
100均グッズ&100円サービスで車内を掃除!汚れ別・車の大掃除ガイド

普段、何気なく乗っている車。
定期的に洗車機へ入れていても、車内まで掃除をしている、という方は少ないのではないでしょうか?
ボディは洗車機で簡単に洗えますが、車内の清掃は思った以上に大変です。
シート(座席)やマット、ダッシュボード、トランク内など、掃除する労力はバスルーム並みに多め。かといって、それぞれの場所・汚れに対応した洗剤やグッズを買ったり、調べたりするのは、時間もお金もかかります。
そこで今回は、車内の清掃を「安く」・「効率的に」おこなうコツをまとめてみました!
年末年始のお休みを利用して、1年の汚れを落としてみませんか?
\入居前の空室・入居中の在室も!家中丸ごとキレイ/
【車内のゴミ掃除】「ガソリンスタンドの100円掃除機」で時短しよう!
普段何気なく使っている車内には、
- ホコリ
- 砂や泥
- 髪の毛
- 食べかす
- 落ち葉や小石
など、小さなゴミがひっそりと溜まりがち。

このようなゴミの掃除に役立つアイテムといえば、やはり掃除機。
しかし、普段使いの大きな掃除機をわざわざ車内に持ち込むのは大変ですよね。
そんなときは、「ガソリンスタンドの車内用掃除機」を利用してみましょう!
☆ガソリンスタンド掃除機の使い方
- マットや荷物などを一度外に出す
- 掃除機にお金を入れる
- ホースを伸ばして車内を掃除
- 5分ほど経てば自動で掃除機が止まる
- 荷物やフロアマットを戻して終了!
ガソリンスタンドの掃除機を使う3つのメリット
あえてガソリンスタンドの車内用掃除機を使う理由は、以下の3つのメリットにあります。
- 給油や洗車のついでに掃除できる!
- 5分/100円の掃除機が多く、リーズナブル!
- 車内用のノズルですみずみまで掃除しやすい!
このように、ガソリンスタンドの掃除機は手間の少なさやお得さが魅力的!
また、専用掃除機ゆえの使い勝手の良さもうれしいポイントです。

ガソリンスタンドの掃除機は平たい形状のノズルが多く、車内の細い・狭い所までしっかり届きます。
家の掃除機を無理に使うよりは、こちらを利用する方が効率的でオススメ!
ただしスタンドによっては、車内用掃除機が設置していないこともあります。
一度、行きつけのガソリンスタンドに掃除機があるか、チェックしてみましょう!
車内の掃除機がけで気を付けたい”3つ”のポイント

ガソリンスタンドの掃除機は、基本的に5分間がタイムリミット。
効率よく、しっかりキレイにするためには、ただやみくもに掃除するだけではいけません。
実際に掃除機がけをする際には、以下の3点に注意しておきましょう!
車内のゴミが溜まっている場所を把握しよう

車内のゴミやホコリといえば、やはりシートや床に多いイメージですよね。
しかしそれ以外にも、車内には意外な場所にホコリやゴミが溜まっているものです。
☆車内でゴミの溜まりやすい場所
- シート
- フロアマットの下
- シートの下
- ドアの小物入れなど
- ドリンクホルダー内
- ダッシュボード内
- トランク内
事前に「どこにホコリやゴミが溜まっているか」をチェックしておけば、やり残しや無駄がありません。
ガソリンスタンドの掃除機には時間制限があるので、ゴミの多い所から優先的に取り掛かるとよいですね。
車内で掃除機をかける前には「シートを叩く」!

掃除機をかける際には、事前にシートをバンバン叩いておきましょう。
なぜなら、シートの内部には意外と多くのホコリが蓄積されているから。
この状態で掃除機を使っても、充分キレイにしきれません。
そのためまずは、シートからホコリをしっかり叩き出しておくことが大切!
棒状のものがあればやりやすいですが、なければ手でも大丈夫です!
ただし、かなりホコリが舞うので、
- しっかり換気をする
└ドアは全開にしておく
└「外気導入」モードでエアコンをかける - ホコリに弱い人はマスクをつける
などの対策はしておきましょう。

掃除機で吸いきれない細かいチリやホコリ、髪の毛が気になるときは、「コロコロ」や「ガムテープ」を使えばカンタンに除去できますよ。
日ごろから車内清掃したいなら「ハンディクリーナー」が便利!


「日ごろからこまめに掃除したい!」
「ガソリンスタンドまで行くのが面倒!」
そんな方は車内に一台、ハンディクリーナーの常備をオススメします!
☆ハンディクリーナーのメリット
- 小回りがきき、狭い車内でも掃除しやすい
- 大型の掃除機より比較的安価
- 車内に置きっぱなしでも邪魔にならない
ふと気になるゴミ・汚れがあれば、ハンディクリーナーでサッとお掃除!
車内をキレイに保つには、日ごろからゴミを溜めないことも大切ですね。
【車内フロアマットの掃除】100円で使える「マットクリーナー」が超便利!


車内「フロアマット」の汚れは、水洗いでキレイにする方法が一般的。
フロアマットは乾きにくいので、車内の掃除をする際は優先度高めが基本です。乾かしている間に、他の場所を掃除するとスムーズですね。
☆一般的なフロアマット掃除の手順
- マットを叩いて砂や泥を落とす
- 掃除機でホコリや砂などを吸い取る
- 水道でザっと丸洗い
- 落ちない汚れは中性洗剤+ブラシでこすり洗い
- もう一回丸洗いして洗剤を落とす
- 最後に乾かして終了!
洗剤で洗ったあと、柔軟剤入りの水でつけ置きすればいい香りも楽しめます。
とはいえこのフロアマットの掃除、難しくはないですが、結構面倒で時間もかかりそうですよね。
マットの掃除を早く終わらせたい方は、ガソリンスタンドによく設置してある“マットクリーナー”がオススメです!
☆マットクリーナーの使用手順
- 軽くマットを叩いて泥や砂、ホコリを落とす
- 料金を入れてスイッチを入れる(無料の所もアリ)
- マットクリーナーの投入口からフロアマットを入れる
- マットクリーナーの排出口からマットが出てきたら完了
- 汚れが落ちていなければ2~4を何度か繰り返す
これだけで終わりです。
多くの場合、1分足らずでゴミ取りから水洗いまで自動ですませてくれます!
料金はだいたい100円、もしくは無料。
掃除機同様、手軽に利用できるのがいいですね!
「時間をかけるのも、あれこれ用意するのも面倒!」
そんな方は近くのガソリンスタンドにマットクリーナーが設置されているか、チェックしてみてください!



マットクリーナーで洗浄した後のマットは、濡れたままの状態です。
濡れたマットを乾燥させないまま車内に放置すると、悪臭の原因になってしまいます。
この場合は持ち帰った後、しばらく天日干しして乾かしておきましょう!
【車内装の汚れ掃除】気になる汚れは100均の「セスキ」でピカピカに♪


食べこぼしや汗、皮脂など、内装にはさまざまな汚れが溜まります。
放置すると染みになり、落ちにくくなるだけではなく不快なニオイの元になることも。
車内の汚れ・染み取りは、絞った雑巾で水拭きするのが基本的なやり方。
しかし今回ぜひオススメしたいのは、「セスキ炭酸ソーダ」による掃除です!
セスキを車内の掃除に使うメリット
セスキ炭酸ソーダを車の掃除に使う理由は、車に付く汚れと相性がとてもいいから!
アルカリ性のエコ洗剤であるセスキは、「酸性の汚れ」に相性バツグン。
水拭きだけでは落とせなかった汚れも、キレイに取り除いてくれます。
その酸性汚れ、というのは
- 食べこぼしの染み
- 手垢汚れ
- 汗・皮脂汚れ
- ヤニ汚れ
など、いわゆる車内によく付く汚れが多いんです!




簡潔にまとめれば、「車内に付く汚れの大半はセスキが効果テキメン」、ということですね!
セスキを使った車内の掃除方法
またセスキ炭酸ソーダは、掃除方法も非常にカンタンです。
- 市販の「セスキ炭酸ソーダスプレー」を用意
- 雑巾やお掃除クロスに吹き付ける
- そのまま気になる汚れを叩いたり、拭き上げたりする
- 汚れが落ちたら完了!
また、汚れているように見えなくても、ハンドルやシフトレバー周りはキレイに拭いておくと◎! 手のよく触れる場所には、目立たなくとも手垢や皮脂汚れが溜まっていることも多いんです。
車を大掃除する際には、車内全体をセスキで拭いてみてください!





シートなどに水気が残るとかえって染みになってしまうことも。
拭き掃除をした際には水分が残らないよう、乾拭きまでしておくと安心です。
また本革シートにセスキを使うと、かえって変質・変色してしまう恐れがあります。
この場合はセスキは使わず、絞った雑巾もしくは本革用のクリーナーで優しく掃除するようにしましょう。
※車内掃除に便利な「セスキ炭酸ソーダスプレー」は、自作するのもお得&手軽です。
興味のある方は、下記の記事もぜひご覧ください♪


【車内細部の掃除】100均の「歯ブラシ・綿棒」ですき間もキレイに!


車内にはエアコンの吹き出し口やドリンクホルダー、カーナビのすき間など、掃除機や雑巾では掃除しにくい部分も数多くあります。
そんな狭い・細かい場所を掃除したいときは、使う道具を工夫してみましょう!
例えば、
- 吹き出し口やカーナビ周りのホコリ
⇒「湿らせた綿棒」で掃除する - ドリンクホルダーの奥
⇒「いらない歯ブラシ」で掃除する
など、身近なものを利用すれば、安く・効率的にキレイにできますよ。
車内のホコリ取りには「スライム掃除グッズ」も便利!
車内のすき間に入り込んだホコリの除去は、スライム掃除グッズもオススメ!
スライム状の塊を気になる部分にベタっとつければ、粘着力でピタッとホコリを吸着。
そのまま軽くグリグリしてから剥がせば、たった数秒でホコリ取り完了です!
車内なら、
- エアコン等のスイッチ周り
- エアコン吹き出し口
- シフトレバー周辺
など、細かく凸凹した場所で便利に使えそうですね。
最近では100均でも販売されているようなので、気軽に試すことができますよ。
車の中を水洗い! VS頑固な汚れの救世主「バキュームクリーナー」
どうやっても落ちない頑固な汚れを見ると、「水洗いしたい…」とは思いませんか?
バキュームクリーナーは、そんな車内の水洗いを安全にできる優れモノ! カンタン手順でシートや床に染みこんだ汚れをゴッソリ吸い上げてくれる、話題の便利グッズです。
バキュームクリーナーの魅力は、ただ頑固な汚れを落とすだけではありません。
「目に見えない汚れ」まで根こそぎ吸い上げてくれる、というのが、この商品の真の魅力!
電源を入れてシートを掃除してみると、内側に吸い込んだホコリや汚れを含んだ汚い水がドバドバ出てきます。とくに何年も掃除していない、という車の場合、想像以上の汚れ具合にショックを受けてしまうかも?
お値段は少々お高めですが、興味のある方はぜひ検討してみてください!
車内の掃除ができない場合は「プロに相談」するのもアリ!


「どうしても染みついた汚れや臭いが取れない」
「車内を掃除している時間が取れない!」
そんなときは、車内清掃のプロに相談するのもひとつの手。
プロに掃除をお任せすれば、
- 落ちにくい汚れ・悪臭にも対応
- 車の掃除にかかる時間がなくなる
- 売る際の査定にも好影響
などなど、数多くのメリットがあります。
車内掃除をお願いできる4つの依頼先
プロに車内の掃除をお願いしたい場合の依頼先は、以下の4つです。
- 車のディーラー
- 洗車の専門業者
- カー用品店
- ガソリンスタンド
ただしその料金は、依頼先やプラン、車種に応じて数万円単位で変動します。
まずは近くでクリーニングしてくれる所をいくつかピックアップして、プラン内容や料金、作業時間等を比較してみるとよいですね。
まとめ
車内の掃除は、工夫次第でお安く・手軽に済ませられます!
- 掃除機やマットクリーニングはガソリンスタンドで
└100円/約5分~(無料のスタンドもアリ) - 車内の汚れはセスキ炭酸ソーダで
└市販で2~300円 - 細かい汚れは綿棒やいらない歯ブラシ、スライムで
└100均でも購入可能!
など、安ければ合計1,000円以下で車内をピカっとキレイにできますよ。
「もう少し本格的に大掃除したい!」という方はバキュームクリーナーやプロの力を借りてみましょう。
お金こそかかりますが、普通の掃除では得られないスッキリ・清潔感が得られます。
普段お世話になっている車をキレイにして、気持ちのよい新年を過ごしましょう♪





