毎年クリスマスツリーの飾り付けを楽しみにしているご家庭は多いのではないでしょうか。
クリスマスツリーを長く使い続けるには、お手入れをすることも大切です。
1カ月くらいしか出さないからといって、掃除しないまましまっていませんか?
冬は厚手の衣類を着る機会も多く、空気中には繊維やホコリがどうしても多くなります。
とくに、枝が入り組んでいるクリスマスツリーは、ホコリがたまりやすいんです。
クリスマスなのに、ツリーにホコリが降り積もっていてはせっかくの雰囲気も台無しですよね。
この記事では、クリスマスツリーのホコリ取りや長持ちさせるための収納・保管の仕方をご紹介します。
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クリスマスツリーのホコリを取る3つの方法

クリスマスツリーについたホコリを取り除くには、「吹き飛ばす・吸い取る・拭き取る」の3つの方法があります。
作業中はホコリが舞うので、家の中を避けベランダや庭など屋外でおこないましょう。
また、ホコリを吸い込まないように、マスクの着用も忘れないでくださいね。
ホコリを吹き飛ばす
卓上サイズのツリーなら、逆さにしたり刷毛などを使えば十分にホコリは落とせますが、大きいツリーの場合は簡単にはいきません。
大きなツリーや入り組んだ枝のホコリを吹き飛ばすには、ドライヤー・エアダスター・ブロワーが便利です。
ドライヤーを使うときは、ツリーを傷めないように温風ではなく冷風を使ってください。
エアダスターは、パソコンのキーボードのすき間などに入り込んだホコリを吹き飛ばすアイテムです。
ドライヤーよりも風圧が強くピンポイントでホコリを落とせるのが特徴です。
スプレータイプだけでなく、掃除機の機能を兼ね備えたものや充電式のタイプもあります。
ブロワーは、カメラなどの精密機器についたホコリを取り除くアイテムです。ゴム球状の小型なものから、電動式の大型なものまで、種類はさまざま。
ツリーの大きさに合わせて選んでみるといいでしょう。
大型のブロワーは、枯れ葉や落ち葉を吹き飛ばすのに使えるので、お庭の掃除にも便利ですよ。
ホコリを吸い取る
ベランダなどにホコリをまき散らしたくないときや、ドライヤーなどで取り切れなかったホコリが残っているときは、吸い取るのも方法のひとつです。
掃除機のノズルに枝を1本ずつ入れていくか、ブラシノズルでなでるようにしていけばホコリがとれます。
ただし、強くこすったり吸引力が強すぎたりすると、葉の部分が抜けてしまうなど傷めるおそれがあるので注意してくださいね。
ホコリを拭き取る
ホコリを拭き取りたいときは、マイクロファイバークロスがおすすめです。
雑巾やポリエステルのはたきなどは、枝葉に引っ掛かるおそれがあるため避けましょう。
基本的には乾拭きをおすすめします。水拭きしたい場合は、ホコリをしっかりと落とした後に、水分を固く絞ったもので拭き取るようにしてください。
ホコリがついたツリーを水拭きすると、余計に張り付きやすくなってしまいます。
クリスマスツリーは、製造元によって製造工程や使われる材質も異なりますが、水洗いできないものが多いです。
とくに、芯部分に金属部品や水溶性の接着剤を使用している場合は、水分によって劣化して枝についた葉が落ちやすくなる可能性があります。
掃除する前には、取扱説明書でお手入れ方法を確認しておきましょう。
長く使い続けるには収納方法や保管場所も大切
毎年使うクリスマスツリーを少しでも長持ちさせるには、掃除だけではなく適した保管場所に収納することも大切です。
保管場所は湿気が少なくて風通しのいい場所が最適
クリスマスツリーは、ホコリ・湿気・紫外線を避けて保管するようにしましょう。
ホコリがついたままではダニなどの栄養になり、さらに湿気があるとカビが繁殖しやすくなるので注意しなくてはいけません。
湿気がこもらないように、定期的に換気できるような場所が好ましいです。
ツリーと一緒に新聞紙を詰めておくだけでも湿気取りになりますよ。
また、紫外線によってツリーが傷んでしまうおそれがあるので、直射日光に当たり続ける場所に保管するのは避けてください。
収納には衣装ケースや仕切りボックスを使うと便利

クリスマスツリーを購入したときの段ボール箱は、使い続けていくうちにボロボロになりやすく虫が発生することもあります。
また、ビニール製の収納袋は、摩擦による静電気で余計にホコリがつきやすくなるそうです。
ネット通販には、ツリーを丸ごと収納できる専用の大型バッグもありますが、場所を取ってしまうことがあります。
もしツリー分解できるなら、衣装ケースを使ってコンパクトに収納するのもいいでしょう。細々したオーナメントは、仕切りつきの収納ボックスが便利です。
仕切りがあれば、オーナメントのヒモがからまることもなく、しまい忘れも防げます。
ボックスなら球体のオーナメントがつぶれてしまうこともありません。
何より、ツリーを入れた衣装ケースにオーナメントもまとめて収納すれば、紛失して迷子になることもなくなります。
小さなお子さんと一緒にクリスマスツリーの出し入れをすれば、片付けも覚えられますね。
お手入れしやすいツリーを選ぶのも方法のひとつ
毎回掃除をするのが面倒という方は、お手入れしやすいツリーを選ぶのもひとつの方法です。
分解や組み立ての時間をとらないポップアップツリー
毎回、クリスマスツリーの分解や組み立てが面倒という人は、ポップアップ式のものがおすすめです。
基本的には、組み立てたスタンドにツリーをかぶせて下に伸ばすだけで簡単にセッティングができます。
あらかじめオーナメントや電飾ツリーと一体になっているものもあり、折りたたんですぐに収納できるので便利です。
収納時に電飾コードからまって外せないといったわずらわしさもありません。
水で丸洗いできるガラス製のツリー

ちょっとしたインテリアのアクセントとして飾るなら、ガラス細工のクリスマスツリーはいかがでしょう。
ガラス製なら丸ごと水洗いして乾かすだけなので、収納時の掃除に手間もかかりません。
ただし、デリケートな素材なので、小さなお子さんのいるご家庭や取り扱いには注意が必要です。
なかには、ガラスドームの覆われたツリーもあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
省スペースで設置も簡単なタペストリータイプのツリー

クリスマスツリーを飾りたいけど置く場所がないという場合は、壁に設置するタペストリータイプがおすすめです。
タペストリータイプは布製なので、画鋲で壁に固定すれば簡単に設置ができます。
使わないときはたためるので保管場所にも困りません。
ジャブジャブ水洗いできるのもいいですね。
装飾付きのデザインやシンプルなツリーなど、さまざまな種類が1,000~3,000円前後で販売されています。
ワイヤータイプのLEDイルミネーションや安全ピンなどでオーナメントを取り付ければ、豪華なクリスマスツリーに仕上げることもできますよ。
収納場所がない場合はレンタルツリーもおすすめ!

大きなツリーを飾りたいけれど収納場所がない!というご家庭は、レンタルを検討してみませんか?
楽天市場のレンタルツリーは、10,000円前後(150cm)~借りれます。リボンをあしらったツリーやLEDファイバーで作られたツリーなど、バリエーションが豊富です。基本的にオーナメントやライトがセットなので、余計な出費や手間をかけたくない方におすすめですよ☆
家具量販店で人気のIKEAでは、返却サービス付きのクリスマスツリーを販売しています。
返却期間内にもみの木と購入証明書を店舗へ持っていき、スタンプを押してもらうと、購入証明書がクーポンになるというお得なサービスです。
ただし、ツリーを立てるためのスタンドや電飾・オーナメントは別途購入が必要です。
生木のため枝葉が落ちてしまうこともありますが、本物ならではの雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
レンタルの詳細については、毎年11月中旬~下旬に情報解禁されるので、気になる方は公式ページをこまめにチェックしてみてくださいね。
IKEA公式ホームページ(2022/12/12確認)
まとめ

クリスマスツリーを長持ちさせるには、飾り付けの前や収納するときにホコリを取っておくことが大切です。
分解や組み立てが面倒なら、簡単に設置できる折りたたみ式やタペストリータイプのツリーもおすすめです。
ツリーの飾り付けを時短して、クリスマスディナーの手料理に手間や時間をかけてみるのもいいですね。
掃除や収納のアイデアは、クリスマスツリーだけでなく家中のいろんな所に応用できます。
家事や仕事で忙しく掃除にまで手が回らないという方は、ハウスクリーニングなどを利用するのもいいでしょう。
プロの技やアイデアから、いいヒントを得られるかもしれませんよ。
清潔な空間は、気持ちにゆとりを与えてくれます。
快適な生活が送れるよう、こまめに掃除する習慣をつけましょう。