「献立を考える時間も、スーパーに買いに行く時間もない!」
そんな時に活躍してくれるのが、調理に必要な食材がセットになった「ミールキット」です。
でも実際に利用するとなると、値段に見合う商品なのか、ボリュームはどのくらいなのか、調理は簡単なのかなど……意外とハードルが高かったりしませんか?
そこでmochiya編集部では、セブン-イレブンの「セブンミール」と、オイシックスの「Kit Oisix」を注文。
肉・海鮮・丼の部門に分けて、各社の「ミールキット」を比較&レビューしていきます!
勝利のゴングは、どちらに鳴り響くのでしょうか!?
※2020年10月時点の情報です(表示価格は税込)
\換気扇・コンロ・シンクも!まとめてキレイ/
「ミールキット」とは?
調理済の食材や調味料がセットになった「ミールキット」。
同封されているレシピにそって調理すると、手軽においしい料理が作れます。
毎日の献立決めを楽にしてくれて、さらに食材を買う手間も省ける時短アイテムです。
現在「ミールキット」は、さまざまなメーカーから発売されており、多彩なバリエーションがそろっています。
なかでも人気なのは、値段と手軽さで勝負するセブン-イレブンと、食材へのこだわりが光るオイシックスです。
今回の取材では、mochiya編集部の2名がそれぞれの「ミールキット」を3日間かけて調理&試食してみました。
料理未経験の木林がセブン-イレブンを、自炊歴17年の和田がオイシックスを担当します!
ミールキットの購入方法
オイシックスの「おためしセット」を注文
オイシックス担当の和田です。
自炊歴は長いのですが、レシピを見て料理することはほぼ皆無。
もちろん、「ミールキット」を利用したことなんてありません!
まずは注文! とオイシックスの公式サイトを眺めていたら「おためしセット」を発見。
なんと4,000円相当の食材が1,980円で試せるというお得なセットです。
時期によって内容は異なるそうですが、今回は運よく3日分の「ミールキット(2人分)」が届くので、さっそく注文してみました。
注文から3日後、「おためしセット」が冷蔵便で到着。
はやる気持ちを抑えながら、いざ開封してみました(ワクワク)。
届いたミールキットは、
「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ+小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」
「小ねぎ香る、さばのみぞれ煮+さっぱり豆腐 ねぎかつお醤油で」
「フライパンひとつで!マイルドタンドリーチキン+たっぷりケールのチーズナッツサラダ」。(右上から時計回り)
さらに「八ヶ岳山麓からお届け 高原Oimix リーフ」と「北海道函館牛乳」という、充実のラインアップです。
明日からの晩ごはんが楽しみです♪
セブン-イレブンのミールキットを注文
セブンイレブン担当のmochiya編集部・木林です。
料理にはなじみのない生活を送る僕ですが、セブンのミールキットなら簡単! という噂を聞いて飛びついてみました。
今回は、3日分の日替わりミールキットを注文・体験してみます!
☆注文する際の注意点
セブンイレブンのミールキットは、受け取り日の3日前・午前10時30分が注文期日です。
受け取り方法は基本的に、実店舗での手渡し。
ただし、セブンイレブンの購入サイトにて1度に1,000円(税抜)以上利用すれば、配達もしてもらえます。
ミールキットは2人分でも合計1,000円にならないことが多いので、配達希望の方は合わせて別の商品も購入しておく必要がありますね。
そんなキットの受け取り時間は、「昼便」と「夕便」の2種類があります。
◎店舗受け取り
- 昼便:11時30分から受け取り可
- 夜便:17時30分から受け取り可
◎配達
- 昼便:正午ごろまでに
- 夜便:19時00分ごろまでに
上記の時間には、ミールキットを手に入れることができます!
※配達時に不在の場合は、連絡後再配達となります。
もしお仕事が忙しい方は、時間の融通が利く「店舗受け取り」がオススメ。
例えば、夕便で注文して仕事帰りに取りにいくなど……。
受け取り対象店舗は結構多いので、都合に合った受け取り方ができますよ。
※ただし消費期限がその日まで、というキットもあるので注意!
僕の場合は仕事帰りに受け取りたかったので、夕便を選択。
駅前のセブン-イレブンへ受け取りにいきました!
〇受け取りの流れ
- 店舗のカウンターで「名前」と「ミールキットを受け取りに来た旨」を伝える
- 店員さんがキットを持ってきてくれるので、そこで料金を支払う
- 受け取り完了!
ポイント:受け取りは注文した本人でなくても大丈夫!
……この受け取り、わずか2~3分で終わりました。
もう少し時間がかかるかと緊張していましたが、本当にあっという間。
1分でも早く帰宅したい僕にとって、時間をかけずにサッと受け取れるのは、ポイント高です!
ROUND1「丼もの対決」
「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」/オイシックス(単品価格:1,274円)
一晩目の対決メニューは「丼もの」。
和田家の食卓には「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」と「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」の2品が並びます。
20分以内で主食と副菜が作れる、というオイシックスのミールキット。
「本当かな?」と疑いつつも、パンッパンに食材が詰められた袋をあけます。
思いがけない量に、ちょっとびっくり。
とくに野菜は、想像以上です。
【ミールキットの中身(2人分)】調理時間:約20分
主菜「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」
- 鶏卵(温泉卵)
- にんじん(北海道産)
- えのき(宮城県産)
- 合いびきそぼろ(牛肉・豚肉)
- 小松菜(熊本県産)
- ニラ(茨城県産)
- ナムルだれ
- 豆板醤
副菜「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」
- 絹豆腐
- 小ねぎ(青森県産)
- 味のり(有明海産)
- 醤油風調味料
※賞味期限はお届け日+2日保証
【用意しておくもの】
- ごま油
- 中華だし
- ご飯
【調理器具】
- フライパン
- 小鍋
- 包丁
- まな板
ミールキットとはいえ、小松葉やニラなどは自分で切ります。
鮮度が落ちないようにとの配慮でしょうか。さすが素材にこだわるオイシックス。
にんじんは、千切りになっています。下準備に時間がかかるので、有難いです。
では、レシピを見ながらレッツ調理!
小松菜、ニラ、えのきの下ごしらえに入ります。シャキッと音がするくらい新鮮な小松菜に感激。
えのきは味が染みやすいように、フォークでほぐしながら切ります。
これぞ料理の豆知識!
ここまでの時間は約5分。
にんじんの下処理がないだけで、こんなに早いのか!
オイシックスの時短術①
実はオイシックスのレシピには、手際よく作るための“順番”が書かれているんです。
たとえば、主菜と副菜の下ごしらえは同時におこなう、など番号がふられています。
これまで1品ずつ作っていた私にとっては、目から鱗!
今回でいうと、「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」の野菜類と「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」の絹豆腐&小ねぎがそうです。
すごいですねぇ。(いつも1品ごとに包丁とまな板を洗っていましたよ。遠い目)
\小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープの材料/
レシピの順番通り、先ほど野菜を切ったまな板で、絹豆腐と小ねぎに包丁を入れます。
ダイス状になった豆腐を小鍋にセットして終了です。
オイシックスの時短術②
2品の下ごしらえが完了したら、次は小鍋の出番です。
先に「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」を作っていきます。
汁物は材料を入れた後、ほったらかしにできるので、この順番なのかなと思いました。
効率的に作るってこういうことなのか……。
感心しているうちに鍋が温まったので、中華だしと手でちぎった味のりをパラリ。
オイシックスの時短術③
鍋を火にかけたまま、本日のメインイベント「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」作りスタートです。
ごま油を入れたフライパンに、にんじん、えのき、そぼろの順で投下。約2分炒めます。
次は小松菜とニラを追加。
食感がなくならないように、さっと炒めます。
全体的にしんなりしたら、火を止め、ナムルだれと豆板醤を加えます。
調味料が馴染んだら、完成。
下ごしらえから約15分で、この出来栄え!
オイシックスの時短術④
仕上げは「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」の味付けです。
火を弱め、小ねぎと醤油、最後にごま油で香り付けしたら、もうここは中華街。
「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」を作っている間に、副菜もできるなんて、オイシックスの時短レシピおそるべし!
感想
小松菜とニラのシャキッとした歯ごたえと、甘辛い肉みそが相性抜群!
温玉のまろやかさがプラスされると、もう食べる手が止まりません。
夜に丼を食べると罪悪感に苛まれるのですが、ほとんど野菜(だと思っている)なので、お腹いっぱい味わえました。
評価
調理時間 ☆☆☆☆☆
量 ☆☆☆☆☆
切る手間 ☆☆☆
値段 ☆☆☆
栄養バランス ☆☆☆☆☆
賞味期限 ☆☆☆☆☆
「牛肉とごぼうの甘辛炒め」/セブン-イレブン(453円)
まずは丼物対決ということで、僕が選んだのは「牛肉とごぼうの甘辛炒め」。
お肉はもちろん、ごぼうやにんじんもたっぷり入って、栄養バランスばっちりの1品です。
本来はそのままお皿に盛り付ける料理ですが、今回は思い切ってご飯にかけていただきます!
しかし、僕は料理経験がほとんど0。
「焼く」と「炒める」の違いも正直よく分かっていないのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
【ミールキットの中身(1人分)】
- 牛肉(90g)
- ごぼう・にんじん
- 小ねぎ・白ごま
- 調味液
【用意しておくもの】
- 水
- 油(小さじ1)
【調理道具】
- フライパン
- さい箸
さっそく開封すると、袋詰めの食材がドサッと出てきました。
食材はすべてカット済み。
包丁を使う必要もなさそうで、料理未経験の僕も安心です!
ではさっそく、レシピに従って作っていきましょう!
☆調理工程
まずは水にくぐらせた野菜(にんじん・ごぼう)をレンジでチン。
次に、油を入れたフライパンに牛肉を入れて炒めます。
目安は、「色が変わる」まで!
「色が変わるまで」の意味が分からなかったので、とりあえずしっかり焼きました。
生食は怖い、ということぐらいは知っていたので。
(結論からいえばこれ、やり方間違っています)
焼き終わったら肉を取り出して、最初にチンした野菜を中火で炒めていきます!
はじめての炒め体験、ということもあり、とりあえず適当にさい箸でシャカシャカ……。
すると、新鮮だった野菜が徐々に柔らかくなっていきます。
おそらく、ここまでは上手く料理できているのではないでしょうか?
目安の時間が経ったら、牛肉・調味液を投入して再度炒めます!
色が変わるまで、って後で調べたら、肉が白っぽくなればOKだそうです(初耳)。
最初にしっかり肉を焼いてしまったので、最後の最後であやうく焦げそうになりました……。
どうにか汁気を飛ばしたら、お皿に盛り付けていきます。
これをお米に乗せて、丼ぶりにしたらついに完成です!
料理経験ほぼ0でも、なんだかいい感じの「料理」ができました。
キット記載の調理時間は15分でしたが、僕の場合は30~40分ほどかかりました。
ただ手順はすごく分かりやすかったので、普段料理をされる方ならもっと早くできそうです!
それでは、さっそく試食していきましょう!
味の染みたお肉にホクホクのごはん……とってもおいしいです。
野菜にもしっかり濃い味が付いていて、どんどん箸が進みます。
はじめての料理ということで味が不安でしたが……ほとんど問題ナシ!
ただちょっと焼き過ぎた感じはあったので、これは今後の反省点ですね。
また、肉や野菜がちょうどよいサイズで食べやすい、というのもうれしいポイント。
包丁いらずでこれは、本当にすごいと思います!
感想
今回のキットは値段も453円とリーズナブル。
とはいえ量が少ない、ということはなく、お肉や野菜は想像よりもたっぷり入っていました。
僕のような20代男性のお腹にも、満足感十分の1品です!
例えば「子どもが食べ盛りで大変……」という方は、これで1品増やせば楽ちんですね!
評価
調理時間 ☆☆☆☆☆
量 ☆☆☆☆
切る手間 ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆☆
栄養バランス ☆☆☆
賞味期限 ☆☆☆
ROUND2「肉対決」
「フライパンひとつで!マイルドタンドリーチキン」(538円)「たっぷりケールのチーズナッツサラダ」(637円)※各単品価格/オイシックス
昨晩の丼で、すっかりオイシックスに胃袋をつかまれた和田です。
今夜は「フライパンひとつで!マイルドタンドリーチキン」と「たっぷりケールのチーズナッツサラダ」で勝負!
【ミールキットの中身(2人分)】調理時間:約20分
主菜「フライパンひとつで!マイルドタンドリーチキン」
- 鶏ムネ肉(国産)
- タンドリーソース
副菜「たっぷりケールのチーズナッツサラダ」
- ケール(香川県産)
- ラディッシュ
- 化学調味料無添加 ハニーマスタードと玉ねぎドレッシング
- 粉チーズ
- スライスアーモンド
※賞味期限はお届け日+2日保証
【用意しておくもの】
- サラダ油
- 玉ねぎ(お好みで)
【調理器具】
- フライパン
- 包丁
- まな板
- ボウル
メニュー名のとおり、フライパンだけで異国の料理が味わえる「フライパンひとつで!マイルドタンドリーチキン」。
以前レシピを見ながら作ったときは、下味を付ける、タレを作り漬け込む、焼く。と、かなり時間も手間もかかった記憶があります。
それが焼いてタレを絡めるだけなんて、大丈夫? と若干の不安を覚えながら調理開始です。
オイシックスの時短術①
帰宅後は時間との闘い。タンドリーチキンを一から調理している暇などないんです。
その点、オイシックスの鶏ムネ肉は、すでにカット&下処理済。キッチンに立った、1分後には肉を焼くことができます。
真空パックを開封し、鶏ムネ肉がお目見え。
サラダ油をひいたフライパンにのせ、中火で焼きましょう。
鶏ムネ肉が白っぽくなってきたら、ひっくり返す合図。火を弱めて、裏返していきます。
すべて返し終わったら、フタをして蒸し焼きに。
約2分後、火が通ったかチェック。さい箸で鶏ムネ肉を割ってみたのですが、めちゃくちゃやわらかい!
鶏ムネ肉は脂肪分が少ないため、加熱すると固くなりやすいのがネックです。
それがスッと切れるなんて、オイシックスの技術力?は相当なものだと思います!
オイシックス曰く「甘みのある野菜を加えるのがオススメ!」とのことで、私は玉ねぎをチョイス。
薄切りにして、レンジでチンしたものを入れていきます。
タンドリーソースを絡めてフィニッシュ! スパイシーな香りがキッチンに充満します。
次は副菜に取り掛かります!
副菜は香川県産のケール「かがやケール」のサラダです。根っこごとのケール、初めて見ました。
軽く洗ったケールを、食べやすいサイズに切ります。さようなら、根っこ。
苦いと思われがちなケールですが、「かがやケール」は一味違うそう。味付け前に食べてみたのですが、ケールの濃厚な旨味を感じることができました。
野菜の準備ができたら、味付けに入ります。といっても、ドレッシングで和えるだけなので、余裕です。
サラダは5分程度で完成! 主菜が冷めないうちに、いただきましょう!
感想
とにかく調理の簡単さに感激! 袋から出して焼くだけのタンドリーチキン、洗って切るだけのサラダ。仕事で疲れた体には、うれしいメニューですね。
しかも、味も見た目も文句なし。タンドリーチキンは、短時間調理ながらスパイシーな味がしっかりと付いていて、ご飯がすすみました。
サラダも、ドレッシングがケールの味を引き立ててくれて、最後までおいしくいただけました。
評価
調理時間 ☆☆☆☆☆
量 ☆☆☆☆
切る手間 ☆☆☆
値段 ☆☆☆
栄養バランス ☆☆☆☆☆
賞味期限 ☆☆☆
「ポークチャップ」/セブン-イレブン(453円)
2日目の勝負は「肉料理」。
今回は「ポークチャップ」を作っていきます!
存在感抜群の大きなポーク(豚肉)を贅沢に使ったこの料理。
側にはにんじんやレタスなどのカラフルな野菜も添えられ、彩りも抜群の1品です。
消費期限は翌日午前11時までと短めですが、晩ごはんなら問題ありません。
正直肉なんて焼肉店以外で焼いたことないですが、おそらく大丈夫でしょう!
【ミールキットの中身(1人分)】
- 豚ロース肉の漬け込み(110g)
- 小麦粉
- にんじん
- ジャガイモ
- ブロッコリー
- サニーレタス
- 水菜
- コーン
- ボークチャップソース
【用意しておくもの】
- 水
- 油(大さじ1)
【調理器具】
- フライパン
- 菜箸
豚肉は僕の大好物なので、作る前からかなり楽しみ。
では、さっそく作っていきます!
☆調理工程
メインの肉を焼く前に、はじめは野菜の準備から。
にんじん・ジャガイモ・ブロッコリーを水にくぐらせ、レンジでチンしておきます。
加熱が終わったら、サニーレタスや水菜とともにお皿に盛り付けます。
袋詰めになっていた野菜には、シャキッとしたみずみずしさを感じます!
ホカホカのブロッコリーたちと合わせると、もうすでに料理の雰囲気がありますね。
さて、次はいよいよお肉の出番!
あれ? 豚肉がアコーディオンみたいになってる?
不安になった僕は、グーグルで検索。
「この切れ目は“筋切り”といって、加熱後の豚肉を柔らかくする工夫」なんだそう。
僕にはこんな技は使えないので、助かりました。あとは小麦粉をまぶして焼くだけです。
セブンのミールキットは本当に、面倒な作業がひとつもありませんね……!
余分な粉をパンパンと落としたら、油を入れたフライパンに放り込みます!
中火で1分、ひっくり返して2分ほど焼きます。
焼く作業は少し不安でしたが、しっかり目安時間が明記されているので、安心して調理することができます。
レシピに従っているだけで、なんだか料理が上手くなった気分!
時間が経ったら、ポークチャップソースを入れてプラス30秒焼きます。
※火は中火ではなく「弱火」なので、ご注意を!
最後に豚ロース肉を皿に盛り付けて、フライパンに残ったソースをかけたら完成!
調理にかかった時間は、おおよそ30分でした(レシピ記載の時間は10分)。
ただこれは肉に小麦粉をまぶしたこともない人間の記録なので、参考にはならないかもしれません。
とはいえ、なんとか失敗せずに完成できたのでそれはよしとしましょう。
では、実際に食べてみます!
メインのポークはとてもジューシーで、豚肉好きの僕も満足!
合間に食べる、にんじん・ジャガイモもホクホクです。
肉のサイズもさることながら、野菜の量もたっぷりあってボリューム的にも文句なし。
仕事終わりでペコペコのお腹には、最高のご馳走になりました!
感想
今回僕がやったことといえば、レンジでチンして、小麦粉まぶして、肉を焼いただけ。
こんなに簡単に、たったの数十分で美味しい豚肉料理ができるのは本当にすごいです。
それでいて、値段はなんとワンコイン以下!
また一番びっくりしたのは、その贅沢な料理の見た目でしょうか。
程よく焼け、湯気の立った豚肉に、色とりどりのカラフルな野菜。
実際完成したときは、本当に自分が作ったのかと疑うほどでした!
評価
調理時間 ☆☆☆☆☆
量 ☆☆☆☆
切る手間 ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆☆
栄養バランス ☆☆☆☆
賞味期限 ☆☆☆
ROUND3「海鮮対決」
「小ねぎ香る、さばのみぞれ煮」「さっぱり豆腐 ねぎかつお醤油で」/オイシックス(単品価格1,393円)
3日目の対決メニューは和食で攻めます。
手間のかかる和食、果たしてどんな時短術を使うのでしょうか!?
【ミールキットの中身(2人分)】調理時間:約20分
主菜:小ねぎ香る、さばのみぞれ煮
- ふわっとジューシー 骨取りさばみぞれ煮風
- かぼちゃ
- 小松菜
- 小ねぎ
- にんじん
副菜:さっぱり豆腐 ねぎかつお醤油で
- 国産大豆木綿豆腐
- 長ねぎ
- 大葉
- かつおぶし
※賞味期限はお届け日+2日保証
【用意しておくもの】
- ごま油
- 醤油
- 酢
- 砂糖
【調理器具】
- フライパン
- レンジ
オイシックスの時短術①
丼と肉料理は主食から作りましたが、今回は副菜から調理スタート。
「さっぱり豆腐 ねぎかつお醤油で」で使う木綿豆腐の水切りと、タレを作っていきます。
どちらも、ほったらかしにできるので、その間に主菜に取り掛かりましょう。待ち時間を無駄にしない、時短術ってスゴイですね。
副菜の下ごしらえがすんだら、主菜にうつります。
まずは「さばのみぞれ煮風」をあたためていきましょう。
オイシックスの時短術②
「さばのみぞれ煮風」を火にかけている間に、野菜の下ごしらえに取り掛かります。
今日包丁を使う食材は、小松菜、かぼちゃ、小ねぎです。硬くて切りにくいかぼちゃは、スライスされています。
野菜の準備がととのったら、レンジで調理。加熱に時間のかかる、かぼちゃとにんじんを先にチンします。
ちなみににんじんは短冊切りで届くため、下処理の必要なし!
レンジからお皿を取り出し、小松菜を追加。ラップをかけ直し、再度レンジで加熱。
あっという間に、付け合わせの野菜ができましたね。
ちょうど「さばのみぞれ煮風」も温まったようなので、盛り付けていきます。
主菜が完成したので、副菜も仕上げていきます。
最初に調理したタレに、かつおぶしを加えましょう。
水切りした木綿豆腐を小皿にのせ、タレを盛り付け。
大葉は香りが出やすいように、手でちぎってトッピングします。
ランチョンマットに並べて「いただきま~す!」。
感想
3日間のなかで、一番楽チンでした! 調理はもちろん、後片付けもほとんどなかったのが、うれしかったです。
とくに感動したのは「さばのみぞれ煮風」。骨のない魚が、こんなに食べやすいと思いませんでした。
骨を取りながら食べると時間がかかるので、あまり食べなかったんですよね。
かぼちゃやにんじん、豆腐など、食材のバランスもすごく理想的でした。
評価
調理時間 ☆☆☆☆☆
量 ☆☆☆☆
切る手間 ☆☆☆
値段 ☆☆☆☆
栄養バランス ☆☆☆☆☆
賞味期限 ☆☆☆☆
「イカとホタテの旨塩炒め」/セブン-イレブン(486円)
初日・2日目と肉ばかり焼いてきたので、最後の対決が「海鮮」なのは楽しみです。
海の幸たっぷりの「イカとホタテの旨塩炒め」を選んでみました!
イカとホタテの旨塩炒めは、ブロッコリーや白菜など、野菜もたっぷり入った健康的な1品。
普段冷凍パスタばかり食べている私の寿命も、きっと伸ばしてくれることでしょう。
ただ、海鮮を使った料理ということもあり、消費期限は受取日の午前0時とやや早め。
受け取ったのが仕事終わりだったので、後数時間しかありません!
期限が切れてしまわないよう、ササッと作っていきましょう!
【ミールキットの中身(1人分)】
- ホタテ・イカ
- 白菜の葉・芯
- チンゲンサイ
- ブロッコリー
- にんじん
- きくらげ
- タケノコ
- 炒め用のたれ
【用意しておくもの】
- 水(食材を洗うため・蛇口でOK)
- 油(小さじ1+大さじ1/2)
- 塩・コショウ(お好みで)
【調理道具】
- フライパン
- さい箸
- ざる
☆調理工程
今回も、まずは野菜から準備。ブロッコリーを水にくぐらせて、レンジでチンします(500W・2分)。
ここまではさすがに慣れたので、動きも結構スムーズです!
次に調理するのは、メインの海鮮。
ホタテ・イカの水気を切って、油を引いたフライパンに投入します!
炒め終わったホタテ・イカは、別の容器に一旦取り分け。
最後の仕上げのときまで、出番を待ってもらいます。
フライパン内の油を拭いて引き直したら、「白菜の芯・にんじん・きくらげ・タケノコ」をまとめて投入!
はじめて知ったのですが、きくらげって普通に炒めると破裂することがあるんですね。
突然「パン!」と爆発音がしたので、かなりびっくりしました。
話によれば、事前にフォークで穴を空けておいたり、はさみで切り込みを入れておいたりすると予防になるそう。
皆様はお気を付けください……。
とはいえ、なんとか上手くできた感じです。
炒め終わりまでのタイムは、おおよそ10~15分。順調ですね!
次は「チンゲンサイ・白菜の葉」を加えて、約30秒炒めます。
ここまで終わったら、いよいよ仕上げ。
調理してきた食材をドサっと入れて……。
ここまで作ってきた下準備の集大成!
海鮮料理のいい匂いが、一気にキッチン中に広がります。
炒め用のたれを流し込んだら、そのまま中火で約2分。
塩・コショウで味付けしたら、いよいよ完成です!
写真でも分かるほどに湯気の立った、アツアツの野菜や海鮮……。
我ながら、上手く作れたと思います!
今回の料理は、30分ほどで完成!
記載の時間は20分ですが、料理をはじめて3日目にしては上出来ではないでしょうか。
もう、早く食べたいので、さっそく試食に入ります!
感想
ホタテ、イカ、野菜……その香ばしさは、食べてしまうのがもったいないと思うほど。
味の方も、最後に入れた塩・コショウがいいアクセントになっていてとてもおいしいです。
噛めば噛むほど口の中に広がる風味もたまりません!
1食分には十分なボリュームも合わせて、大満足の1品でした!
評価
調理時間 ☆☆☆☆☆
量 ☆☆☆☆
切る手間 ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆
栄養バランス ☆☆☆☆
賞味期限 ☆☆☆
まとめ
オイシックス
オイシックスのミールキットは、野菜を“おいしく・簡単”に食べられるのが魅力です。
また、20分で主菜と副菜が作れるレシピにも、頭が下がります。
時短料理は、味が単調だったり、見た目がイマイチだったりと、マイナスイメージをもっていましたが、オイシックスはそれを180度変えてくれました。
コスパは高くないですが、値段以上の価値を感じられるはずです。
オイシックスは、総合的にみてワンクラス上のミールキットだと思います。
セブン-イレブン
セブンのミールキットを使ってみて、印象に残ったのは「包丁を使わない」こと!
下準備などの手間はほぼなく、30分足らずで1品作れちゃいます。
料理経験ほぼ0の僕でも美味しく作れる、というのは本当に驚き!
初日は時間もかかりましたが、3日目にはかなり手際よく作れるようになりました。
料理に慣れた方であれば、レシピ記載の時間(10分~20分)でもサッと作れそう!
時短・カンタンさでいえば、セブンミールに軍配が上がると思います。
お仕事など、日々忙しい方はぜひ利用してみてください!
セブン-イレブンVSオイシックスの結果
セブン-イレブンとオイシックスのミールキット。
体験してみた結果、どちらも調理の手間を減らすための創意工夫が満載でした。
また、味や見た目、ボリュームに関しても、普段の食事と変わらない&それ以上の満足度。
調理工程をなるべく省きたい&コスパを求める方はセブン-イレブンを、簡単な調理はしたい&素材にこだわりたいという方はオイシックスを選ぶといいかもしれませんね。
家事を時短して、自分時間を楽しみましょう♪