一人暮らし男子が思わず料理したくなる電気圧力鍋を2つまで絞り込んでみた

一人暮らし男子が思わず料理したくなる電気圧力鍋を2つまで絞り込んでみた

こんにちは。
電気圧力鍋を使うことにハマり、毎日のように愛用しているmochiya+専属の主婦ライター、わたナギ子です。
作った料理をSNSにアップしていると、次のようなコメントが……。

「お料理しない男子にも、その電気圧力鍋って使いこなせますか? 一人暮らしの息子には何を選んだらいいんでしょうか」

また、職場ではこんなこともあったんです。

編集部の木林(きりん)さんが、近々念願の一人暮らしをはじめることとなり、新生活の必需品をいろいろ検討中!!
先輩方にアドバイスを求めていました。そこで私が

「電気圧力鍋はどうでしょう?」

と提案すると、

「なんか電気圧力鍋って、上級者の使う道具っぽいですね」

という薄~いリアクション…。

まだまだ料理しない方々には知られていないようですね。
今は働く女性の間で話題となっていますが、一人暮らしの男子にもそのうち必須アイテムとなるはず。

今回は当初の依頼にしっかりお応えするべく、「一人暮らし男子が思わず料理したくなる電気圧力鍋」をテーマにかかげ、最適な機種を選んでいきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

\換気扇・コンロ・シンクも!まとめてキレイ/

目次

電気圧力鍋があれば炊飯器もガスコンロもいらない

炊飯器イラスト


電気圧力鍋は、炊飯機能も備えた調理器具です。そのため、一人暮らしならば電気圧力鍋さえあれば炊飯器は必要ありません。

電気圧力鍋は、容量の小さい機種でも3合くらいは炊けるものが多いです。ですから週に1~2度ご飯を炊き、小分けして、冷凍しておけば十分でしょう。

そうすれば普段は、電気圧力鍋をおかず専用として使えます。

また、ガスコンロも無理に使わなくていいんです。使うと汚れるし、掃除も大変ですから……。

一人暮らしであればおそらく、湯沸かしは電気ケトルを使うのでしょうし、温めは電子レンジがあれば十分ですよね? ガスコンロは使わないと決めて、封印しちゃいましょう。

電気圧力鍋があれば、鍋も買わなくていいですよ♪

電気圧力鍋にはマイコンと圧力IHの2種類がある

電気圧力鍋の加熱方法には、「マイコン」と「圧力IH」の2つがあります。

簡単にいえばマイコンは省エネタイプで、圧力IHはパワフルタイプです。

マイコンのほうが電気代は安めで、圧力IHのほうは消費電力が1200wくらいになることがあります。
圧力IHを使うときには、ブレーカーが上がらないよう気をつけなければいけません。

実際のところ、電気圧力鍋はマイコンタイプのほうが多く、圧力IHタイプはほんの一部です。
初心者向けを選ぶときには、マイコンタイプでよいでしょう。

電気圧力鍋の価格はどれくらい?

電気圧力鍋の価格はピンキリです。
高いものは5万円以上するものもあり、安いものは数千円で買うことができます。

ただ、売れている人気機種は平均1万円台のものが多いようです。

一人暮らしには何かとお金がかかるのでなるべく出費はおさえたいところですが、安すぎる機種は作れるメニューの数や量があまりないことも多いです。

かといっていきなり最上級モデルの5万円以上するものを選んでも、使いこなせない機能があったり、大きすぎて邪魔になったりしては本末転倒。

以下でご紹介する条件を参考に、平均的な価格帯で選んでおくのが無難でしょう。

初心者向けの電気圧力鍋ってあるの?調理家電マニアが提案する条件は3つ

調理家電イラスト

そもそも電気圧力鍋は、「誰でも簡単に調理ができる」ことがコンセプトの家電です。
そのため、どれを選んでも大きくハズれることはなさそうです。

しかし、料理初心者はちょっとしたことにもつまずき、ムリだとあきらめてしまうことがありますので、慎重に選んでいかなければいけません。

せっかくの便利アイテムを放棄してしまわないためには、次のような条件を満たしたものを選ぶとよいですね♪

その1:料理のアシストやナビゲートが充実

圧力鍋によっては、自由度の高いものと、ものすごく親切に指示してくれるものがあるんです。
調理に関するナビゲートは、細かく指示してくれるものがいいですね。

ある程度料理になれた人は、細かいナビゲートに従うのが苦痛だと感じてしまうこともあるようです。
料理上級者ならあえてナビゲートの少ないものを選んで、自分なりに使いこなすのもよいでしょう。

ですが料理初心者には「そんなことまで指示する?」というほど細かいナビゲートがあって、間違った操作は音声などでしっかり知らせてくれるものが安心です。

その2:超簡単なレシピがたくさんある

電気圧力鍋には、たくさんのレシピが内蔵されています。
そのため、指示に従って操作を進めるだけで、手の込んだ料理も失敗なく作れるんです。

ですが料理初心者には、料理の下ごしらえさえも挫折の原因となることがあります。
「いったん少し炒めて……」などの工程があると、いきなり焦がしてしまうといった謎のトラブルを起こすことも考えられます。

そのためなるべく簡単な、「材料を準備して、ボタン押すだけ」みたいなレシピが多くある電気圧力鍋だと安心。

またワンパターンな料理では飽きるので、そのような超簡単な工程でできるレシピがたくさん内蔵されているものがよいですね。

料理初心者でも、機械操作をしながら内蔵されているレシピを検索するのは楽しくできそうですから……。

その3:メジャーなメーカー&人気機種である

機種に悩んだら、なるべくメジャーなメーカーが作ったものを選ぶとよいでしょう。
説明書から故障時の保証まで、何かと安心です。

また初心者には、なるべく人気のある機種がおすすめ。
わからないことがあっても人気機種なら情報も多く、ググればすぐに解決しやすいです。

さらに人気機種であればSNSにレシピを投稿している人もたくさんいますので、それを参考にしてレパートリーを増やしやすくなります。

何かとヒマで退屈な自粛生活が続く中、自炊も悪くないと思えるかもしれません。

一人暮らしにちょうどいいサイズを選ぶのも大事!

一人暮らしの部屋

一人暮らし用の電気圧力鍋は、サイズ選びも慎重におこなう必要があります。
狭い部屋の中で、しっかりおさまるのかは重要ポイントですね。

一人暮らしには容量2~3Lくらいの電気圧力鍋が適当


一人暮らしには、容量の小さいミニサイズを選ぶのが基本です。
ミニサイズとしてラインナップしている機種は、容量2~3Lのものが多いです。

もちろんたくさん作って、ストックしておきたいという場合は3L以上のものを選んでもよいでしょう。

ただし、これは置き場所が広い場合に限ります。

キッチンは狭い…電気圧力鍋の置き場所やコンセント配線も考えておこう

一人暮らし用の部屋のキッチンが広くとってある、というのはまれなケース。

賃貸物件で一人であれば、居住スペースを広くとるためにキッチンが犠牲になっており、調理用の作業スペースがゼロ!という部屋も珍しくありませんね。

そういった場合には、ガスコンロの上に耐荷重のカバーを置き、その上を電気圧力鍋の定位置とするのもおすすめです。

電気圧力鍋は、煙や蒸気がわずかに出るため、換気扇近くに設置できるのがベストです。

また、忘れてはいけないのがコンセント。安全のためには、なるべく延長コードなしで済ませたいものです。

炊飯器を置く場所を確保しているのなら、そこに置くのもおすすめ。炊飯器を置けるスペースなら、十分に設置できます。

炊飯器なしにして、代わりに電気圧力鍋を置くことにしましょう。

一人暮らしにおすすめの電気圧力鍋はこの2つ!

電気圧力鍋イラスト

いよいよ、一人暮らし男子におすすめの電気圧力鍋をご紹介します。

たくさんある電気圧力鍋の中から、上述したような条件に合うものを2つにまで絞り込んでみました。

究極の時短!献立もアプリで…機能重視なら「ティファール クックフォーミー 3L」

ティファールクックフォーミー3L

ティファールのクックフォーミーは、とにかく早く仕上がるのがポイントです

加圧時間15分以下(※)の料理が満載で、また900Wの高出力で予熱時間も超時短。忙しくて、一分一秒でも早く仕上げたい方に人気がありますね。

(※)余熱時間は除く。

白米3分(準備時間1分)
プリン2分(準備時間5分)
豚の角煮15分(準備時間10分)

こういった、初心者でもチャレンジできそうなレシピが多く内蔵されているのも特徴。
また献立を考えるのが苦手な方のために、専用アプリで献立選びのアシストがかないます。
必要な材料を教えてくれるほか、買い物のリストを作成することもできるんですよ♪

クックフォーミー専用アプリ
クックフォーミー専用アプリ。上手に取り入れて、時短を目指しましょう!

クックフォーミー専用アプリ。上手に取り入れて、時短を目指しましょう

ただこのビジュアルは、好みがわかれるところかもしれませんね。
私はこのデザインをはじめて見たとき、「なんとなくスターウォーズっぽいな」と感じました。

とくにブラックがダースベイダーっぽい……。ホワイトはストームトゥルーパー!? とにかく名前をつけたくなる感じではありますね。

デザインが特徴的なので好みはわかれるものの、ティファールのクックフォーミーはとにかく時短を重視する方に人気があります。

ただこの「クックフォーミー3L」は発売されてまだ間もないので、ネットサイトではなかなか手に入らないかもしれません。
とはいえ便利なこの商品、一度探してみる価値はありますよ。


シンプルおしゃれ!インテリア性重視なら「シロカ 電気圧力鍋 SP-D131」

電気圧力鍋シロカSP-D131
電気圧力鍋シロカSP-D131

「シロカ 電気圧力鍋 SP-D131」はシンプルでボタンも少なく、スッキリとした印象。
やや縦長の形になっているので接地面が狭く、比較的場所を取らないのがポイントです。

“逃げ恥”の通称で知られる、TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でも津崎家に登場し、料理したことなかった津崎平匡(ヒラマサ)さんが上手に味噌汁を作って両親を驚かせていましたね。

シロカ 電気圧力鍋 SP-D131調理中
シロカ 電気圧力鍋 SP-D131調理中

結婚や出産をきっかけに料理をはじめることになった方や、リモートワークや自粛生活で自炊をはじめようと考える方にも心強い味方となりそう。ドラマをきっかけに、ネットニュースにも取り上げられていましたね。

この機種は、電気圧力鍋としてはごく標準的な機能を持ち合わせています。
容量は2Lで炊飯は3合までと、一人暮らし用にはちょうどいいコンパクトさ。

キッチンに置いたシロカ 電気圧力鍋 SP-D131
キッチンに置いたシロカ 電気圧力鍋 SP-D131


またシロカは比較的新しい日本のメーカーで、日本の狭い住宅事情にも配慮しながら、どんなインテリアにも合うデザインの製品を販売しています。

一人暮らしの部屋に合うインテリア性やコンパクトさを重視するなら、「シロカ 電気圧力鍋 SP-D131」がおすすめです。

価格については上述した「ティファール クックフォーミー ミニサイズ」より安く、購入もしやすいでしょう。

上級者向けの電気圧力鍋ってどんなの?念のためチェックしよう!

Amazonなどの人気ランキングで、上位にある電気圧力鍋も気になりますよね

ですが上位に挙がっている機種はやや調理家電上級者向けな印象があり、初心者には使いこなせないかもしれません。

念のため売れ筋人気ランキングで、上位に紹介されやすい機種についてみておきましょう。

パナソニックは、電気圧力鍋としては後発のメーカー。
とはいえ、「パナソニック」というブランドには圧倒的な信頼があるようです。

炊飯は5合炊きで、一人暮らし用というよりはファミリー向けという印象。

Amazonの口コミを確認すると、とにかく壊れない、安心して使える、という感想が多くありますね。

機能・デザインとも申し分ない、すぐれた人気商品です。ただ高さがなく、底面が広くなっている(幅28.2cm・奥行28.6cm・高さ21.3cm)ので、それを置けるスペースがあればおすすめしたいところ。

煮込む前にちょっと炒める作業がしやすいのと、ヨーグルトやプリンを作るときに容器をたくさん並べやすいというメリットがあります。

また、今回ご紹介する「PMPC-MA2-B」はネット販売限定のモデルです。同社のよく似た「KPC-MA2-B」モデルと比べると、サイズや用量(2.2L)こそ同じですが”作れるメニュー数”が違います。

通常のモデルは全65レシピに対して、ネット限定モデルは69レシピ。「おでん」や「茶碗蒸し」など、通常版にはないメニューが追加されています。

とはいえ「ネット限定になくて通常版にはある」、というメニュー(ボルシチなど)も存在するので、一度見比べてみるのもオススメですよ。

その豊富なメニュー数から、さまざまなレシピにチャレンジしたい人に人気があるようですね。

こちらは圧力鍋ではありませんが、電気圧力鍋のカテゴリーとよく比較・検討される人気の家電です。電気圧力鍋が日本で人気になる前から販売されており、見た目も機能も斬新なため、印象に残りやすいですね。

ホットクックを使っている人の感想は、「とにかくおいしくできる」という意見が多いようです。

多くの電気圧力鍋はいったん過熱をスタートしたらあとは全自動ですが、ホットクックは圧力鍋ではないため、途中でふたを開けて加熱したり、味を調えたり、時間調整をしたりすることもできます。

また2019年モデルではホットクックとスマホを連携させることができ、出来上がり時間を遠隔操作で変更することも可能です。
ただ中の容量に対して外寸が大きいので、広めのスペース確保が必要です。

まとめ

今回は「一人暮らしの男子が思わず料理したくなる電気圧力鍋」をテーマに、おすすめの電気圧力鍋をご紹介してきました。
調理家電マニアの私がおすすめするのは

  • ティファール クックフォーミー ミニサイズ
  • シロカ 電気圧力鍋 SP-D131


この2つです。参考にしてみてくださいね。

電気圧力鍋は今のところ、共働き主婦や一部の調理家電好きにしか知られていないのですが、料理にかかわるさまざまなストレスや手間を省いてくれるすぐれたアイテムですのでこれからも引き続き、注目していこうと思います。

我が家で今愛用中の電気圧力鍋は、コストコで購入した「インスタントポット」です。

公式サイト:コストコ

こちらは全米シェア№1にもなったことがあり、グローバルでは最も売れている電気圧力鍋であるとの情報も!

ニーズがあれば「インスタントポット」も解説していきますのでお楽しみに。

ライター

わたナギ子のアバター わたナギ子 ライター

主婦歴20年の元転勤族。度重なる引っ越しでの苦労から、「身軽に生きるのがベスト!」という結論に至る。以来、汚れもモノもため込まない暮らしへシフト。
趣味はポイントやマイルをコツコツ貯め、格安で沖縄へ行くこと。お気に入りの離島は阿嘉島。真夏以外の趣味はキャンプ・サイクリングなどアウトドアが中心。
コロナ渦で地方へ移住し、賃貸経営を開始。プチDIYやリフォームを研究中。

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