
脱色コンバースに成功!ハイターで赤→ピンクにした方法と注意点

こんにちは。
もちやぷらす専属の主婦ライター、わたナギ子です。
お出かけできない連休中、時間がありすぎたので「脱色コンバース」にチャレンジしてみました。
汚れて履かなくなった赤コンバースをピンクへと色変!
なんとちょうどいいくすみピンクにリメイクできたんです。
想像していたよりもうまくできたので、実際にやってみた方法を写真付きでご紹介したいと思います。
脱色コンバースに興味があるけど方法がわからない…といった方の参考になれば幸いです。
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脱色コンバースに必要なもの
脱色コンバースをするのに必要なものは4つです。
- コンバース(キャンバススニーカー)
- 塩素系漂白剤(ハイター・キッチンハイター・ブリーチなど)
- 靴洗い用ブラシ
- 密封容器(ジップロックなど)
塩素系漂白剤は、家庭に常備してあることが多いと思います。
私は今回ハイターを使いましたが、キッチンハイターやブリーチなどでもほぼ同じ成分ですので代用できます。
また、脱色コンバースをおこなうには時間的なゆとりが必要です。
脱色するための時間が半日ほど、乾燥させるのに1日くらいかかりますので時間的な余裕のあるときにおこないましょう。
そのほか脱色コンバースにはコンバース愛やおおらかな気持ちが必要となります。
というのも実際にやってみると想定外の色に仕上がるからです。
思っていた色とは違うけど、これはこれでいいかも!
と思える精神的なゆとりがあるといいですね。コンバース愛があれば大丈夫でしょう…。
脱色コンバースの手順
それでは実際に脱色コンバースをやってみた方法についてご紹介していきます。
こちらが洗う前の赤コンバース↓

ずいぶん哀愁が漂っています。
先のゴム部もしっかり黄変していますね。
【1】まずは道具の準備です。使った洗剤はこちらのハイター↓

花王株式会社の定番商品ですね。「シミや黄ばみもまっ白に」と書いてあります。
塩素系漂白剤は布類につくと変色してしまうのでこぼさないよう慎重に取り扱いましょう。
また刺激が強いので皮膚につかないよう注意する必要があります。
必ずゴム手袋などを着用して作業をしてください。
【2】続いてジップロックに洗剤と靴を入れます。

水1L に対して10mlのハイターを入れました。ジップロックから液体がこぼれる心配があるので浴室に置いておきました。
ときどき様子を見てひっくり返したりします。
【3】外した靴ひもはオキシ漬け®をします。

ビニール袋にオキシクリーン®を10gとぬるま湯を入れ、靴ひもを浸しておきました。
靴ひもが見えないほどドロドロです。靴ひもの汚れにびっくり!
===3時間後===
【4】続いて靴を取り出して洗います。ブラシを使い、洗剤が残らないように流水で洗い流していきました。
洗い上りはこちら↓

まだ脱色されてないんじゃ…?と思えるほど赤いですね。
でも乾くと、ピンクになるんです。
仕上がりが予想できないので、乾いてからのお楽しみということになります。
【5】靴を1日かけてしっかり乾かします。

乾いていくうちだんだんと色が薄くなりました。
先のゴム部もまっ白になっていきます。
脱色コンバースをやってみた感想や注意点
まずは脱色コンバースのビフォーアフターを比較してみてください。
こちらが脱色前のコンバース↓

そしてこちらが脱色後のコンバース↓

脱色コンバースに挑戦する前にはもうちょっとクールなピンクになるのを予想していましたが、くすんだピンクとなりました。
ビンテージ感が出て、個人的にはとても気に入っています。
脱色コンバースにはおおむね満足してはいるものの、細部をよく見ると、ムラになってしまっているところもありました。
ムラをなくすには、2つの改善点があります。
汚れがあると、ムラの原因になるのでしっかり落としておくことが重要ですね。
あらかじめ中性洗剤などを使って、靴洗いをしてから脱色をするのがよいでしょう。
また、靴のシワは脱色ムラの原因となります。シワをしっかり伸ばすには、靴の中にタオルなどを詰め込んで、形を整えておくとよいです。
脱色コンバースによくある失敗
脱色コンバースには、失敗例もあります。
よくある2つをご紹介しますので、これから脱色コンバースに挑戦する方は参考にしてみてくださいね。
長時間つけおきしても色が変わらない
脱色コンバースをするときには、「何時間つけておけばいいの?」というのが最大の疑問点だと思います。
今回私は3時間つけおきをしました。
もう少し長くつけおきしておけば、さらに薄い色になっていたことでしょう。
じつはコンバースのキャンバス地は、濡れると濃い色になります。
そのためつけおき中には色が変わったことがわからないというのがネックです。
色が変わっていないように見えても、乾かせば色が薄くなっています。
あまり長い間漬け込むと、生地が傷むおそれがあるのではやめに引き上げてみるのがよいでしょう。
花王の公式サイトでは、2時間以上つけおきをすると生地が傷むおそれがあると注意喚起しています。
白いゴム部が黄変した
ハイターでつけおきした後は、白いゴム部が黄変してしまうことがあります。
ですがこれも乾かせば白くなるので心配いりません。
ただ塩素系漂白剤が残っていると、黄ばみの原因になりますので、すすぎ洗いをしっかりおこなうことが大切です。
黄ばんだ部分を漂白するには、オキシクリーン®などの酸素系漂白剤が効果的です。
部分的なゴム部の黄ばみなら、酸素系漂白剤を塗り付けて天日に干しておくと白くなるそうですよ。
※オキシクリーン®、オキシ漬け®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。



