
【使ってみた】キッチンマジックリン泡ジェット®はウタマロ®を超えるかも!?
こんにちは。
洗剤マニア主婦のわたナギ子です。
踊りながら掃除するCMで気になっていたキッチンマジックリン泡ジェット®!
やっと手に入ったので使ってみました。
結論、今年イチオシの新商品かも??
キッチンマジックリン泡ジェット®は中性洗剤とのこと。
強い洗剤を使うとコーティングが剥がれてしまう素材にも安心して使えそうです。
今回、まずは換気扇の汚れ落としに使ってみることにしました。
換気扇掃除といえば、強力なライバルとしてウタマロ®クリーナーがありますね。ウタマロ®クリーナーのパッケージ裏を見ると、用途としてはじめに書かれている掃除場所はなんと換気扇!
さてどちらが換気扇掃除に便利なのでしょうか…
とっても気になって比較もしてみました。
掃除に使ってみた様子を忖度ゼロでレビューしますので、キッチンマジックリン泡ジェット®購入を検討中の方は参考にしてくださいね。
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キッチンマジックリン泡ジェット®とは

キッチンマジックリン泡ジェット®(花王株式会社)は、2022年10月22日から全国で販売されているキッチンクリーナーです。
トリガーに特徴があり、すでに販売中のバスマジックリン®エアジェットと似ています。
並べるとこんな感じ(笑)

姉妹品でしょうか。ヘッドがほぼ同じです。
バスマジックリン®エアジェットを使ってみた感想レビューはこちら。

キッチンマジックリン泡ジェット®はどんな洗剤なのでしょうか。くわしくみていきましょう。
キッチンマジックリン泡ジェット®の使い方

キッチンマジックリン泡ジェット®の使い方は簡単!
ストッパーもボタンも何もなく、いきなりトリガーを引くだけです。
ただ、洗剤の出方が独特です。はじめて使うときには、パッケージ裏の説明を確認しておくとよいでしょう。

トリガーを引くとシューッと泡が出て薄く広がります。
トリガーから手を放してもしばらく泡が出続けるので、周辺に飛び散らないよう気をつけてください。
3~4回トリガーを引いて噴射すれば、換気扇全体に洗剤がゆきわたります。

トリガーはとっても軽いので、慣れたら快適な使い心地です。
おもな用途はキッチンの汚れ落とし
キッチンマジックリン泡ジェット®のおもな用途はキッチンの汚れ落としです。商品説明にはキッチンクリーナーと記載があります。
期待できる効果は
- 除菌
- 消臭
とのことです。ふだんのお手入れに使えば、キッチンの清潔さを保てます。
キッチンマジックリン泡ジェット®は中性洗剤
キッチンマジックリン泡ジェット®は中性洗剤です。そのため素材や手肌へのダメージが少ないのがメリットになります。
スプレーしたら、さっとふきとるだけ、シンクは洗い流すだけというシンプルな手順で掃除が終わります。
キッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナーを徹底比較
キッチンマジックリン泡ジェット®は泡スプレータイプの中性洗剤です。
ならば同じタイプのウタマロ®クリーナーと使い道は同じじゃ…?
そう思うのはわたしだけではないでしょう。
そんなみなさんを代表して(?)
わたナギ子がキッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナーを徹底比較してみました。
さて結果は…。
見た目
ジャン‼

とりあえず並べてみましたが、いかがでしょうか。
どっしりしたウタマロ®クリーナーに対して、やや頭部が大きいキッチンマジックリン泡ジェット®。占有スペースは、キッチンマジックリン泡ジェット®のほうがせまいです。(ただし、ヘッドはデカい)
昭和レトロなウタマロ®クリーナーに対して、斬新なフォルムのキッチンマジックリン泡ジェット®。見た目の好みはひとそれぞれなので、コメントは控えます。
どちらのパッケージにも、別ボトルに詰め替えずこの容器を使ってくださいとの記載がありました。
成分
キッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナーはどちらも中性洗剤ですが、成分にちがいはあるのでしょうか。確認してみましょう。
おもな成分のちがい
キッチンマジックリン泡ジェット® | ウタマロ®クリーナー |
界面活性剤(0.8% アルキルアミンオキシド) 泡調整剤 安定化剤 | 界面活性剤(5% アルキルベタイン) 水軟化剤 安定化剤 |
成分は似ていますが、界面活性剤の量がちがいます。ウタマロ®クリーナーのほうが界面活性剤の割合が多いです。
香り

キッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナーのフタを開けて、両者の香りを比べてみました。
キッチンマジックリン泡ジェット®は、あまりニオイを感じません。商品説明を見ると、無香料と書いてありました。
ウタマロ®クリーナーのほうは、さわやかなグリーンハーブの香りです。存在感のある香りで、ちょっとニオイが強いと感じます。
スプレーできる範囲
キッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナー、噴射できる範囲はどうちがうのでしょうか。とくにキッチンマジックリン泡ジェット®は、通常のヘッドとはちがうので使い心地も気になります。
\動画で確認/
トリガーを引くのはとても軽いです。
イメージ:シュンーーーシュン―――シュンーーー
思わず何度も噴射したくなる楽しさです。
\動画で確認/
トリガーは重くはありません。トリガーをいちど引くだけで、大量の洗剤が出ます。
イメージ:ジャア!!ジャア!!ジャア!!
トリガーを半分だけ引くようにして、洗剤量を調整することは可能です。

どちらも3~4プッシュで換気扇全体に洗剤が広がります。キッチンマジックリン泡ジェット®のほうが、洗剤はまんべんなく広がる印象です。
飛距離
スプレーしたときの飛距離はどうなのでしょうか。壁から70cmほどはなれたところからスプレー噴射してみました。
まずはキッチンマジックリン泡ジェット®から…
\動画で確認/
換気扇はもちろんのこと、奥の壁にもしっかり届きます。距離がはなれると、広い範囲に洗剤が広がるのが特徴です。
続いてウタマロ®クリーナー…
\動画で確認/
換気扇はもちろんのこと、奥の壁にもしっかり届きます。噴射の勢いが強く、狙ったところへピンポイントで届くのが特徴です。
わたナギ子アドバイス



広範囲にスプレーするにはキッチンマジックリン泡ジェット®、遠くまで届かせたいならウタマロ®クリーナーがいいでしょう。
吸着力
スプレーしたときの吸着力も気になります。吸着力があれば、汚れにしっかり作用してくれそうです。
また壁や高所を掃除するときには、素材に吸着して液だれしないことも重要になります。
洗剤が液だれすると、掃除する人や、キッチン全体に降りかかってしまうからです。
そこでキッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナーの吸着力を比較してみました。
\動画で確認/
ウタマロ®クリーナーのほうは、泡が下へどんどん落ちていきます。キッチンマジックリン泡ジェット®は、泡が分散してピタッとくっついたままです。
吸着力は、キッチンマジックリン泡ジェット®のほうがすぐれています。
換気扇の内側にもスプレーしてみました。
キッチンマジックリン泡ジェット®↓
\動画で確認/
ウタマロ®クリーナー↓
\動画で確認/
ウタマロ®クリーナーのほうは、すぐに換気扇のフチからポタポタ落ちてきてしまいます。そのためスプレーしたらサッサとふきとらなければいけません。
キッチンマジックリン泡ジェット®のほうは、換気扇の内側にピッタリ吸着し、しばらくするとゆっくり液だれしてきます。慌ててふきとらなくてもよいのがメリットです。
洗剤残り
キッチンマジックリン泡ジェット®とウタマロ®クリーナーは、どちらもすすぎ洗いいらず・ふきとるだけでOKの洗剤です。また両者ともに2度拭き不要!
しかしふきとったあとには、洗剤が残らないのでしょうか。気になったので、ふきとりの様子を比較してみました。
\動画で確認/
キッチンペーパーでいちどふきとれば、洗剤のあとは残りません。
\動画で確認/
洗剤が消えるまでには時間がかかります。ですがふきとったあとは洗剤が残りません。



どちらも洗剤残りはありません。ですが比較するとキッチンマジックリン泡ジェット®のほうが洗剤ははやくふきとれます。すばやい泡切れに感動でした。
汚れ落ち
汚れ落ちは、ほぼ互角だと感じました。
念のため、掃除あとの様子を手で触って比べてみました。
キッチンマジックリン泡ジェット®のほうは、サラサラした手触り。いっぽうウタマロ®クリーナーのほうは、キュッキュッとした手触りでした。
キッチンマジックリン泡ジェット®のほうはバリアコート機能があるため、仕上がりがサラサラした手触りになるのかもしれません。
価格
長いお付き合いになりそうな洗剤は、価格も気になるところです。
ただキッチンマジックリン泡ジェット®もウタマロ®クリーナーも、店舗によって価格はちがいます。
最安値はネットショップにあるものの、送料も忘れず加算して比較する必要があります。
どちらも詰替え用があるので、こちらの価格も比較して検討しましょう。
クイックルホームリセット®とはどう違う?
クイックルホームリセット®は、キッチンマジックリン泡ジェット®と成分がほぼ同じです。こちらは日々の汚れや雑菌を除去するのに便利な商品となっています。
ウイルス除去効果に優れているので、気になるところにシュッとふきかけて5分ほどおき、キッチンペーパーなどでふきとるというものです。



ピンポイントで掃除したいときにはクイックルホームリセット®、広い範囲を短時間で掃除したいときにはキッチンマジックリン泡ジェット®を使うのがよいのではないでしょうか。
洗剤マニア主婦がキッチンマジックリン泡ジェット®を使った感想
新商品が出たので、とりあえず定番商品と比べてみました。キッチンマジックリン泡ジェット®は中性洗剤の泡スプレータイプということで、みんな大好き「ウタマロ®クリーナー」と使い道が似ているのでは?と思っています。
とはいえキッチン専用で、しかも全体を簡単に掃除できる洗剤というカテゴリーは花王製品としては珍しいです。コンロから壁、シンクまでサーっとスプレーし、ふきとる掃除方法は今までなかった気がします。
使い心地がエレガント
キッチンマジックリン泡ジェット®のスプレーは、すでに販売中のバスマジックリン®エアジェットと同じような出方をします。そちらをお使いの方は、キッチンマジックリン泡ジェット®のほうも気に入るでしょう。
泡ジェットタイプのスプレーは、使い心地がとてもエレガントです。トリガーを放してもシューンと噴射が続くので、半自動のような感覚でスプレーできます。
少しはなれたところから噴射すると、洗剤がふんわり広がります。広い面を掃除するにも気合いは必要ありません。
鼻歌でも歌いながら、CMのように踊りながら(笑)掃除するのも可能です。
だれでも簡単に使える
キッチンマジックリン泡ジェット®は、泡の出方に特徴があるものの、使い方はシンプルです。ストッパーもスイッチもなく、トリガーを引くだけなので、使い方はわかりやすいでしょう。
トリガーの形を見れば、だれでもいちど使ってみたくなります。子どもでも楽しく掃除のお手伝いをしてくれそうですね。
スプレーしたあとは、基本的にふきとるだけでOK。シンクはさらに簡単!水で流すだけです。
また使い終わったら、そのまま収納できるのも便利。洗剤が出ないよう、いちいち操作する必要はありません。
家中どこでも使える
商品名にキッチンとついていますが、ほかの場所の汚れ落としに代用できるでしょう。
キッチンマジックリン泡ジェット®は、中性洗剤です。素材や肌へのダメージが少ないので、さまざまなものの汚れ落としに使えます。
たとえばわたしは先日、扇風機掃除にキッチンマジックリン泡ジェット®を使いました。
扇風機の網やハネにキッチンマジックリン泡ジェット®を噴射。その後シャワーのお湯で洗い流すだけと簡単です。
広い面に細かく噴射できるので、壁や床*の掃除にも活用できると思います。
*水に濡れてもよい素材に限る
落とせない汚れもある
キッチンマジックリン泡ジェット®は、さまざまな場所の掃除に使えます。液性が中性ですので、比較的安全に掃除できるでしょう。
ですが落とせない汚れもあります。
たとえば古い油汚れやガンコなコゲつきは、落とすのがむずかしいです。
キッチンマジックリン泡ジェット®は、あくまでも日常の汚れを落とすための洗剤であり、大掃除には不向きでしょう。
換気扇内部の大掃除には、洗浄力の強いアルカリ性の洗剤を使う必要があります。
油汚れに強い洗剤は、こちらの記事でくわしく紹介しています。


キッチン換気扇は年一でプロのクリーニングがおススメ
換気扇掃除はそれほどむずかしくありません。
ですが汚れをためこむと厄介なことになります。
油汚れというのは、時間がたつほどやっかいで落としにくく、気合いだけでは乗り越えられないレベルになってしまうのです。
汚れをため込まないよう、ふだんの掃除に加えて年に一度くらい大掃除もしておく必要があります。
わたしが換気扇クリーニングをプロに任せる理由
わたしはかつて、換気扇掃除が手に負えなくなってお掃除業者を利用したことがあります。古くからの油汚れが固まって、自力掃除の限界を感じたからです。
自分でやっていたら1日かかっても終わりそうにない掃除を、お掃除業者に頼んだら2~3時間でピカピカにしてもらえました。
さすがプロのお掃除業者だと感心したものの、プロによれば
じつは換気扇の掃除が一番体力を使います。
とのことでした。
換気扇奥のダクトの部分は、自分では掃除したことのない場所で、かなり汚れていたと思います。ですが汚れすぎを理由に料金が追加されることはありませんでした。
キレイになった換気扇は、排気パワーがアップして快適になり、ふだんのお掃除もラクになったのです。
何年も換気扇の汚れをためこんでいる場合、自力掃除にチャレンジはやめておきましょう。時間と体力を使い果たしても、さほどきれいにはなりません。
換気扇掃除は、はじめからプロに任せるのが得策です。
また換気扇の掃除をしやすくするため、年に一度くらい利用することをおススメします。
\プロの分解洗浄で!固まった油汚れを徹底洗浄/
※「キッチンマジックリン泡ジェット®」と「マジックリン®」は花王株式会社の登録商標です
※「ウタマロ®」は株式会社東邦の登録商標です。



