レインブーツにつくカビやニオイの対策方法は❓お手入れの仕方も解説

ロックフェスにはレインブーツが欠かせない、もちやぷらすライターの茶美代(チャミヨ)です。
みなさんは、どれくらいの頻度でレインブーツをはきますか?
雨の日だけでなく、ガーデニングや仕事で着用する機会がある人も多いのではないでしょうか。
特に毎日職場で使う場合は、長持ちさせるためにも定期的にお手入れすることが肝心です。

レインブーツをはく日は少ないし汚れてないから大丈夫!と思っている人も注意しなくてはいけません。
雨降りの日にしか使わない場合でも、ケアしないまま放置しておくと、カビが発生したり傷んだりするんです。
また、間違ったお手入れも劣化を早めることがあるので、正しい方法を覚えておく必要があります。

この記事では、レインブーツにつくカビやニオイなどの対処法とお手入れの仕方について解説します。
長持ちさせるための保管方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

レインブーツの素材にはさまざまな種類がある

レインブーツは、形や柄など豊富なデザインがあるだけでなく、使われている素材にも違いがあります。
おもな素材にはゴムが挙げられますが、他にもPVC(ポリ塩化ビニール)やEVA(エチレン酢酸ビニール)があり、それぞれに特性が異なります。
これからレインブーツを新しく購入しようと思っている人は、用途や素材の特性から選んでみるのもいいかもしれません。
また、適切な手入れをするためにも、どんな素材でできているのかを知っておくことが大切です。

ゴム(天然ゴム・合成ゴム)

一般的にレインブーツに使われるゴムには、天然ゴムと合成ゴムがあります。
天然ゴムのレインブーツは、ゴムの木の樹液を加工して作られたものです。
弾力性や伸縮性があるため、足にフィットしやすく疲れにくいのが特徴です。
強度が高いため傷もつきにくいですが、天然ゴムは自然素材であることから、薬品や油などに弱い欠点もあります。

一方の合成ゴムは、一般的に石油などの原料から人工的に作られたゴムをいいます。
熱や寒さに強く、天然ゴムのレインブーツよりも安価で手に入れやすいのが特徴です。
また、着色しやすいため鮮やかな色のものが多く市販されています。

ただし、ゴム素材は経年劣化しやすく、たとえ使用頻度が少なくてもひび割れを起こしたり靴底がすり減りやすくなったりします。はき心地を重視するのであれば、ゴム素材のレインブーツがおすすめです。

PVC(ポリ塩化ビニル)

PVCは素材自体が硬いので、傷や汚れがつきにくく経年劣化しにくいのが特徴です。
ただし、低温の環境で硬くなる性質をもっているため、雪道などでは歩きにくくなることや滑りやすいなどのデメリットもあります。
耐油性や抗菌性の高いレインブーツもあり、食品を扱う店舗や工場で多く使われています。

EVA(エチレン酢酸ビニル)

EVAは非常に軽量で弾力性があり、紫外線に強いのも特徴です。
低温の環境でも硬くなりにくいですが、熱の影響を受けやすいデメリットもあります。
軽さを優先したいという人はEVA素材を採用したレインブーツがおすすめです。

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ゴム製のレインブーツに起きやすい4つのトラブル

ゴム素材のレインブーツは適切な手入れや管理をしないと、さまざまなトラブルが起きやすくなります。
特にゴム素材のレインブーツは適切な対処が必要で、間違った方法ではゴムを傷めてしまうおそれがあります。
対処法を知る前に、まずゴム素材のレインブーツで起きやすいトラブルについて見ていきましょう。

ブルームによる白浮き

ゴム素材のレインブーツは、表面に白い粉のようなものが浮く「ブルーム」といわれる現象が起きることがあります。
これは、ゴム素材に含まれる保護成分が表面に浮いて結晶化したもので、有機素材の天然ゴムによく見られます。
保護成分が浮き出て表面に膜を張り、乾燥や紫外線などから守ろうとしているんです。
新品購入した場合も、ブルームが起きていることがありますが、決して不良品ではないので安心してくださいね。

硬化によるひび割れ

ゴムが経年劣化で硬くなるのは、どうしても避けられません。
古い輪ゴムが硬くなってポロッと切れてしまうのも経年劣化の硬化によるものです。
レインブーツを折りたたんだ状態で長時間しまっておくと、その形のまま硬化していきます。
そして、硬化したあとにレインブーツを使おうと伸ばしたときに、表面がひび割れを起こしてしまうんです。

酸化が原因の黄ばみ

黒や茶色のレインブーツでは目立ちませんが、色の薄いレインブーツは黄ばんでしまうことがあります。
ゴムが黄ばんでしまうのは酸化が原因で、合成ゴムに多く見られます。
また、レインブーツを直射日光に当てたり濡れたまま放置して自然乾燥させたりすると、シミになることもあるので注意しましょう。

雑菌の繁殖によるニオイ

レインブーツは防水性に優れていますが通気性がないため、汗をかくとレインブーツの内側に閉じ込められて蒸れることになります。
丈が長いものは湿気がこもりやすく、雑菌が増えることで異臭やカビの原因になるんです。
特に素足でレインブーツをはくと水虫につながるおそれがあるので、使うときは汗を吸ってくれる靴下をはくようにしましょう。

レインブーツのカビ取りには酸素系漂白剤が効果的!

レインブーツは外側の泥汚れだけでなく、内側にも皮脂汚れがつくため定期的に洗って清潔な状態を保つことが必要です。
もしカビが生えてしまったときは、頑固な汚れになる前にできるだけ早く落としてしまいましょう。
作業する前には肌荒れを防ぐため、ゴム手袋を着用するようにしてくださいね。

準備するもの
  • ゴム手袋
  • バケツ(レインブーツが入る大きさのもの)
  • スポンジ
  • 歯ブラシ(使い古したもの)
  • レインブーツ専用の洗剤(または中性洗剤)
  • 酸素系漂白剤


レインブーツの洗い方
STEP1
レインブーツ専用の洗剤とスポンジを使って表面と内側の汚れを落とす
STEP2
バケツにぬるま湯をため酸素系漂白剤を適量入れてよく混ぜる
STEP3
レインブーツを入れて30分ほどつけ置きする
STEP4
時間をおいたら歯ブラシを使って残った汚れやカビを落とす
STEP5
キレイな水またはぬるま湯で十分にすすいでから乾燥させる

レインブーツ専用の洗剤がない場合は、中性の洗濯洗剤を使うのがおすすめです。
レインブーツに中敷きがある場合は、取り出して洗いましょう。
スポンジや歯ブラシを使うときは、傷をつけないようにやさしくこするのがポイントです。
また、レインブーツのカビを落としたいからといって、市販されている塩素系のカビ取り剤を使うのは、劣化を早めてしまうおそれがあるので避けてください。

そしてレインブーツを乾かすときは、風通しのよい日陰を選びましょう。
日光の紫外線には殺菌効果があり早く乾かすこともできますが、素材を傷めてしまうおそれがあります。
特に天然ゴムやPVCは、熱に弱く劣化しやすいので注意が必要です。
ドライヤーやヒーターなどの熱風で急激に乾かすのも、変形やひび割れの原因になるのでおすすめできません。

酸素系漂白剤は除菌や殺菌力が強く、消臭効果もあります。
洗って乾燥させたあとに、まだ内側のニオイが気になるときは、消臭スプレーを吹きかけるか消臭剤を入れておくといいでしょう。

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日ごろのお手入れと保管方法も重要なポイント

レインブーツを長くはき続けるには、酸素系漂白剤で丸洗いするだけでなく、日ごろのお手入れや保管の仕方も重要です。

こまめなお手入れは「風合いを長持ち」させる

こまめにお手入れすることで、レインブーツの劣化を防ぎ風合いを維持しやすくなります。
レインブーツを購入してから一度もお手入れしたことがない人は、ぜひ試してみてくださいね。

準備するもの
  • ブラシ(毛質がやわらかいもの)
  • ゴム製品の保護剤(シリコン成分を含んだもの)

お手入れの手順
STEP1
ブラシで泥やホコリの汚れを落とす
STEP2
残った汚れは濡らして固く絞った布で拭き取る
STEP3
陰干しでしっかり乾燥させる
STEP4
保護剤を塗って表面を保護する

汚れ落としに使うブラシは、できるだけ毛質のやわらかいものを選び、洗うときと同じように強くこすらないようにしてください。
保護剤は、ブルームの白い粉や黄ばみ、乾燥によるひび割れなどを防いでくれます。
なかには、ツヤ出し効果や紫外線をカットしてくれるものもありますよ。
しっかり保護するためにも、使う前はレインブーツを乾燥させておいてくださいね。

また、保護剤は「シリコン成分」が含まれているものを選んでください。
揮発性が高い有機溶剤が入っていると、ゴムを傷めることがあるので注意しましょう。
初めてレインブーツをはくときも保護剤を塗っておけば、表面に膜ができて汚れがつきにくくなりますよ。

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レインブーツの保管は「型崩れ対策」と「湿気対策」がポイント

レインブーツは正しい保管方法をするだけでも、長持ちの度合いは上がります。
保管方法で押さえておくべきポイントは「型崩れ対策」と「湿気対策」です。

レインブーツは一度型崩れすると元に戻すのが難しいものです。
特に折りたたみできるタイプは、保存袋に入れたまま保管するとひび割れの原因になります。
型崩れを防止するには、折り曲げたりせず、まっすぐ立てた状態で形を整えて保管するのがおすすめです。
特に梅雨時期が終わって、長く使わないようなときは、ブーツキーパーや吊り上げて収納できるブーツハンガーを利用するのもいいでしょう。

レインブーツをはいたあとは、湿気を取って乾燥させることも大切です。
湿気取りにはレインブーツ専用の除湿剤もありますが、新聞紙で代用することもできます。

丸めた新聞紙をつま先から詰めて、靴の丈に合わせて筒状に丸めて入れておくと、型崩れを防ぐだけでなく湿気取りにもなるので便利ですよ。
新聞紙を湿気取りに使うときは、たまに交換してあげることも忘れないでくださいね。
そしてレインブーツを保管するときは、できるだけ高温多湿になる場所を避けて風通しのよい場所に保管しましょう。

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お手入れやメンテナンスをプロに任せるのもひとつの方法

自分でレインブーツのお手入れをするのを、不安に感じたり面倒に思ってしまったりする人は、メーカーや業者に依頼をしてメンテナンスしてもらうことをおすすめします。
プロに任せれば、素材に適した方法でレインブーツをキレイにしてくれるはずです。
また、日ごろの使い方のアドバイスを受けられるかもしれません。

なかには、店舗に持ち込むことでブーツ磨きなどのお手入れを無料でおこなってくれるメーカーもあります。
これからレインブーツの購入を検討するなら、アフターフォローのあるメーカーを選ぶことも覚えておきたいですね。

大切なレインブーツを長くはき続けるには、定期的なお手入れと保管方法がポイントです。
使ったあとも濡れたままにせず、こまめに汚れを落とすことを心がけましょう。