退去費用の請求書やリフォームの見積書などに
ハウスクリーニング費用
が含まれていて疑問を持ったことはありませんか?
じつはハウスクリーニングはさまざまなところで活用され、退去時やリフォーム時などに利用するのは一般的となっています。
とはいえ
掃除くらい自分でできるんじゃ…?
掃除費用をカットしたい!
そう思う方は少なくないでしょう。
この記事を読めば
- ハウスクリーニングとは何か
- ハウスクリーニングの費用相場
- ハウスクリーニングの活用方法
がわかるようになります。
退去時やリフォーム時の疑問をサクッと解決しちゃいましょう♪
引越し回数7回、リフォーム経験3回のわたナギ子がわかりやすく解説します。
\入居前の空室・入居中の在室も!家中丸ごとキレイ/
ハウスクリーニングとは
ハウスクリーニングとは、掃除のプロが家中をキレイにしてくれるサービスのことです。
素人では落とせない汚れ、届かない場所の汚れを完璧に除去してもらえます。
掃除くらい自分でもできる。
プロに頼むなんて贅沢!
そう思う方も少なくないようですが、ハウスクリーニングはプロによる清掃。いくらきれい好きで掃除が得意な人でも、プロの技術や道具にはかないません。
実際にハウスクリーニングをおこなった後はとにかくキレイで、入居前のようにピッカピカ。古いマンションの設備も清潔に感じるほどキレイになります。
たとえるなら清掃済みのホテルや旅館くらいの仕上がり。油汚れや水垢、カビなども除去されます。
私もはじめてハウスクリーニングを利用したときには、
自力では絶対にムリ!
プロに任せて正解!
そう感動したのを覚えています。
はじめてハウスクリーニングを利用すると、想定外の仕上がりに驚くはずです。
ハウスクリーニングの種類
ハウスクリーニングは、家の中をまるごと全部キレイにしてもらえるサービスであり、大きく分けると2種類あります。
- 空室クリーニング
- 在室クリーニング
この2つは利用シーンや目的がちがいますので、ここでくわしく解説します。
空室クリーニングとは
空室クリーニングとは、人が住んでいない家の清掃をすることで、おもに次のようなときに利用されます。
- 退去後の清掃
- 入居者募集のため
- フルリフォーム後
空室クリーニングはもともと、マンションやアパートなど賃貸物件の持ち主が利用するケースが多いです。賃貸物件の入居前・退去後などにおこないます。
そのほか新築やリフォーム時にもハウスクリーニングを利用するのが一般的です。新生活を気持ちよく始めることができるメリットがありますね。
空室クリーニングは、荷物のない状態で作業するため、作業効率がよくなるのが特徴。そのため在室クリーニングより料金は安くなります。
在室クリーニングとは
在室クリーニングは、住んでいる家の清掃をしてもらうサービスです。ハウスクリーニングといえば、在室クリーニングをイメージする方が多いかもしれませんね。
在宅クリーニングは、年末の大掃除やホームパーティーなど、家に人がたくさん集まる予定に合わせて依頼するケースが多いようです。お金持ちが利用する贅沢なサービスだと思われがちですが、最近では若年層でもさまざまな理由で利用する人が増えています。
在室クリーニングでは、家中まるごと清掃してもらうことが可能ではあるものの、部分的にクリーニングを依頼するケースが増えています。気になるところの掃除だけを単品で依頼するというものです。
ハウスクリーニングの需要に合わせて、清掃業者も増加中。探せばコスパのよい業者もたくさんあるんですよ。
賃貸の退去時におこなうハウスクリーニングとは
賃貸の退去費用としてハウスクリーニング代を請求されるケースがありますね。ハウスクリーニング費用の請求に対して納得いかないという場合には、賃貸借契約書の「特約(原状回復特約・ハウスクリーニング特約等」を確認しましょう。
「特約」に
ハウスクリーニングは借主負担とする
といった内容が記載されていれば、それにしたがうことになります。「特約」に具体的な料金が示されていれば、その料金を支払うしかありません。
「特約」にハウスクリーニング費用の具体的な料金が示されていない場合は、請求金額の明細を確認してみてください。
借主には経年劣化・自然損耗部分の補修費は支払う義務がありません。明らかな故意・過失がないのに修繕費用が含まれていないかどうか、確認してみましょう。
作業内容や料金に納得いかないときには、説明を求めることも重要です。退去時のハウスクリーニング相場についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
【体験談】リフォーム時におこなうハウスクリーニングとは
家をリフォームするとき、見積もりに「ハウスクリーニング費用」と記載があることは多いですね。実際私もマンションのリフォームをする際、その費用に疑問を持ったことがあります。
中古マンション購入&フルリフォームをしたときのことです。
ムダな費用は1円でもカットしたい…。
そう思って明細を穴があくほど眺めていました。すると目に入ってきたのは
ハウスクリーニング費用 10万円!!
設備が全部新しいんだから掃除なんて必要ないのでは?
リフォーム後、大工さんがそれなりに掃除するものでしょ?
と思っていたので、リフォーム業者のコーディネーターに尋ねました。
リフォーム後のハウスクリーニングってカットできませんか?
すると
カットすることは可能ですが、プロのハウスクリーニングはしておいたほうがいいですよ。リフォーム後の掃除は自分でできるレベルのものではありません。リフォームの職人さんは、作業後の片づけはします。でも掃除のプロではないので、けっこう汚れたままの仕上がりになってしまいます…。(リフォームコーディネーター)
とのこと。
結局ハウスクリーニングも依頼することに…。
その後もリフォームが終わるまでは、半信半疑でモヤッとしていたんです。
ですが実際に終わってみると、
リフォーム後のハウスクリーニングは必要だった
と思わされました。
というのも、リフォームの作業中や作業後の様子を見学に行くと、めちゃくちゃ汚れているんです。泥棒でも入ったのかと思うほど…!!
クロス屋さん・電気屋さん・水道屋さんなどさまざまな職人さんやスタッフが土足で出入りしており、誰が汚したのか判別できません。リフォームに関係ない窓やドアなども作業中の粉塵などで想定外に汚れます。
これをキレイに掃除するのは、かなりの労力や技術が必要だと思いました。
掃除は最後にまとめてプロに任せるのが合理的だと納得。
引き渡しの時には作業中の汚れなど何もなかったかのようにピカピカになっていて驚きました。プロのハウスクリーニングによって、想定以上の美しさになったのです。
ただし3LDKマンションの空室クリーニングで10万円は高いかも?掃除だけ別会社に依頼するとか、相見積もりを取って価格交渉するという手もあったと思っています。
ハウスクリーニングと家事代行どちらを選ぶべきか
ちかごろ、家の掃除を誰かに任せたいというニーズが増えていますね。
- 仕事が忙しくて掃除する暇がない
- 妊娠や出産、病気などで掃除ができない
- 掃除のしかたがわからない
などさまざまな理由でハウスクリーニングを利用するケースがあるようです。
そして住んでいる家の掃除を任せる場合、ハウスクリーニングか家事代行どちらを選ぶべきか迷うことがありますね。
じつはハウスクリーニングでの清掃と家事代行の清掃はまったくちがいます。まずはそのちがいを確認してみましょう。
ハウスクリーニング | 家事代行 | |
スタッフ | 清掃のプロ | 家事が得意な人 |
道具や洗剤 | 業務用 | 家にあるもの |
仕上がり | 入居時レベルの仕上がり | 通常の掃除 |
依頼主の役割 | 特になし | 掃除内容を指示 |
おもなメリット | 自分でできないレベルまでキレイになる | 片づけなどほかの家事も依頼できる |
ハウスクリーニングに向くのはこんなケース
ハウスクリーニング業者は掃除のプロですので、自分ではどうがんばっても無理な掃除箇所を徹底的にキレイにしてもらえます。自力での掃除に限界を感じたときや、家の中をいつもホテル並みの美しさにキープしたいという場合には、ハウスクリーニングを利用するのがよいでしょう。
ハウスクリーニングがオススメなケース
- 年に一度の大掃除
- ホームパーティーの事前準備
- 水回りをピカピカにリセットしたい
- トイレの黄ばみが落とせない
- 換気扇が油汚れでベトベト
- 浴室の黒カビが落ちない
- 引越し(入居前・退去後)
\入居前の空室・入居中の在室も!家中丸ごとキレイ/
家事代行に向くのはこんなケース
家事代行は、家事が得意な人にこまごまとした作業をやってもらえるサービスです。掃除を頼むときには、依頼主が掃除箇所や掃除方法を指示します。
掃除のほかにも洗濯やアイロンがけ、買い物などの作業を依頼することも可能です。家事をする自分のコピーがもう一人いたらいいな…。そんなときには家事代行を選ぶといいですね。
家事代行がオススメなケース
- 自分の代わりに掃除してほしい
- 掃除以外の家事も頼みたい
- 留守中に掃除しておいてほしい
- 家事全般がツラい
部屋の掃除だけではなく、家事全般に手が回らないときには家事代行を選ぶのがよいですね。汚部屋になって、だれも呼べなくなる前に、プロのサービスを利用しましょう。
部分ハウスクリーニング~人気ベスト5はコチラ
ハウスクリーニングといえば、家をまるごとキレイに清掃するサービスを指しますが、単発で部分ハウスクリーニングを依頼することもできます。
在室クリーニングでは、気になるところだけを単発で依頼するケースが増えつつあります。ここではハウスクリーニング業者の紹介サイト「もちや」で実際に人気のあるメニューベスト5をご紹介します。
ハウスクリーニングを利用するときの参考にしてみてくださいね。
第5位:トイレクリーニング
トイレ掃除はしっかりやっているつもりでも、汚れや黒ずみは蓄積していくもの。いわゆるサボったリングや尿石黄ばみ、悪臭が手に負えず、利用するケースが多いです。
プロによるトイレクリーニングでは長年の汚れが取れるだけでなく、次のようなメリットもあります。
\プロの技術で!ニオイ・黄ばみ・尿石を徹底除去/
第4位:レンジフード
油まみれのレンジフードは、プロの手で掃除すれば新品時のような美しさが取り戻せます。レンジフードは高所にあり、自力での掃除がむずかしい場所。プロに任せる費用対効果は高いという声が多いですね。
キッチン換気扇の油汚れを放置すると、汚れでフィルターが目詰まりし、排気できなくなります。換気効率が悪くなったり「ブオーン」という騒音が出るようになったりしたら、汚れが蓄積しているサインかもしれません。
換気扇クリーニングは、年末の大掃除シーズンに依頼が集中しがち。ですが油汚れは暖かい時期のほうが落としやすいので、換気扇掃除は暖かい時期におこなうのがオススメなんですよ。
\プロの分解洗浄で!固まった油汚れを徹底洗浄/
キッチンの換気扇クリーニング体験はこちら
第3位:浴室クリーニング
浴室の汚れは意外としぶとく、汚れがなかなか落とせずに困っている方は多いようです。とくに天井の黒カビや、浴槽の黒ずみ、鏡の白いウロコ汚れなどは簡単には落とせませんね。
ですがプロの手にかかれば、それらの汚れはあっという間にキレイになります。専用の道具や洗剤で、入居時の美しさが取り戻せますよ。
*経年劣化による変色は戻せません
作業時間は業者によってちがいがあるものの、2~3時間で清掃が完了します。
浴室のクリーニングもまた、年末の大掃除シーズンが繁忙期となります。ですが浴室クリーニングは、カビの生えやすい時期の前におこなうのがオススメ。
梅雨前の5月頃に掃除しておくと、カビが発生しにくくなりますよ。
\プロの技術で!カビ・水アカ・石鹸カスを徹底除去/
第2位:洗濯機クリーニング
コロナ禍以降、問い合わせが増えているのが洗濯機クリーニングです。
衣類を清潔に保つには、洗濯機自体の清潔さも重要!
ということで洗濯機クリーニングにニーズが高まったのだと考えられます。
洗濯槽のお手入れは、市販の洗剤を使えば自力でおこなうことも可能ですが、洗濯槽ウラの汚れまでしっかり落としきることはできません。
洗濯槽ウラの汚れを放置すると、茶色や黒色のワカメのような汚れが洗濯物に付着するようになります。またドラム式洗濯機では、内部にホコリがたまると乾燥効率が悪くなり、生乾き臭が発生しやすくなります。
定期的に洗濯機クリーニングをおこない、洗濯機が正常に稼働するようにしておきましょう。
ただし洗濯機クリーニングは、対応できる業者がまだまだ少ないのが現状。とくにドラム式洗濯機のクリーニングは取り扱える業者が少ないです。
予約の際には「もちや」のようなハウスクリーニング業者紹介サイトを利用して探すのが便利です。
\プロの分解洗浄で!ニオイ・カビ・水アカを徹底除去/
第1位:エアコンクリーニング
単発のハウスクリーニングメニューで人気があるのはエアコンクリーニングです。おうち時間が増えて以降、部屋の空気への関心が高まったのだと考えられます。
エアコンクリーニングなんてしたことない!
という方は意外と多いようです。ですがエアコンクリーニングには次のようなメリットがありますのでオススメです。
【エアコンクリーニングのメリット】
\プロの分解洗浄で!ニオイ・カビ・ホコリを徹底除去/
エアコン内部につまったホコリは雑菌のエサとなり、カビの繁殖につながります。またエアコンの汚れで「ガー」「ゴー」といった異音が発生することもあるのです。
エアコンをキレイに掃除しておけば、悪臭や異音などのトラブルは防げます。
そのほかフィルターが汚れていると、空気の循環がスムーズにおこなわれなくなり、エアコンに負担がかかります。そうするとエアコンの効きが悪くなり、ムダな電力を消費することになるのです。
エアコンをこまめに掃除することでエアコンが正常に動くようになり、電気代の無駄を省けます。
エアコンは自力での掃除と、プロによるエアコンクリーニングを組み合わせるのがオススメです。
ハウスクリーニングの費用相場【間取り別】
ハウスクリーニングの料金は業者によってバラツキがあります。ですが、料金の決まり方はほぼ同じです。
ポイントは2つ。
- 居住中か空室か
- 部屋の広さや間取り
今回はハウスクリーニング紹介サイト「もちや」に登録されている45社の料金相場を調べてみました。
部屋の広さ | 空室の費用相場 | 居住中の費用相場 |
1R・1K | 15,000~25,000円 | 19,900~35,000円 |
1DK・2K | 15,000~30,000円 | 20,000~36,000円 |
1LDK・2DK | 20,000~40,000円 | 35,000~45,000円 |
2LDK・3DK | 28,000~55,000円 | 50,000~55,000円 |
3LDK・4DK | 33,000~72,000円 | 60,000~65,000円 |
4LDK・5DK~ | 42,000円~ | 70,000~80,000円 |
(2022年2月:もちやぷらす調べ)
空室クリーニングは、部屋に荷物がないため作業量が少なく、料金も割安となります。賃貸からの退去時は「空室クリーニング」をおこないます。
ハウスクリーニング業者の探し方:3ステップ
ハウスクリーニングを利用するときには、次のような手順で業者を選んでいきましょう。
【1】 依頼メニューを決めておく
まずは依頼するメニューを決めましょう。家をまるごと掃除してほしいのか、自分で掃除できないところだけを掃除してほしいのかを決めます。
部分的に掃除を依頼するときには、オプション内容も考えましょう。たとえばエアコンなら室外機の掃除などがオプションになります。
【2】 作業内容や料金を比較
ハウスクリーニング業者紹介サイトなどで、業者を検索してみましょう。住所と作業内容を打ち込めば検索できるようになっています。
価格の安い順・高い順などで並べ替えて料金も比較してみるとよいですね。同じ料金でも、作業内容やオプション内容はばらつきがあるので、よく確認してください。
【3】 利用者の口コミや評判を確認
よさそうなハウスクリーニング業者を見つけたら、利用者の生の声を見てみましょう。実際にその業者に掃除してもらった人からの口コミで、仕事中の様子がイメージできます。
評判のよい業者を見つけるには、ある程度実績のある業者を選ぶと失敗がありません。利用件数や口コミ数の多い業者をチェックしてみるのがオススメですよ。
信頼できる業者を探すにはハウスクリーニング業者紹介サイト「もちや」がおすすめ
名前を聞いたことがないハウスクリーニング業者を利用するときには信頼できるかどうか不安がありますね。そのため、「もちや」では万が一の場合に備えて、最大3億円までの損害賠償保険に加入しています。
「もちや」では、地域密着型で個人経営をしているハウスクリーニング業者を多数紹介しています。大手清掃会社から独立した清掃会社や、脱サラしてスタートアップしたばかりの清掃会社までさまざまです。
「もちや」経由で予約をした場合、作業中に起きた対人・対物事故に対してしっかり補償されますので、どの業者を選んでも安心して利用できます。
ハウスクリーニングに関するお役立ちコラム
ハウスクリーニングをはじめて利用するときには、さまざまな疑問があることでしょう。「もちやぷらす」ではハウスクリーニングに関する基礎情報からニッチな情報まで、利用者のみなさんに役立つコラムを掲載しています。
気になる記事を、チェックしてみてくださいね。