【大掃除】天井のカビ・ホコリを落とそう!照明の掃除方法もご紹介

【大掃除】天井のカビ・ホコリを落とそう!照明の掃除方法もご紹介/ハウスクリーニング

年末の大掃除は、普段掃除しない部分もしっかりキレイにしたいところですね。
あまり汚れてなさそうな天井ですが、じつは舞い上がったホコリが付着して汚れてしまうんです。

そんな天井は、部屋ごとに最適な掃除方法をおこなっていきましょう。
たとえば浴室ならカビ、キッチンなら油など汚れの種類が異なるからです。

この記事では、大掃除で天井をキレイにする方法や照明の掃除方法についてもご紹介。
あまり汚れが目立つ部分ではありませんが、しっかり掃除して新年を迎えましょう!

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目次

天井につきやすい汚れはホコリやカビ

カビイラスト

天井には、さまざまな汚れが付いています。
おもな汚れは以下のとおりです。

  • ホコリ
  • カビ
  • ヤニ(たばこを吸う場合)
  • 油汚れ

日常生活のなかで舞い上がったホコリは、天井に張り付いてしまうのです。
さらにホコリが積もることで、カビの発生原因になることも。

カビは湿気が多い時期に、換気不足だと発生しやすいです。
カビの胞子を吸引すると、アレルギーによる健康被害にもつながってしまいます。

油汚れは、キッチンの天井に付着しやすいです。
ホコリと混ざることでしつこい汚れとなります。
また、室内で喫煙すると、たばこの煙に含まれる成分(タール)によって黄ばみ汚れが天井に付着するんですよ。

天井は、あまり汚れやすい部分ではありませんが、数か月に1度は掃除してキレイに保っていきましょう。

天井の掃除方法

天井掃除をしているところ

天井汚れは、汚れの性質に合わせた掃除をするのが効果的です。
手が届きにくい位置なので、柄の長い掃除道具が必要となります。

用意するもの

  • シートモップ
  • 伸縮モップ(ハタキ)
  • 雑巾

あると便利な洗剤

  • セスキ炭酸ソーダ水
  • 中性洗剤
  • 消毒用エタノール
  • カビ取り洗剤(塩素系洗剤)

ホコリ汚れ

ホコリ汚れは、ドライシートを取り付けたシートモップか伸縮モップでホコリを落とします。
おもにフローリング掃除で使われているシートモップは、天井掃除にもおすすめですよ。

使い捨てのペーパーシートを取り付けて使用するものが一般的ですが、洗って使えるクロス着脱型も便利です。

ほかには天井まで届くぐらい柄が伸ばせるモップがあると、天井掃除も手軽になります。
砂天井など素材によっては拭き掃除ができないものあるので、その場合は柄の長いハタキで軽くホコリを払うぐらいでOKです。

天井のホコリが床や家具にホコリが落ちてしまうので、あとでまとめて掃除しちゃいましょう。
または新聞紙を敷いておけば、ホコリを回収しやすく掃除の手間もかかりません。

ヤニ汚れ

セスキ炭酸ソーダ

たばこのヤニ汚れは、付着して間もなければ水拭きでも簡単に落とせます。
しかし、シミになってしまうほど経過した汚れは、落とすのが難しいことも……。

ヤニの性質は油性(酸性汚れ)なので、反対の性質をもつセスキ炭酸ソーダが効果的ですよ。
セスキ炭酸ソーダは、重曹と同じようにアルカリ性の性質をもつエコ洗剤です。
重曹よりも水に溶けやすく強力なので、油汚れを落とすのに役立ちます。

セスキ炭酸ソーダは、スプレー状のタイプが販売されています。
粉末状のものを使っているなら、水に溶かせばOK。
水とセスキを100:1の割合で混ぜて、スプレーボトルに入れて使ってみてくださいね。

ホコリを落としてから、セスキ炭酸ソーダ水を染みこませたモップシートで拭き取りましょう。
水気が残っているとカビの原因となるので、最後にはしっかりとから拭きすることもお忘れなく!

カビ汚れ

カビ汚れがもっとも発生しやすい場所は、浴室の天井です。
浴室の天井掃除には、塩素系洗剤を含ませたシートモップで拭き掃除をおこないます。
強力な洗剤なので、必ず換気をしてから使用しましょう。直接噴射すると液がたれてきて目に入るおそれがあるので、あまりおすすめできません。

洗剤で一通り拭き上げたら数分放置して、シャワーで流しましょう。
奥のほうから手前にかけてシャワーで流すと、お湯がかかりにくいですよ。
濡れてもよい格好でおこないましょう。

部屋で塩素系洗剤の使用は×

部屋の天井は塩素系洗剤ではなく、エタノールを使用してカビを落とします。
塩素系洗剤は、独特なツンとしたニオイがするのと、天井の素材によってはシミになるおそれがあるからです。

もちやぷらす編集部

セスキ炭酸ソーダは天井の素材によっては、変色など劣化するおそれがあります。
心配な方は希釈した中性洗剤を使うか、シートモップでホコリを落とすぐらいにとどめておきましょう。

照明の掃除方法

照明器具の掃除

天井の掃除が終わったら、ついでに照明もキレイにしていきましょう。
ホコリを一気に落とせるので、効率よく掃除できます。
水拭きができるタイプのものは、カバーを外すと汚れが落としやすいですよ。

紙製や木製など水拭きできない照明は、ハタキやモップなどでホコリを払っておきましょう。

用意するもの

  • 中性洗剤
  • 雑巾(水拭き用とから拭き用)

照明にヤニ汚れが付着している場合は、セスキ炭酸ソーダも試してみましょう。

もちやぷらす編集部

照明を拭き上げる際には、電源を落とした状態でおこなってくださいね。
火傷や感電のおそれがあるからです。

掃除手順

  1. 照明カバーを取り外す
  2. 中性洗剤を染みこませた雑巾でカバーを拭き上げる
  3. 電灯はホコリをモップで落としたあとにから拭きする
  4. カバーが乾いたら、取り付ける

まとめ

この記事では、天井の掃除方法について紹介してきました。

  • 部屋の天井の掃除頻度は、数か月に1回ぐらいでOK
  • 洗剤を使うときは、変色しないか試してから

定期的な掃除を心がければホコリを払うぐらいでも十分です。
ただし、浴室の天井だけは、湿気によりカビが発生しやすいので、こまめに掃除するのがおすすめですよ。

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