セスキ炭酸ソーダは、環境にやさしいナチュラルクリーニング素材のひとつで、エコ洗剤として注目されています。
しかし使い方を正しく知っておかなければ、本来の効果が発揮されずに汚れを落とせないことがあるんです。
こちらのコラムでは、セスキ炭酸ソーダの効果的な使い方や効率よく掃除するためのポイントなどについて解説します。
同じエコ洗剤の重曹やクエン酸などについてもふれています。
これからセスキ炭酸ソーダを使って掃除をしてみたいというかたは、ぜひ参考にしてくださいね。
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セスキ炭酸ソーダとは?
セスキ炭酸ソーダは、自然由来のセスキ炭酸ナトリウムを主成分とした弱アルカリ性のナチュラルクリーニング素材です。
ナチュラルクリーニングは自然由来や植物由来の素材を使って掃除することで、「ナチュクリ」としてSNSでも注目されています。
界面活性剤などの化学薬品が含まれていないので、環境や人にやさしいのが特徴です。
実際にセスキ炭酸ソーダは入浴剤や洗剤などに使われていることから、安全に使用できるといえるでしょう。
市販されているセスキ炭酸ソーダには水溶液タイプと粉末タイプがあり、使い方によって選ぶことができます。
粉末のセスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、洗濯やさまざまな場所の掃除におすすめなんです。
セスキ炭酸ソーダは酸性の油汚れに効果的!
セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性の性質をもっているため、酸性の油汚れなどを中和することで分解し効果的に落とすことができます。
普段の洗濯であきらめていた汚れも、セスキ炭酸ソーダを使うことでキレイにできるかもしれませんよ。
またセスキ炭酸ソーダは、家の中のさまざまな場所の掃除にも活躍します。
得意な汚れには、おもに以下のようなものがあげられます。
- キッチンのコンロ周りについた油汚れ
- シンクや排水口のヌメリ
- 血液のタンパク質汚れ
- タバコによるヤニ汚れ
- 壁紙の黒ずみ
- 浴室の皮脂汚れ
一方でセスキ炭酸ソーダは、同じアルカリ性の性質をもつ汚れでは中和反応がおきないため落とすことが苦手です。
また、相性の悪い素材に使うと傷めてしまうこともあるので注意しなくてはいけません。
セスキ炭酸ソーダの具体的な使い方や注意点については、以下のページも参考にしてください。
エコ洗剤には重曹やクエン酸もある
環境にやさしいエコ洗剤は、セスキ炭酸ソーダ以外にも「重曹」や「クエン酸」があります。
しかし、汚れを落とせる洗剤ならどれでもいいというわけではありません。
セスキ炭酸ソーダだけでなく、重曹やクエン酸にもそれぞれ得意な汚れと苦手な汚れがあるんです。
さらに重曹は研磨作用があり、クエン酸はセスキ炭酸ソーダとは逆の酸性の性質をもっているといったようにそれぞれの特徴も違ってきます。
効率よく掃除するためには、「汚れの種類に適した洗剤を使い分けること」がポイントなんです。
また汚れの種類によっては、塩素系漂白剤など別の洗剤が必要になることもあります。
洗剤によっては使い方を間違えると危険をともなうこともあるので、正しい方法を知っておくことが必要なんです。
重曹やクエン酸について、さらにくわしく知りたいかたは以下のページもぜひご覧ください。
セスキ炭酸ソーダはどこで買えるの?
セスキ炭酸ソーダはネット販売のほか、100円ショップやホームセンターなどで購入することができます。
日常的に掃除する範囲が広い場合や洗濯物が多いときにはコストパフォーマンスが高い粉末タイプがおすすめですよ。
また粉末タイプのセスキ炭酸ソーダは、400g~1kgの大容量パックで販売されていることもあるので、長く使い続けたいというかたにもピッタリです。
そしてセスキ炭酸ソーダは水溶液タイプや粉末タイプだけでなく、アルカリ電解水を加えたものや泡タイプなどさまざまな種類があります。
汚れのある場所や使い方によって、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
セスキ炭酸ソーダの商品紹介や購入の仕方については、以下のページもぜひ参考にしてください。
まとめ
セスキ炭酸ソーダは、自然由来のナチュラルクリーニング素材です。
アルカリ性の性質をもち、おもに酸性の汚れを落とすのに効果があります。
ただし、セスキ炭酸ソーダ使う前には苦手な汚れや相性の悪い素材があることも知っておかなくてはいけません。
またセスキ炭酸ソーダと逆の性質をもつクエン酸や特徴が異なる重曹などを使い分けることで、より効果的な掃除ができるようになります。
セスキ炭酸ソーダを正しく使って、掃除や洗濯の効率化を図りましょう。
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