トイレの壁を掃除するときには、汚れに合わせた適切な方法を確認しておきましょう!
「え!?トイレの壁って、簡単に拭いて終わりじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃることでしょう。
じつは、掃除方法がまちがっていると汚れが落とせず悪臭の原因となったり、逆に汚れが目立ってしまったりすることがあります。
ここではトイレの壁が汚れる原因から適切な掃除方法・掃除するときの注意点をくわしく解説していますので参考にしてください。
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トイレ掃除では壁も重要ポイント!
トイレ掃除をするときに、壁まで念入りにおこなうのは稀でしょう。
ですが、壁には徐々に汚れが蓄積し、黄ばみや黒ずみとなっていきます。
そして、黄ばみや黒ずみになってしまった汚れは簡単には落とせないんです!
黄ばみのおもな原因は尿汚れ、そして黒ずみのおもな原因はカビの繁殖です。
トイレは常に湿度が高く、カビが発生しやすい環境となっています。
また、ホコリや雑菌などがカビのエサとなり、繁殖してしまうのです。
トイレ掃除では壁もしっかり掃除しておきましょう!
トイレの壁を掃除する方法
トイレの壁は、定期的に掃除をしておけば汚れが蓄積するのを避けることができます。
また、汚れが新しいほど、落とすのが簡単ですのでなるべくこまめに掃除をするのがおすすめです。
だからといて毎日壁まで掃除するのは大変ですね。
週に一度を目安に掃除習慣をつけておくと、大がかりな掃除が必要なくなりますよ。
ここで紹介する基本の壁掃除なら5分もかかりませんので、チャレンジしてみてください。
基本の壁掃除
トイレの壁の簡単な掃除方法を紹介します。
準備するもの
- トイレ用お掃除シート
トイレ壁の掃除手順
- 壁を上から拭き始める
- 便器の高さより下の部分を念入りに拭く
- 壁と床の境目を拭く
トイレの壁掃除は、上から順におこなうのが基本です。
床も掃除する場合は、壁掃除が終わってからおこないましょう。
また、トイレ用シートで落とせない汚れは、次の方法で試してみてください。
黄ばみや臭いにはクエン酸をプラスしてみよう
黄ばみ汚れの原因は「尿ハネ」です。
また、便器をしっかり掃除しても悪臭(トイレ特有のアンモニア臭)が消えないという場合は、壁や床への「尿ハネ」が原因かもしれません。
尿汚れによる黄ばみやアンモニア臭は、クエン酸を使うのが効果的ですよ!
クエン酸はエコ洗剤として広く知られており、100均やドラッグストアなどで購入することが可能です。
それでは、クエン酸を使ってトイレの壁掃除をする方法を紹介します。
準備するもの
- クエン酸水
- スプレーボトル
- タオル
壁掃除の手順
- クエン酸水をスプレーボトルに入れる
- クエン酸水を壁にスプレーする
- タオルで拭き取る
- ひざ下部分を念入りにスプレーし、タオルで拭き取る
これだけでOKです。
黄ばみ汚れが気になる場所は、クエン酸での掃除を繰り返しおこなってみてください。
黒ずみ汚れは重曹または専用洗剤を使おう
トイレの壁についた黒ずみ汚れの原因は手垢などによる油汚れまたは黒カビです。
油汚れなら、重曹を使えば落とすことができます。
重曹水をスプレーし、タオルで汚れを拭き取ってみてください。
重曹水で落とせないなら、黒カビが発生しているのかもしれません。
黒カビの場合は、カビ除去専用洗剤を使いましょう。
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トイレの壁を掃除するときの注意点
トイレの壁を掃除するときには次の2点について注意してください。
1.壁の素材を確認する
トイレの壁は、ご家庭によって素材がちがいます。
水拭きができるよう、撥水性のある素材が使われることが多いのですが、稀に水気を吸収する素材が使われているケースもあります。
少し水をつけてみて、撥水性があるかどうか確認してみてください。
撥水性がない壁は、固く絞った布巾やお掃除シートなどで軽く拭き掃除をするだけにしておきましょう。
2.酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜない
トイレにはさまざまな汚れが混在するため、複数の洗剤を使用することがありますね。
洗剤には、混じると有害なガスが発生するものがありますので十分気をつけましょう。
とくに酸性洗剤は、塩素系漂白剤と混ざると危険です。
たとえば、クエン酸で尿汚れを取りながら、同時にカビ取り剤でカビを撃退する、というのは避けてください。
クエン酸は酸性洗剤。カビキラーなどのカビ取り剤は塩素系漂白剤です。
洗剤を同時に使わず、汚れに合わせて単体で使用してください。
トイレの壁をキレイに保つ方法
トイレの壁をキレイに掃除したら、それを保つ工夫をしてみましょう。
トイレの壁に汚れを蓄積させないために、2つの方法を紹介します。
こまめに掃除をしておく
トイレが何だか汚れているな……。
と感じたときには、壁も確実に汚れています。
便器だけでなく、壁もついでに掃除をしておきましょう。
普段のちょっとした掃除で、大がかりな掃除の回数を減らすことができますよ。
壁用マスキングテープやシートを利用
壁の汚れやすい部分にマスキングテープやリメイクシートを貼っておくという選択肢もあります。
インテリアを邪魔することなく、汚れたら簡単にはがせるタイプもありますよ。
壁紙シール Homein 木目
トイレインテリアに合う柄が選べます。貼ったりはがしたりするのも簡単なマスキングテープなら気軽にチャレンジできます。
壁紙シール 大理石柄 接着剤付き
汚れをはじく素材のものを選べば、お掃除もラクチンです。DIY気分で柄遊びもできますね。
まとめ
トイレ掃除では、壁もしっかり汚れを落とすことが重要です。
とくに、壁の下の方は便器や床と同じように、汚れが付着しやすいので要注意です。
週一回のトイレ掃除に壁の拭き掃除を取り入れるのがおすすめですよ。
汚れが蓄積しないうちに、こまめに汚れを取り除いておきましょう。
長年蓄積して落とせなくなった汚れは、プロのハウスクリーニングに任せてみるのもひとつの方法です。
ハウスクリーニングにトイレ掃除を任せる費用の相場は1万円前後です。
落とせない汚れに悩んだら、一度プロに掃除を依頼してみてはいかがでしょうか。
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