オキシクリーン®とドンキのPB商品「オキシシャイニー」を徹底比較!

オキシクリーンとドンキのPB商品「オキシシャイニー」を徹底比較!

酸素系漂白剤は、コストコなどで買えるオキシクリーン®以外にドンキがPB商品として出している「オキシシャイニー」もあります。
当記事ではオキシクリーン®とオキシシャイニーの価格や成分のほか、効果などについて比較しています。

また実際に「オキシ漬け」をおこなう方法や衣類以外の活用法についてもふれています。
酸素系漂白剤の購入で迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

オキシクリーン®とオキシシャイニーを比較してみよう!

2択のイメージ画像

オキシクリーン®はコストコやドラッグストアなどで買える酸素系漂白剤で、汚れが落ちやすいとSNSでも話題になっている掃除アイテムのひとつです。
またさまざまな雑貨などを扱うドン・キホーテでも、PB(プライベートブランド)商品として「オキシシャイニー」という酸素系漂白剤が販売されています。

ここでは、オキシクリーン®とオキシシャイニーの違いを価格や成分などから比較してみましょう。

コスパで選ぶならオキシクリーン®がおすすめ

オキシクリーン®とオキシシャイニーどちらを買おうか迷ったときに、まず気になるのが価格ですよね。
それぞれの価格は、ドンキで買えるオキシシャイニーが1.8㎏で約800円、一方オキシクリーン®は1.5㎏で約1,000円ほどです。

しかし、コストコで買えるオキシクリーン®には5kgの大容量パックがあります。
1,900円前後で購入でき、割引される時期には1,500円くらいにまで安くなることもあるんです。
コスパ的に見ると、断然コストコのオキシクリーン®のほうがお得感があります。

5kgパックのオキシクリーン®はネット通販などでも購入することはできますが、価格が3,000円前後と高めになってしまいます。
このため、安くオキシクリーン®を手に入れるにはコストコまで足を運ぶことが必要です。
その点でオキシシャイニーは、ドンキでも買えることから手軽さにおいてはメリットがあるといえます。
また価格が安いと、効果が薄いんじゃないかと不安になる人も多いでしょう。

では次に、それぞれの成分になにが含まれているか見ていきましょう。

コストコのオキシクリーン®はアメリカ製

オキシクリーン®はアメリカ生まれの酸素系漂白剤ですが、じつは日本向けの中国製も販売されているんです。
そして中国製とアメリカ製の2種類は、それぞれ成分に大きな違いがあるんです。
おもな成分は以下の通りです。

・オキシクリーン®(中国製)に含まれる成分

  • 過炭酸ナトリウム
  • 炭酸ナトリウム

・オキシクリーン®(アメリカ製)に含まれる成分

  • 過炭酸ナトリウム
  • 界面活性剤
  • 洗浄補助剤
  • 水軟化剤

中国製オキシクリーンの®主成分は、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムです。
そしてアメリカ製のオキシクリーン®には、過炭酸ナトリウムのほかに界面活性剤などが加わります。
界面活性剤については、このあとさらにくわしく解説しますね。

ドンキのオキシシャイニーは日本製

ドンキで販売されているPB商品のオキシシャイニーは、日本製の酸素系漂白剤です。
オキシシャイニーの主成分は以下の通りです。

・オキシシャイニーに含まれる成分

  • 過炭酸ナトリウム
  • 界面活性剤
  • アルカリ剤
  • 水軟化剤

上記を見てもおわかりのように、オキシシャイニーの主成分はアメリカ製のオキシクリーン®とほぼ同じなんです。
このため、得られる効果は近いものがあると考えていいかもしれませんね。

酸素系漂白剤の特徴も知っておこう

粉末の酸素系漂白剤アップ写真

酸素系漂白剤といわれても、塩素系漂白剤や台所用洗剤となにが違うのかわからないという人も多いでしょう。

ここでは、酸素系漂白剤の特徴を解説していきます。

塩素系よりも安全に使うことができる

酸素系漂白剤は塩素系のようなツンとした刺激臭がほとんどありません。
また酸性の洗剤などと混ぜても人体に有害な塩素ガスが発生しないため、安全に使えるのも魅力のひとつです。
主成分である過炭酸ナトリウムも、水に溶けると害のない物質に分解されるので、人体への影響も少ないとされています。

アルカリ性は酸性の汚れに効果的

中性洗剤でも軽い油汚れなどを落とすことができますが、こびりついたガンコな汚れやシミはなかなか落ちないことがあります。

そこでアルカリ性の酸素系漂白剤を使えば、過炭酸ナトリウムの働きによって酸素の泡が発生し、酸性の油汚れなどを分解して落としやすくなるわけです。

アルカリ性の酸素漂白剤は、以下のような汚れに効果的です。

  • ワイシャツなど衣類の黄ばみや汗汚れ
  • 食べ物などによるシミ
  • コーヒーやワインのシミ
  • 血液のシミ
  • 泥汚れ

ただし、素材によって相性があることも知っておかなくてはいけません。
たとえば、アルミなどの金属に酸素系漂白剤を使ってしまうと黒く変色したり、色落ちしてしまったりする可能性もあるんです。
金属製のボタンなどがある場合は、とくに注意してくださいね。

また酸素系漂白剤を使用する前には素材の洗濯表示などを確認して、適した使い方をしましょう。

界面活性剤はどんな効果があるの?

オキシシャイニーやアメリカ製のオキシクリーン®に含まれる界面活性剤は、青い粒状になっていて、泡立ちをよくして汚れを浮かす働きがあります。
汚れを分解する過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムに、界面活性剤が加わることで洗浄力がさらに高くなるんです。

しかし界面活性剤は川や海に流れても分解されにくいことから、環境汚染につながるとして使うことに抵抗がある人もいます。
界面活性剤が気になるというかたは、中国製のオキシクリーン®をおすすめします。
界面活性剤が含まれていないタイプなら環境にもやさしく、泡立ちが少ないことからすすぎがしやすいというのも特徴です。
それぞれの特徴から、用途によって使い分けてみるのもいいんじゃないでしょうか。

酸素系漂白剤で「オキシ漬け」を実践してみよう!

酸素系漂白剤でタオルをオキシ漬け®しているところ

「オキシ漬け」は、漬けおきしておくだけで簡単に汚れが落とせるSNSでも話題になった洗浄方法です。
ここではオキシシャイニーで「オキシ漬け」する方法を注意点とあわせて解説します。

オキシシャイニーは、少量を使い切りできる小分けタイプもあるんです。
35gが3袋で100円と非常にお得です。
いきなり大容量のパックを買うことにためらいがあるなら、小分けタイプで洗浄効果を試してみるとよいでしょう。

ただし、素材によっては使えないものもあるので、使用する前には必ず注意事項を読むようにしてください。

用意するもの

  • オキシシャイニー小分けタイプ1袋(35g)
  • 汚れを落としたい衣類など
  • バケツ
  • ぬるま湯
  • ゴム手袋

手順(1)お湯にオキシシャイニーを溶かす

アルカリ性が弱いとはいえ漂白剤は直接手にふれてしまうと手荒れの原因となるので、作業するときはゴム手袋を着用しましょう。
バケツなどに40~60℃のお湯を3リットル入れ、オキシシャイニーを溶かします。
粉末が残ってしまうと効果が薄れてしまうので、しっかり混ぜるようにしましょう。
また粉末を溶かすのは水ではなく、洗浄効果が発揮されるお湯を使うのがポイントです。

手順(2)衣類を漬けこんで放置する

シミや汚れのついた衣類などを漬けこんで20~30分ほど放置します。
放置する時間は、長くても1時間ほどにしておきましょう。
長い時間放置すると洗浄効果が上がりそうですが、6時間以上たつと洗浄効果がなくなってしまうんです。

手順(3)よくすすいで乾かす

時間をおいたらよくすすいで乾かせば、軽い汚れならキレイに落ちるはずです。
もしガンコな汚れの場合は、すすいだあと、さらに洗濯機で洗ってみるのもいいかもしれません。

浴槽や洗濯機の掃除にも大活躍!

酸素系漂白剤は衣類だけでなく、浴槽や洗濯機などの掃除にも使うことができ、ひとつあるだけでさまざまな場所をキレイにすることができるんです。
ガンコな汚れには、泡立ちがよい界面活性剤入りの酸素系漂白剤がおすすめですよ。

コストコで買えるオキシクリーン®やドンキのオキシシャイニーを使って、いろいろ試してみながら用途の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

まとめ

酸素系漂白剤には、コストコで買えるオキシクリーン®以外にドンキのPB商品のオキシシャイニーなどがあります。
価格的にはアメリカ版のオキシクリーン®がお得ですが、手軽さからいえばオキシシャイニーのほうが手に入りやすいでしょう。

また、オキシシャイニーはオキシクリーン®のアメリカ版と成分はほぼ同じです。
ただし、どちらも素材に相性があるので間違った使い方で失敗しないように注意しましょう。

酸素系漂白剤は、洗濯表示や使用上の注意などをよく読んでから使うようにしてくださいね。

※オキシクリーン®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。

ライター

もちやぷらす編集部のアバター もちやぷらす編集部 もちやぷらす編集部

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