クエン酸は食品などに含まれている酸味成分のひとつですが、摂取したときの効果について知っておくことが大切です。
なぜならクエン酸は、大量に摂取してもすべてが吸収されるわけではなく、数時間で体外に排出されてしまうからです。
こちらのコラムでは、クエン酸の成分やはたらきのほか、掃除での活用方法などについて解説します。
健康を維持するためだけでなく、掃除にも使えるクエン酸についての知識も身につけて、普段の生活に取り入れてみましょう。
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クエン酸って何?
クエン酸はレモンやグレープフルーツなどの柑橘類に含まれている成分で、爽やかな酸味をもっています。
酸っぱく感じるのは、このクエン酸によるものです。
またクエン酸は、体の健康を維持するためにもなくてはならないものなんです。
クエン酸は健康の維持に欠かせない成分
クエン酸は人の体内でも生成されている物質で、エネルギーを生み出す重要な役割をはたしています。
クエン酸は体内で代謝を繰り返しながら運動エネルギーを生み出していて、そのしくみは「クエン酸サイクル」と呼ばれています。
クエン酸が不足するとクエン酸サイクルの機能が低下してしまうことから、健康を維持するためにも適度に摂取することが必要です。
クエン酸は身近なものに含まれている
クエン酸は柑橘系の果物だけでなく梅干しや酢などにも含まれているので、普段の食事から積極的に摂取するように心がけましょう。
またクエン酸がもつ水に溶けやすく熱にも強い特性を生かして、次のような身近にあるものにも幅広く使われています。
- サプリメント
- 食品添加物
- 保存料
- 医薬品
クエン酸の特性などについてさらにくわしく知りたいかたは、以下のページも参考にしてください。
クエン酸がもたらすさまざまな効果
クエン酸は摂取することで、エネルギーを生み出したり消化吸収のサポートをしてくれたりと、さまざまな効果を得ることができます。
またクエン酸のキレート作用といわれる効果や体への効能などについては、以下のページも参考にしてください。
しかしクエン酸は、大量に摂取すれば健康になるというものではありません。
クエン酸を一度に大量摂取しても、すべてが吸収されるわけではないからです。
体に吸収されなかったクエン酸は、数時間で体外に排出されてしまうんです。
そしてクエン酸は、食用とは別に掃除用のエコ洗剤としても市販されています。
掃除に使うクエン酸は食用として必要な基準を満たしていないことがあり、安全が保証されていないこともあるので注意しましょう。
クエン酸は食用だけでなく掃除や洗濯にも活用できる
クエン酸は摂取するためだけでなく、酸性の特性を生かして掃除や洗濯にも活用できます。
しかし、クエン酸はどんな汚れも落とせるわけではなく、掃除に使うときは苦手な汚れがあるという特性を知っておくことも大切です。
また間違った使いかたをすれば、危険をともなうこともあるので注意しなくてはいけません。
クエン酸の具体的な活用方法については、以下のページもご覧ください。
重曹とは違う性質をもっている
ナチュラルクリーニングに使える素材として、クエン酸以外にも重曹があげられます。
クエン酸と重曹は同じエコ洗剤ですが、それぞれ性質が異なるため落とすことができる汚れも違うんです。
また、クエン酸と重曹を一緒に使うことで効果的に掃除ができる活用法もあります。
汚れが落ちるしくみやクエン酸と重曹の使い分けかたなどについては、以下のページもぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
クエン酸は酸味のある果物などに含まれる成分で、人の健康を維持するためにも欠かせないものです。
またクエン酸はその特性を生かして、食品の添加物や保存料などにも幅広く使われています。
さらにクエン酸は食用だけでなく、ナチュラルクリーニングのエコ洗剤としても注目されています。
掃除に使うときは、特性によって落とせる汚れと苦手な汚れがあることも知っておきましょう。
そしてクエン酸と重曹では落とせる汚れも異なることから、上手に使い分けて掃除に活用してみてくださいね。
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