さわやかな香りでアロマオイルとしても使われることがあるハッカ油は、さまざまな用途があることでも知られていますね。
そんなハッカ油は、じつは足の裏につけるのもおすすめなんですよ。
消臭効果や虫よけ効果のほか、清涼感が得られるので、寝苦しい夏の夜やアウトドア時に使うと便利です。
ここでは、ハッカ油を足裏につける効果や方法、注意点をくわしく解説しますので参考にしてみてくださいね。
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ハッカ油は肌に直接かけても大丈夫?
ハッカ油は、食用の添加物としても使われることがあるものです。
ですから肌に触れたり口に入ったりしたら大変…!ということはありません。
ただし皮膚や粘膜へ直接触れると強い刺激があるので、注意が必要。
というのも、ハッカ油にはスーッとした清涼感を感じさせるメントールという成分が含まれているからです。
そのためハッカ油を使用するときには薄めて、スプレーとして使うのがおすすめです。
スプレーボトルに入れておけば、さまざまなところへふきかけることができて重宝しますよ。
ハッカ油を足裏につける効果
ハッカ油を足の裏につける効果にはどんなものがあるのでしょうか。
万能エキスのハッカ油はまだまだ知られていない効果がたくさん!
さっそく、チェックしていきましょう。
靴、靴下をはく前に!足の臭いを解消する
ハッカ油を使えば、気になる足のニオイや靴下のニオイを解消することができるんですよ。
ハッカ油には、靴や靴下の中で雑菌が繁殖するのを防ぐはたらきがあります。
そもそも足から出る汗は基本的に無臭!ですが靴や靴下で密閉してしまうことで高温多湿の環境が生まれ、雑菌が繁殖するのです。
そして長時間放置するとその雑菌が悪臭を放ちます。
靴下をはく前、足裏や靴下にハッカをスプレーしておくと、清涼感が感じられて汗の量が減ります。
また、はき終えた靴下をすぐに洗濯できない場合などに、ハッカ油を軽くスプレーしておくとニオイ菌の増殖を抑えることができるんですよ。
蚊に刺されにくくなる
蚊などの虫や小動物たちは、ハッカのニオイを嫌います。
人間にとっては、リラックスしたりリフレッシュしたりする効果のある香りですが、小動物たちには刺激が強すぎて危険だと感じるようです。
また汚れやすい足の裏は、蚊が好むニオイを放ちやすいパーツ。
足裏を清潔にしておいたうえで、ハッカ油をつけておけば蚊が寄ってくるのを避けることができます。
ハッカ油を虫よけに使うときには、網戸にスプレーしたり、虫の出入り口にスプレーしたりするのも効果的です。
ハッカ油は、蚊のほかにもハチやゴキブリの忌避剤として使われることがあるんですよ。
夏場など、虫の発生しやすい時期には心強い味方になってくれます。
涼しく感じる
暑さで寝苦しい夜にはハッカ油を足の裏にスプレーすると、ヒンヤリして気持ちよく眠れます。
ハッカ油には、メントールという成分がふくまれていて、スプレーすると清涼感を得られるのです。
体のどこにつけてもよいのですが、スーッとした刺激があるハッカ油は顔回りにつけるとむせかえってしまうことも…。
足の裏につければ虫よけにもなって一石二鳥です。
エアコンも扇風機もないキャンプ時や、熱帯夜の停電時などにもおすすめの技です。
ハッカ油を足裏につける方法と注意点
ハッカ油には除菌効果や消臭効果、リラックス効果などさまざまなメリットがあり、とくに暑くなる季節には使いこなしていきたいアイテムですね!
ハッカ油は、原液のまま使うと刺激が強すぎるので、薄めて使うのがポイント。
また使いやすいようにスプレーボトルに入れておきましょう。
薄めるための液体は、無水エタノールと精製水です。
精製水の代わりに水道水を使うこともできます。
- ハッカ油10~20ml
- 精製水90ml
- 無水エタノール10ml
これらをスプレーボトルに入れて混ぜればできあがりです。
ハッカ油を使うときに気をつけたいこと
肌が弱い人は、刺激が強いので注意が必要です。
食用にも使える「ハッカ油」ですが、強い刺激で肌や粘膜が荒れることもあります。
また肌の強さにかかわらず、顔の周りに使うのは要注意です。
使用中に強い刺激で目が開けられなくなったり、むせかえったりすることがあります。
また使用期間にも注意しましょう。ハッカ油スプレーは、作ってから日にちがたつと効果が薄れていきます。
また精製水は1週間以上たつと変質のおそれがあります。
ハッカ油を作ったら、1週間以内には使い切ってください。
一度に使いきれる分量を考えて作るようにしましょう。