冷凍OKな作り置きレシピ|春野菜ソースでパスタやシチューを召し上がれ!

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平日の食事作りって、なんだかやる気がでません。
どうも、もちやぷらす編集部・飯太(はんた)です。

元料理人の私ですが、仕事終わりの体にムチ打ってまで夕飯作りはしたくない派です。
しかし、栄養バランスのいい食事は摂りたいのが、元料理人の性。

そこで思いついたのが、冷凍保存できる「野菜ソース」です。この時期、スーパーに並んでいる「春野菜」を使えば、栄養も期待できそう。
パスタやシチュー、グラタンなど、さまざまな料理にアレンジできる万能ソースのレシピをシェアするので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

私と同じ食生活が気になっている方、野菜嫌いのお子さんにちょっぴり手を焼いている方にはとてもオススメです!

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目次

3種の春野菜グリーンソースの材料

まずは、材料のご紹介から!

<ソース>【作りやすい分量】

  • ニンニク……1片
  • オリーブオイル……適量
  • 玉ねぎ……1個
  • キャベツ……1/4個
  • 菜の花……10本
  • ブロッコリー……1/2房
  • ブイヨン(コンソメ)……300ml

※ブロッコリーは「房」部分のみ使用します。
※「玉ねぎ」「キャベツ」「菜の花」「ブロッコリー」はざく切りにしておいてください。

3種の春野菜グリーンソースの作り方

それではソースを作っていきましょう。

【1】鍋にオリーブオイルを入れてニンニクを熱する
鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りにしたニンニクを加えます。弱火で点火し、ニンニクの周りにふつふつと泡が出てきて、良い香りがしてくるまで熱しましょう。

【2】玉ねぎをじっくり炒める

玉ねぎ炒め

鍋に玉ねぎを加え、色が透き通るまで弱火でじっくり炒めます。焦がさないように時折混ぜるようにしてください。

【3】キャベツ、菜の花、ブロッコリーを順に加えて炒める

ブロッコリーを追加

キャベツを投入します。【2】と同様に焦がさないように混ぜながらじっくり炒め、しんなりしてきたら、菜の花を加えます。菜の花も同じ要領で炒め、その後ブロッコリーを入れて炒めます。

【4】ブイヨンを加える

ブイヨン追加

野菜が煮崩れてくたくたになってきたら、300mlのブイヨンを加えます。ブイヨンがない場合は水300mlを加えて、そこに顆粒タイプのブイヨンまたはコンソメを入れてもOKです。

【5】フードプロセッサーで回す

フードプロセッサーでかきまぜ中

写真のようにブイヨンが少なくなってきたら塩で味をととのえて、フードプロセッサーで野菜の原形がわからなくなるまで回します。
※私の台所にはコンセントがないので、今回は「ハンドチョッパー」で回しました。

フードプロセッサー代わりのハンドチョッパー

写真のように細かくなったら、ソースの完成です!

春野菜ソースは冷凍保存できる!

春野菜の冷凍

今回の春野菜のソース、実は冷凍保存ができるんです。
ラップで包んだり、ジップロックに入れたり、作り置きソースとして活躍してくれます。

自然解凍で使えるので、出社前に冷蔵庫へ移動させておくと効率的ですね。

【作り置きソースで作る】パスタ・トースト・シチュー・グラタン

アレンジはアイデア次第ですが、今回は元調理人が考案する、絶品パスタやシチュー、グラタン、トーストなどをご紹介!

【作り置きソースで作る】3種の春野菜グリーンパスタ

春野菜のグリーンパスタ

アレンジレシピの1品目はパスタ。ほぼ和えるだけなので、超簡単です。

<パスタ>【3~4人分】

  • パスタ(乾麺)……320g~400g
  • 菜の花……12本
  • ブロッコリー……1/2房(房のみ使用)
  • バター……50g
  • 粉チーズ……適量
  • 塩……適量
  • 春野菜のソース……お玉6杯分

【1】お湯を準備する
まずはお湯を準備しましょう。お湯が沸いたら、全量の1%の塩(3ℓで30g)を入れてください。スープと同じくらいの塩味がちょうどいいです。

編集部ボイス

パスタを茹でるお湯に1%の塩を入れることで、パスタの内部まで塩味が浸透して、深みのある味わいになります。

【2】パスタを茹ではじめる
パスタを茹でていきます。このときついでに菜の花とブロッコリーもお湯に入れて下茹でしておきましょう。塩茹ですることで、鮮やかな緑色になります。

※下茹で時間:菜の花…約2分、ブロッコリー…約1分。

【3】バターをフライパンで熱して具材を炒める
パスタを茹でている間に具材とソースの準備をします。バターをフライパンで溶かし、茹でたブロッコリーと菜の花を入れて、軽く炒めてください。

【4】春野菜のソースを加える

春野菜のソース

フライパンに春野菜のソースを加えます。お玉1.5杯分でおよそ一人前です。ソースが固い場合は、パスタの茹で汁を加えて固さを調整しましょう。

【5】パスタを和える
パスタが茹で上がったら、お湯を切ってフライパンに入れます。パスタ全体にソースが絡むようにしっかりと和えてください。味が薄い場合は塩で調整しましょう。

【7】お皿に盛る

お皿に盛りつけます。パスタを先にお皿に盛って、最後に具材とソースをかけると見た目がちょっぴりオシャレになります。盛りつけたら、仕上げにオリーブオイルを垂らして、粉チーズをかけて完成です。

【作り置きソースで作る】春野菜のチーズトースト

春野菜のチーズトースト

作り方はいたってシンプル。食パンに春野菜のソースを塗って、上から粉チーズをかけます。そして、トースターで焼けばそれで完成。パスタを食べた翌日の朝食にいかがでしょうか。

【作り置きソースで作る】春野菜のシチュー

春野菜のシチュー

いつものシチューに春野菜のソースを入れるだけで、一風変わった緑色のシチューの出来上がり。野菜のうまみが凝縮された一品です。

【作り置きソースで作る】春野菜のグラタン

春野菜のグラタン

春野菜のソースはグラタンにもよく合います。ホワイトソースの上に春野菜のソースを塗り、チーズをふりかけてこんがり焼けば、ちょっぴりヘルシーなグラタンの完成です。

感想

今回は、やる気はないけど栄養には気遣いたい!という元料理人の性から生まれたレシピを紹介しました。

春野菜を使ったソースは、濃縮された野菜スープのような味わいで、とくにブロッコリーとキャベツの味をしっかり感じられました。

私の個人的な意見ですが、野菜も少し工夫するだけで食べやすくなるかと思います。
一回作れば、4食分はまかなえるカンタン万能ソース、ぜひ作ってみてくださいね。

ライター

もともとは汚部屋の住人。キレイ好きな恋人ができたことにより、汚い家を指摘される日々を経験。現在ではすっかり掃除好きになってしまった。
最近では色柄物でも漂白ができる「酸素系漂白剤」の味をしめ、くすんできたものは何でも漂白しようとする。

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