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香村薫さん直伝!コロナ禍で生まれた「新・名もなき家事」の解決術11

「子どもの麦茶作りに追われている(涙)」→「水にする。けっこう気づかれない」

これは、香村薫さんの著書「3人子持ちで起業した理系の主婦が名もなき家事をサクッと解決します!」に書かれている「名もなき家事」とその解決策です。

「名もなき家事」とは、洗濯や料理のように名前はついていないものの、暮らしには欠かせない家事のこと。たとえば冒頭の「麦茶を作る」は、それになります。

そんな「名もなき家事」は普段の生活でもたくさんあったのですが、おうち時間が増えたことでさらに増加。

第一部の香村薫さんに聞く!やめる家事探しから始める「トヨタ式おうち片づけ」の流儀では本のベースとなった考え方をお伺いしましたが、第二部では、実践編としてコロナ禍で増えた「新・名もなき家事」の解決術をレクチャーしていただきました。

\お話を伺ったのは香村 薫さん/


家事研究家・ライフオーガナイザー(片づけの専門家) 株式会社ミニマライフ代表取締役。
愛知県岡崎市在住。小学5年生男子、小学2年生男子、4才女の子の“リケジョ”ママ。
トヨタグループのアイシン・エイ・ダブリュ(株)勤務時代の経験を活かし、モノを感情ではなく数字で管理する「トヨタ式おうち片づけ」を考案。
2014年に「ミニマライフ.com」 を開業し2020年に株式会社ミニマライフを設立。個人宅でのお片づけをサポートするほか、講演や書籍執筆活動など多岐にわたり活躍中。
著書に「トヨタ式おうち片づけ(実務教育出版)」、「3人子持ちで起業した理系の主婦が名もなき家事をサクッと解決します!(実務教育出版)」他2冊。
香村さんのInstagramやブログ「ほどよいミニマリストに。ミニマライフ.com」では、ご自宅で実践されている片づけや家事のテクニックを紹介されています。

トヨタ式メソッドで解決!コロナ禍で増えた「新・名もなき家事」

自粛期間中に増えた「新・名もなき家事」。子育てをされている方は、とくにそう感じているのではないでしょうか。

手洗い・うがいの声かけや、消毒やマスクなどの補充など、新たに加わった家事は世のお母さんたちの時間を奪っていきます。

そこでmochiya +では、「3人子持ちで起業した理系の主婦が名もなき家事をサクッと解決します!」の著者・香村薫さんに「新・名もなき家事」の解決策はないものかと相談。

香村さんは「仕事を効率化するロジック」をおうちの片づけに取り入れた「トヨタ式おうち片づけ」の考案者。そのメソッドを使い、さまざまな「名もなき家事」を解決しています。

「3人子持ちで起業した理系の主婦が名もなき家事をサクッと解決します!」(香村薫さん著)

第一部の香村薫さんに聞く!やめる家事探しから始める「トヨタ式おうち片づけ」の流儀では「家事を効率的におこなうためのメソッド」をご紹介いただきました。

  • ステップ1/やめる家事を探す
  • ステップ2/家事を見える化する
  • ステップ3/何かのついでに家事をやる
  • ステップ4/家事を道具に頼る

第二部のコラムでは、実践編として「トヨタ式おうち片づけ」の考案者が提案する「新・名もなき家事」の片づけ方をお伺いします。
コロナ禍で増えた家事の効率化して、ストレスフリーなおうち時間を過ごしましょう!

1.「手、洗った?」の声かけは報告スタイルに変更

mochiya+和田

「毎日声かけをするのは、地味にストレスですよね」

香村さん

毎日声かけをしていることは、報告制にするのがいいですね。夜寝る前に『はい、歯磨きして』と声かけしていたのを、『歯磨きしたよ』と子どもから報告してもらう。

小さいお子さんがいるご家庭だと、車長さんや病院の看護師さん風に言うとか。楽しんでやっているみたいですよ。笑」

mochiya+和田

「それは、楽しそう! 子どもって○○ごっこ好きですもんね。笑」

2.「消毒した?」は玄関ドアの“やることリスト”で確認

mochiya+和田

「消毒も手洗いと同じように、声かけ案件ですね」

香村さん

「忘れ物対策に、玄関のドアに持ち物リストを貼って、指差し確認するという方法があるんです。それに『消毒してから入ってね』と書いて、帰ってきた時にも見るようにするといいかも。今は、玄関に消毒を置いているご家庭が多いので、習慣化しやすいと思います」

mochiya+和田

「忘れ物もなくなって、一石二鳥ですね!」

3.外出後の衣類やバッグの消毒→玄関収納にして持ち込まない

mochiya+和田

「疲れて帰ってきているのに、消毒作業に追われる。けっこう“あるある”じゃないでしょうか」

香村さん

玄関収納に収納するというのはどうでしょうか。我が家はコロナを機に、バッグとアウターを玄関に収納してから入るようにしたんです。家の中に物を持ち込まない意識づけをした方がいいのかなと思います」

香村さん宅の玄関収納の様子。(撮影:香村薫さん)

香村さん

「ファミリータイプのマンションだと、1人あたり約10足は入る作りになっているんですね。なので、約40足は収納できます。だけど、人は1週間で平均3足ぐらいしか履かないんですよ。と思えば、3足あれば充分。空いた場所に靴を入れるんじゃなくて、上着などを入れておけば、菌や花粉を持ち込まない」

mochiya+和田

「なるほど!玄関で上着を脱げるなら、除菌のためにやっているシュッシュの時間が短縮できますね」

子どもの物は、子どもがとりやすい高さに収納。(撮影:香村薫さん)

香村さん

「もうひとつおすすめなのが、バッグハンガー。バッグは底が汚いので、浮かして収納するんです。目線が高くなるので探しやすいですし、掃除機もかけやすいんですよ」

バッグハンガーを活用!(撮影:香村薫さん)

mochiya+和田

「このアイデア、すごくいいですね! さっそく試してみます」

4.スーパーで購入した食品の消毒→袋を捨てて保存

mochiya+和田

「買い物のたびに消毒しなきゃ! ってなるので、本当に面倒なんですよね。何かいい方法はありますか?」

香村さん

「食品の袋に付いている菌を持ち込みたくないということですよね。私は、購入後すぐに袋をすべて捨てると決めています。パンはラップして冷凍、野菜も皮を剥いて下処理してからラップして保存するんです。コストコで買い物をしてきた日は、夫と2時間ぐらい対応に追われますね。笑」

mochiya+和田

「確かに捨てちゃえば、袋を消毒する必要はないですもんね。しかも下準備までしておけば、料理の時短にもなりそうです」

買い物はゴミの日の前日がおすすめ

香村さん

「買い物は、ゴミの日の前日に行くのがおすすめです。食品のパッケージはプラスチックが多いので、可燃ゴミとは別のゴミ箱が必要ですよね。でも、次の日にゴミとして出せるなら、それ専用のゴミ箱はいらなくなりますよ」

mochiya+和田

「そこまで考えて買い物をしたことはなかったです! ゴミ箱ってけっこう場所をとるし、邪魔なんですよね」

5.消毒の残量はラベリングで見える化

mochiya+和田

「これは家庭だけでなく、会社でも気になっています。空っぽなのに、そのままになっていることがけっこう多い」

香村さん

ここまできたら報告っていうラインをラベリングしておきましょう。大体1本を使い切る周期がわかってくると思うので、『10日前までに言ってね』と書いておくと管理しやすいかと思います」

mochiya+和田

「伝え方ひとつで、管理しやすくなるんですね。すごい!」

6.マスク、トイレットペーパーは在庫管理が重要

mochiya+和田

「コロナ以降、マスクやトイレットペーパー、箱ティッシュなどは、残数の確認と購入は気にするようになりましたね。ドラッグストアに行くたびに買ってしまうので、『あれ、まだあった』ということがよくあります」

香村さん

消耗品は、いつ無くなるかを知ることが大切です。トイレットペーパー1個が何日持つか知らないから、いくつあれば足りるのかわからないんだと思います。我が家は、5人家族で12ロールを1ヶ月で消費するんですよ。3日間に1ロール、けっこう早いですよね。こんな風にトイレットペーパーの在庫と消費量を把握できていれば、焦るのは無くなる数日前からで、その日までは心穏やかに過ごせますよ」

mochiya+和田

「家の消耗品を在庫管理するんですね。いつも何気なく買い足していたので、何がいくつあるかなんて全く把握していませんでした」

香村さん

「ミニマムな生活をしている我が家には物が1800個しかないんですね。普通のお家だと10000個ぐらいなので、1/10しか物がなくても5人で暮らしているんです」

mochiya+和田

「家中の物の在庫管理ができているんですね。さすがです!」

香村さん

「コロナになってから、ミニマリストの人は困ったんじゃないかっていう記事もたくさん拝見するんです。でもとくに焦ることもなかったですし、困ることもなかったんですよ。なんでみんなそう思うの?って考えたら、在庫管理ができていないから不安なんだと気がついたんです。物のなくなる日を知っておくだけで、その不安はなくなりますよ」

7.朝・昼・晩の献立を考える→料理本に付箋を貼ってもらう

mochiya+和田

「これはコロナじゃなくても、困っている方が多い『名もなき家事』だと思います。作るだけが料理じゃない!」

香村さん

料理本を家族にわたして、食べたい料理に付箋を貼ってもらいましょう! 皆さん、料理本をうまく活かしていない印象なので、ぜひやってもらいたいです」

mochiya+和田

「料理本の正しい使い方かもしれないですね! よっぽどの料理好きじゃないと、自ら参考に作ろうなんて思わないですもん。家族のリクエストなら『じゃあ作るか』って気になりますしね」

8.非常食を「おやつ」にして余分な買い物を減らす

mochiya+和田

「おうち時間が増えると、間食が唯一の楽しみなんですよね。私も買いに行くのが面倒だと思いつつ、お菓子は切らさないようにしていました」

香村さん

「我が家では、そういった食品を災害用にストックしているので、それを食べるようにしています。ローリングストックって言うんですけど、わざわざ買いに行く必要もないし、備蓄品の賞味期限のチェックもできるので、一石二鳥ですよ」

9.ネットショップの段ボールの片づけ→玄関に用具を置く

mochiya+和田

「コロナでグッと増えたのがネット通販。私も頻繁に利用していますが、段ボールの片づけには、毎回悩まされます」

香村さん

「我が家では、玄関に梱包を対処するセットを置いています。家の中に梱包材を持ち込みたくないので、玄関で処理することにしているんです。そのあとは、すぐに捨ててしまいます」

mochiya+和田

「なるほど! ただ私の場合は、すぐに捨てられる場所がないので、段ボールが溜まりがちなんです」

香村さん

「それなら、メルカリなどの配送で使えばいいんですよ。たとえば、段ボールに売りたい物を入れておいて、新しい物を購入した時点で、それを販売するとか。私は、本を買ったらすぐに読んで、売るようにしています。新刊なら、定価と変わらない値段で売れるので、おすすめです!」

10.子どもの寝る時間が遅くなった→好きなことは朝にする

mochiya+和田

コロナ×こどもアンケート 第3回調査 報告書(国立成育医療研究センター.2020年12 月1日)によると、コロナ禍以前と比べて、寝る時間が遅くなった子どもが増えたそうです。香村さんのお子さんはどうですか?」

香村さん

「コロナ前後では、子どもの寝る時間と起きる時間は変わらなかったですね。我が家は夜8時に子どもたちは全員寝て、朝5時に起きます。どうしてかと言うと、5〜6時までは長男、6〜7時までは次男のゲームの時間で、7時以降はゲームはやっちゃダメというルールにしているからです。子どもたちは起きるのを楽しみにしているので、生活リズムはくずれなかったですね」

11.洗濯物が増えた→洗濯量を減らす

香村さん

「コロナを機に、家にいることが増えた人って多いと思うんですね。でも、洗濯の量が変わっていない方がけっこう多くて。パジャマは毎日洗って当たり前、お昼に着ていた服もそうですよね。でも、外出していないなら、洗わなくてもいいんじゃないかなと私は思います」

mochiya+和田

「言われてみれば、そうですね。でも、小さなお子さんがいらっしゃると、家にいても汚れることってないですか?」

香村さん

「私は家では割烹着を着るんですね。子どもがケチャップ付いた口で抱きついてきても、服は無事なので、割烹着とインナーだけで済みます。あとは部屋着というジャンルの衣類は着ないと決めました。我が家は、朝起きたら、いつでも外に出られる格好に着替えて、帰宅後はすぐお風呂に入るのでパジャマになります。だから部屋着という概念がない。洗う量を減らす努力をしましょう!」

mochiya+和田

「私も帰宅したらすぐお風呂入るんですけど、いったん部屋着を着ていました。もう、寝るのに笑。今夜から、そうします!」

バスタオルではなく、フェイスタオルを使う

香村さん

「お風呂で使うバスタオルをフェイスタオルに替えるのもおすすめです。本でも紹介しているんですが、『やっています』という方が多いんですよ」

子どもの検温は「名もなき家事」から「名前のある家事」へ!

香村さん

「実は、子どもの検温って『見えない家事』だったんです。それが、コロナ以降は常識になったので『名前のある家事』として認知されるようになりました」

mochiya+和田

「知らなかったです!」

香村さん

「園によって違いはありますが、娘が通っている保育園児は以前から毎日検温して先生に報告していたんですよ。その時は、これは『名もなき家事』だよなって思っていたんですが、みんなもやることになったら、全然気にならなくなりました。笑」

mochiya+和田

「その気持ち、全国のお母さんが思ってそうですね。笑」

香村さん

「効率化という意味では、体温計の数を2、3個増やしました。それと子どもの手が届く高さに体温計置き場を作って、自分で測れるようにしました。もちろん、声かけが必要ないように申告制です」

mochiya+和田

「新しい家事が増えたら、まずは効率化するのが大切ということですね! さすがです」

まとめ

香村さんにお伺いした「新・名もなき家事」の解決策は、どれも「こんなやり方があったのか!」というアイデアばかりでした。しかも、今すぐ始められる方法が多いので、気軽に試したくなりますよね。

コロナ禍で増えた「新・名もなき家事」解決策一覧

  • 1.「手、洗った?」の声かけは報告スタイルに変更
  • 2.「消毒した?」は玄関ドアの“やることリスト”で確認
  • 3.外出後の衣類やバッグの消毒→玄関収納にして持ち込まない
  • 4.スーパーで購入した食品の消毒→袋を捨てて保存
  • 5.消毒の残量はラベリングで見える化
  • 6.マスク、トイレットペーパーは在庫管理が重要
  • 7.朝・昼・晩の献立を考える→料理本に付箋を貼ってもらう
  • 8.非常食を「おやつ」にして余分な買い物を減らす
  • 9.ネットショップの段ボールの片づけ→玄関に用具を置く
  • 10.子どもの寝る時間が遅くなった→好きなことは朝にする
  • 11.洗濯物が増えた→洗濯量を減らす

取材をおこなうなかで、3人のお子さんを育てながら働いている香村さんだからこそ、同じ悩みを持ったお母さんの気持ちに寄り添った解決策を提案してくれているんだと感じました。

上記を参考に「新・名もなき家事」を解決してみてはいかがでしょうか。

企画/編集:和田まり(mochiya plus)

※「名もなき家事」は、大和ハウス工業株式会社の登録商標です。

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わだまり 編集長代理
お一人さま歴20年以上のアラフォー女子。掃除・洗濯・料理など、家事一切を外注したいタイプ(お財布事情が許せば)。だるま職人を目指し、28歳で大阪から群馬へ移住、30歳でライターを目指し東京に引っ越し、現在は名古屋在住。趣味は非常階段巡り(建築の方)とプロレス観戦。ゴキブリ専門ライターとしても活動中!「ゴキラボ」https://goki.jp/