オキシクリーン®でシンクを掃除するのはとてもおススメです。
ただし、手順や注意点をよく確認してからおこないましょう。
オキシクリーン®は、どんな汚れも落としてくれる万能なお掃除アイテムです。
でも、手順や方法をまちがえて、
汚れが落ちない……!
逆に汚くなった……?
といった失敗につながることがあるからです。
このコラムでは、オキシクリーン®を使ってキッチンシンクを掃除するときに必要なポイントをわかりやすく紹介していますので参考にしてくださいね♪
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オキシクリーン®でキッチンシンクがピカピカになる理由
オキシクリーン®でシンク汚れを掃除している写真はSNSでもよく見かけますね。
オキシクリーン®を使うとシンクがピカピカになるのはどうしてなのでしょう?
それは、オキシクリーン®が次の3つの作用をもっているからなのです。
- 油汚れの分解
- 除菌
- 漂白
これら3つの力が相互にはたらくことで、油汚れから雑菌汚れ、焦げつき汚れなどのさまざまな汚れをキレイにすることができます。
オキシクリーン®でシンクを掃除する方法
オキシクリーン®でシンクを掃除するときに必要なものは、オキシクリーン®とゴム手袋(必要に応じて)だけです。
オキシクリーン®は、アメリカ版と日本版がありますが、どちらを使っても大丈夫です。
アメリカ版には石けん成分が入っていて泡立ちがよいのが特徴です。
日本版は石けん成分が入っていないので、すすぎ洗いを簡単に済ませることができます。
ステップ1:排水口に栓をする
シンクに水をためるために、排水口に栓をします。
栓がない……!
という場合には、ビニール袋で代用できますので安心してください。
シンクの排水口を塞げるくらいの大きさのビニール袋を準備してください。
ビニール袋に水を入れて口をしばり、排水口を塞ぐように置きます。
排水口のすき間から水が流れ落ちないことを確認しておきましょう。
ステップ2:シンクにお湯をはる
シンクの排水口に栓をしたら、次はお湯をためます。
蛇口からお湯(温度は50℃くらい)が出るように設定しましょう。
お湯の温度が高くなるほど、洗浄力は高まりますが、火傷の心配があるので50℃くらいが適当です。
シンクの半分くらいまでお湯がたまったら、お湯が抜けていないかどうかを確認してください。
ステップ3:お湯にオキシクリーン®を溶かす
シンクにお湯がたまったら、オキシクリーン®を投入しましょう。
目安は付属のスプーン1杯くらいです。
ガンコな汚れがあるときや、この後、キッチン用品も漬けおきするというときにはスプーン2杯分くらいのオキシクリーン®を投入してください。
オキシクリーン®を投入したら、よくかき混ぜて溶かします。
熱いと感じる場合や、手荒れが気になる方は、ゴム手袋をはめて作業しましょう。
ステップ4:シンクにキッチン用品をつけおきする
シンクの漬けおき準備ができたら、キッチン用品もシンクの中に入れて漬けおきしておくことも可能です。
コンロの五徳や食器、キッチン小物などで、汚れが気になるものをシンクに入れておきましょう。
ただし、オキシクリーン®に漬けると変色や変質のおそれがある素材もあります。
くわしくはこの記事の第3章「オキシクリーン®でシンクを掃除するときの注意」で解説していますので確認しておいてください。
漬けおき時間は汚れの程度に合わせて調整してください。
汚れが軽い場合は2時間程度、ガンコな汚れがあるときは6時間程度様子を見て、汚れが浮き上がるまでそっとしておきましょう。
ステップ5:汚れを落とす
汚れがゆるんで、浮き上がってきたのを確認したら、スポンジなどで軽くこすって汚れを落としましょう。
漬けおきの効果が出て、ガンコな汚れもスルッと落とせるはずですよ。
排水口の栓を外して汚れたオキシクリーン®溶液を流し、流水で小物をひとつずつすすぎ洗いをしてください
キッチン小物のすすぎが終わったら、最後にシンクをスポンジで軽くこすって汚れを落としましょう。
ステップ6:シンクを拭きあげる
最後にシンクを拭きあげます。
乾いた布巾でシンクをていねいに拭いていきましょう。
布巾で拭いたあとが残るときは、最後にキッチンペーパーで拭くと、しっかりキレイになりますよ♪
オキシクリーン®でシンクを掃除するときの注意
オキシクリーン®を使って掃除をするときには、いくつかの失敗例もあります。
汚れを落とすつもりが、かえって汚くなってしまったり、思ったように汚れが落とせなかったりというケースは少なくありません。
オキシクリーン®をうまく活用するための注意点を3つ紹介しますので、お掃除に役立ててくださいね。
1.アルミ素材には使わない
アルミ素材は、オキシクリーン®と相性がよくないので要注意です。
シンクで漬けおきをするときには、アルミ鍋やアルミ製の食器などを入れないでください。
アルミ素材は、アルカリ性の洗剤を使うと表面の酸化被膜が傷つき、アルミと水分中のミネラルが化学反応を起こして黒ずんでしまいます。
アルミ鍋や食器は、黒ずんでしまっていてもそのまま使用することができますが、見栄えが悪くなりますので、オキシクリーン®を使用するのは避けましょう。
2.水垢は落とせないのでクエン酸などを併用する
オキシクリーン®でシンクを掃除したあと、キッチンペーパーなどで拭きあげても白いあとが残っていることがあります。
その白いあとは水垢や洗剤の残りカスです。
水垢や洗剤の残りカスはアルカリ性ですので、同じアルカリ性のオキシクリーン®では落とすことができません。
アルカリ性の汚れは、クエン酸の力を借りて落としましょう。
白くなっている部分にクエン酸水を拭きかけてキッチンペーパーでふき取ってください。
3.キッチンを使わないタイミングで掃除しよう
オキシクリーン®でシンクを掃除しているときには、キッチンの蛇口が使えないことになります。
ちょっとした洗い物や調理ができなくなるので注意してください。
シンクをオキシクリーン®で漬けおきするときには、タイミングを見計らっておこなうことが重要です。
お出かけ前や、寝るときなど、長時間キッチンを使わなくて済むときに漬けおきをしておくのもおすすめです。
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まとめ
オキシクリーン®でシンクを掃除すると、ピカピカになるのでおすすめです。
ただし、オキシクリーン®の特徴や使い方をよく確認しておかないと、うまく汚れを落とせなかったり、逆に汚くなってしまったりするので注意が必要です。
ここで紹介した方法や注意点をよく読んで、シンクをピカピカにしてくださいね♪
※オキシクリーン®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。