おうち時間が増えた昨今、
「部屋をキレイにしたいけど、掃除の仕方がわからない」
という方は意外と多いのではないでしょうか。
それもそのはず。
掃除の方法は学校や塾では教えてくれない「暮らしの知識」だからです。
このコラムでは、お掃除ビギナーさんでもチャレンジしやすい「掃除の手順」を解説していきます。
毎日の小掃除から、年末年始の大掃除まで、応用できる掃除の方法はこちらから!
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部屋掃除に必要なもの|必須の“7つ道具“を用意しよう
部屋の掃除、どこからはじめるか……と、その前に。
掃除をスムーズに進めるために、まずはしっかり“準備”をしておきましょう!
部屋の掃除で準備すべき7つのアイテム
- ゴミ袋
- 段ボール
- ひも
- 掃除機
- 雑巾
- フローリングワイパー
- はたき
ゴミ袋や段ボールの量は、出てくるゴミや不用品の量に応じて変わります。
とくにゴミ袋は今後もムダにならないので、少し多めに買っておくとよいですね。
部屋の中にものが多い場合は、段ボールを多めに用意しておくといいですよ。
段ボールはスーパーやホームセンター、家電量販店で、無料配布していることも多いです。
家に段ボールがないという方は、一度足を運んでみましょう!
殺虫スプレーも持っておくと安心!
必須ではないですが、部屋を掃除する際は殺虫スプレーを用意しておくと便利。
なぜなら掃除中、物陰に潜んでいたゴキブリなどの害虫と出くわすこともあるから……。
虫は平気!という方は大丈夫ですが、苦手な方は1本持っておくと安心ですね。
マスクと換気でホコリ対策
部屋を大掃除していると、どうしてもホコリが立ちます。
そのため掃除中は、換気扇を回したり、窓を開けたり……しっかり換気をしておくと◎。
とはいえ多少はホコリが舞うので、気になる場合は“マスク”をしておけば安心ですね。
部屋掃除の手順1.まずは“ゴミをまとめる”ところから!
散らかった部屋の掃除をする際には、第一に“ものを減らす”ことを考えましょう。
部屋が散らかってしまう原因の大半は、ゴミや不必要なものが多すぎるから。収納に何年も使っていないものが入っていたり、部屋に放置していたり、そんな状態だといつまでたってもキレイにはなりません。
まず取り掛かるべきなのは、パッと目に付くゴミを集めるところからです。
例えば
- 紙屑(レシートなど)やティッシュ
- 牛乳などの紙パック
- 空のペットボトル
- いらないチラシ
などはどんどんゴミ袋に放り込んでいきましょう。
放置されたゴミを片付けるだけでも、散らかっている感は少なくなりますよ。
使うもの
- ゴミ袋
せっかく部屋を掃除しても、ゴミ袋がずっと家の中にあると気分も下がってしまいます。
ゴミを集める前には、「可燃・不燃ゴミの回収日」の確認を忘れずに!
掃除した後はできるだけ早めにゴミ出しできるよう、計画を立てておきましょう。
部屋掃除の手順2.必要なものと処分するもの仕分けよう
部屋の中には、“明らかなゴミではないもの”も多いですよね。
例えば
- あまり着ていない服や靴下
- 溜まった本・雑誌
- 使う頻度の少ない食器
など。
これらは手に取り次第、「必要なもの」・「処分するもの」に仕分けていきます。
まずは床に落ちていたり、机に乗せっぱなしだったり……。
そんな「目に見えるもの」から、順番に仕分けていきましょう!
使うもの
- 段ボール
- ゴミ袋
- ひも(本を縛るときなど)
仕分けは潔く!
「またいつか着るかも……」
「この本はまた読むかも……」
など、迷っていると部屋の掃除はなかなか終わりません。
仕分けで大切なのは、「保留」を作らないこと!
日頃放置されていたものは、一旦保留してもまた放置される可能性が高いです。
仕分けの際はパッと手に取り、
- 普段から使っているか?
- お気に入りのものか?
の2つの基準で考え、迷わず数秒で決断を下すとサクサク進みますよ。
迷ったら「売る」という選択肢も
不用品の仕分けは、「捨てる・残す」の2択だけではありません。
少々手間はかかりますが、「売る」という選択肢もあります。
古本屋やリサイクルショップなど、不用品を買い取ってくれるお店は数多くあります。
最近では買取サイト·フリーマーケットアプリでいらないものを販売できるサービスも多いです。
いらなくなったものがお金になるとなれば、面倒な掃除のモチベーションも上がるかも?
部屋掃除の手順3.収納の中も片付けよう
せっかく仕分けても、それらを「収納する場所」がなければ片付くことはありません。
ロッカーやクローゼット、本棚の中に、いらないものが紛れていませんでしょうか。
場合は手順2と同様、いるものと捨てるものに仕分けて処分しましょう!
使うもの
- 段ボール
- ゴミ袋
- ひも(本を縛るときなど)
収納の中身は“全部出す”ことが大事!
収納の仕分けは、“中身を全部出して1か所に集める”ことが基本です。
なぜなら一度目に見える状態にした方が、必要·不必要の仕分けもやりやすくなるから。
部屋中のものを集めると、「こんなにたくさんものがあったの!?」なんてビックリすることも多いんですよ。
……とはいえ、収納の中身を一気に出せば、かえってぐちゃぐちゃになって大変。
そんなときは、
- 洋服
- 書籍や雑誌
- 食器
- 雑貨
のように、カテゴリ毎に分けて仕分けするといいですね!
部屋掃除の手順4.机や床の汚れ・ホコリを取ろう!
ゴミ収集と断捨離が完了すれば、ある程度床や机の上もかなりすっきりしているはず。
余裕があれば、ここで細かいホコリ·汚れも掃除しておきましょう!
使うもの
- フローリングワイパー
- 掃除機
- 雑巾
- はたき
部屋のホコリ·汚れ掃除は「上から下」に!
部屋の掃除をする際、ついつい床から掃除してしまいがちですが、これは間違い。
効率よく掃除を終わらせたいなら、
天井や照明⇒棚⇒机⇒床
のように、上から下に向けて取り掛かるのが正しい順番です。
なぜなら高い場所のホコリやゴミは、掃除すれば結局下に落ちてくるから。
まずは照明や棚の上をキレイにしつつ、降ったホコリは床掃除で一掃!
そうすれば二度手間にならず、スムーズに掃除が終わりますね。
部屋掃除の手順5.最後にゴミ・不用品を処分して完了!
ゴミ袋や段ボールに詰めた不用品は、
ゴミ:自治体指定の日にまとめて出す
売るもの:段ボールに入れてリサイクルショップなどに持ち込む
など、しっかり処分しておきましょう。
ここまで終われば、ようやく部屋の大掃除は完了です。
お疲れ様でした!
キレイなお部屋を保つことも大切!
掃除が一通り完了したからといって、気を抜いてはいけません。
ここまでの掃除を思い返して、もう散らかさない!と強く決心することも大切です。
今後のポイント
- ゴミは放置せず、すぐに捨てる
- ものを余分に買い過ぎない
- 定期的にいらないものを選別し、処分する
長くキレイなお部屋を維持して、快適な暮らしを送りましょう!
まとめ
部屋を大掃除する際の基本は、いらないものを捨てること!
必要なもの·不必要なものをテキパキ仕分けて、どんどん部屋の中のものを減らしていきましょう。
迷ったら、「今使っているか?」「お気に入りのものか?」という基準でサッと判断すると◎!
とはいえ、はじめるまでが大変なお部屋の掃除。
まずは身の回りのゴミをまとめるところからはじめてみるといいですね!
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