすると、洗濯機が故障するリスクは高くなります。
立てたまま運べる軽トラックをレンタルして運搬するなどの手段も検討してみましょう。

編集部ボイス

一昔前の二槽式洗濯機は、全自動洗濯機とは構造がちがうため横向きで運んでも大丈夫、という情報もよくみられます。

ただし横積みは外装や本体が傷つくリスクもありますので、できれば縦向きで運ぶようにしてください。

洗濯機を横倒しで運搬する場合に故障を防ぐ5つの注意点とは?

洗濯機は立てたまま運搬するのがベストではありますが、実際の引越しでは想定外のことが起きることもあります。
一時的に狭いところへ置かなければならないシーンもあることでしょう。

そんなときのために、メーカーによっては「やむを得ず横倒しをするときの注意点」を提示してくれていることもあります。
すべてのメーカーや機種に当てはまるわけではありませんが、洗濯機を横向きにする際には次のようなことに気をつけるとよいでしょう。

  • 注意1:なるべく真横にはしない
  • 注意2:洗濯機の上面が底より高くなるように置く
  • 注意3:横倒しでの移動距離や時間はなるべく短くする
  • 注意4:運搬中に揺らしたり、衝撃を加えたりしない
  • 注意5:洗濯槽をしっかり固定する(次章で解説)

ドラム式洗濯機の引っ越し!洗濯槽を固定しておこう

ドラム式洗濯機の洗濯槽は、機内でしっかり固定されておらず、ある程度自由に動く状態となっています。

そのためドラム式洗濯機の運搬時には、洗濯槽のドラム部分をしっかりネジで固定しておかなければいけません。

ドラム式洗濯機は運搬時、ドラムを固定する前提で設計されているので、固定されていないと輸送に耐えらないといってよいでしょう。

輸送用の金具(輸送ボルト・固定ネジとも呼ばれる)は購入時、付属品としてついてきたものを使うのが基本となります。

この輸送用の固定ボルトは、洗濯機の後ろ側に取り付けるタイプがほとんどです。
取付方法は、取扱説明書に従って適切に取り付けてくださいね。

洗濯機は運搬の前までに水抜きを忘れずに!

洗濯機を運搬するときには、前もって水抜きをしておくことも重要です。
水抜きとは、洗濯機の中に残っている水を外へ出すことです。

洗濯機の水抜きをすると水が滴り落ちることがありますので、床に雑巾などを敷いてから作業をしてください。
作業自体は、30分もあれば完了できます。

洗濯機水抜きの手順
STEP1
洗濯槽から洗濯物を取り出してフタをする
STEP2
給水栓を閉めて運転スタートボタンを押す
STEP3
しばらくたってから運転をストップさせ、電源も切る
STEP4
給水ホースを外す
STEP5
電源を入れて一度脱水をする
STEP6
終わったら槽内の水をふき取り、排水ホース内の水も抜く

水抜きをしておかないと、引越し時に水が出てきて、床やほかの荷物がぬれてしまうおそれがあります。
できれば前日までに洗濯機の水抜きを済ませておくのがベストですね。

また機種によっては、水抜きの手順が異なる可能性も。
実際に作業する際は、念のため取扱説明書を確認してくださいね。

まとめ


洗濯機を運搬するときには、基本的に「洗濯機の横倒しは厳禁」であることを覚えておきましょう。

とくにドラム式洗濯機の場合は故障のリスクが高いのです。

やむを得ず洗濯機を横倒しにするときには、真横にせずなるべく上面が上になるように保つことが重要です。
また横倒しで運搬する時間をなるべく短くしたり揺れを防いだりしてダメージを与えないように工夫してください。