セスキ炭酸ソーダは、お洗濯でとっても重宝するアイテムです。
もちろんワイシャツなどの白い洋服の黄ばみにも効果を発揮してくれます。
ただし、ガンコな黄ばみは落とせないことも……。
そんなときには、お助けアイテムをプラスしましょう。
このコラムでは、黄ばみのメカニズムやセスキ炭酸ソーダで黄ばみを落とす方法・予防法をくわしく紹介していますので参考にしてくださいね♪
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セスキ炭酸ソーダでワイシャツの黄ばみが落とせるの?
黄ばみの原因は「落としきれていない汚れ」です。
きちんと洗濯をしているのに、どうして黄ばみになってしまったの?
ということもあるかもしれませんが、残念ながら、汚れが残ってしまっているのです……。
黄ばみが起こるメカニズムは、洋服に付いた汚れと酸素が化学反応を起こして変色するというものです。
いわゆる「酸化」ですね。
セスキ炭酸ソーダは、酸化して黄ばんできた汚れを落とすのに役立ちます。
ただし、ガンコな古い黄ばみには対応できないこともあります。
そんなときには黄ばみに効果のある酸素系漂白剤を使用しましょう。
酸素系漂白剤についての説明や使い方は本コラムの「ガンコな黄ばみにはセスキ炭酸ソーダに酸素系漂白剤をプラス!」でご紹介しています。
セスキ炭酸ソーダを使って軽い黄ばみを落とす方法
黄ばみにも、薄い黄ばみから、色が濃くなってしまった黄ばみまでいろいろありますね。
薄い黄ばみならセスキ炭酸ソーダを使えば落とすことができます。
- セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯
- 水500mlくらい
- スプレーボトル
- 洗濯機
洗濯手順
- STEP1
-
スプレーボトルにセスキ炭酸ソーダと水を入れて混ぜる
- STEP2
-
洋服の黄ばみ部分にスプレーする
- STEP3
-
20分ほど放置する
- STEP4
-
黄ばみ部分を揉む
- STEP5
-
洗濯機でいつもどおり洗う
これだけで、簡単な黄ばみは落ちてしまいますよ。
この方法で試してみて、落ちなかったら、酸素系漂白剤を使ってみましょう♪
襟汚れ(黄ばみ)にはセスキ炭酸ソーダに酸素系漂白剤をプラス!
セスキ炭酸ソーダだけでは落ちない!
ワイシャツの襟汚れ(黄ばみ)には酸素系漂白剤を使いましょう。
酸素系漂白剤とは?
漂白剤は、汚れやシミなどの色素を分解して取り除くはたらきをします。
一般家庭用に犯罪されている漂白剤はおもに2種類です。
- 塩素系漂白剤
- 酸素系漂白剤
塩素系漂白剤は、プールのように「ツーン」としたニオイがあり、漂白力・除菌力が強いのが特徴です。
塩素系漂白剤を使えば、どんな洋服も真っ白になります。
しかし、漂白力が強すぎるので、色柄も落として真っ白にしてしまいます。
また、塩素系漂白剤は衣類の繊維を傷めやすいという特徴もあります。
なので、洋服の洗濯には酸素系漂白剤を使うのがオススメです。
酸素系漂白剤は、色素の分解力が低いので、色柄物にも使用できます。
さらに、酸素系漂白剤には粉末タイプと液体タイプがあります。
粉末タイプのほうが漂白力は強く、黄ばみ落としにはオススメです。
こちらは粉末タイプ。酸素系漂白剤は、洗濯以外に掃除や食器の漂白などでも使えるので、まとめ買いで常備しておくのもオススメです。
どうして組み合わせが必要なの?
セスキ炭酸ソーダと過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤の主成分)は、同じアルカリ性ではありますが、過炭酸ナトリウムは、より洗浄力が高く、漂白力が強いという特徴があります。
ただ、過炭酸ナトリウムは洗浄パワーが強すぎて、繰り返し使用すると、生地やボタンなどのパーツの劣化が進みやすくなります。
過炭酸ナトリウム入りの酸素系漂白剤は、いざというときにだけ使いましょう。
なので、セスキ炭酸ソーダで黄ばみ落としをしてみて、それでもダメなら酸素系漂白剤を使用するのがオススメです。
ワイシャツの襟汚れを落とす手順
では、酸素系漂白剤を使って白い洋服のガンコな黄ばみを落とす方法を紹介します。
- 酸素系漂白剤
- 食器洗い用中性洗剤
- 歯ブラシ
- スチームアイロン
- 洗濯機
ワイシャツの襟汚れを落とす手順
- STEP1
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酸素系漂白剤・食器洗い用中性洗剤に少量の水を混ぜてペースト状にする
- STEP2
-
1で作ったペーストを歯ブラシで黄ばみに塗り付ける
- STEP3
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アイロンのスチームをあてる
- STEP4
-
黄ばみが取れたらすすぎ洗いをして乾かす
スチームアイロンがない場合は、お湯を使います。
ペーストを塗り付けたあと、50℃くらいのお湯でつけおきをしてみてください。
半日くらい放置すると、黄ばみが落ちますよ。
黄ばみになる前に!ワイシャツの襟汚れを防ぐ3つの方法
ワイシャツの襟の黄ばみ予防の基本は、汚れを付けないことです。
ちょっとした工夫で汚れを防止することもできますので、やってみましょう。
その1:ベビーパウダーを襟に塗っておく
ベビーパウダーをあらかじめ襟に「ポンポン」と塗っておきましょう。
ベビーパウダーの成分は油分を吸い取る役割があるので、首周りから出る皮脂を吸収してくれます。
また、ベビーパウダーがあることによって、皮脂が襟の生地まで届きにくくなるという役割もあります。
店舗ではあまり見かけない商品です。信頼できるメーカーでコスパもよいので普段使いにオススメです。
その2:襟にのり付けしておく
襟にのり付けをしておくのもオススメです。
汚れ防止とともに、襟がパリッとなるので一石二鳥ですね。
のり付けは、洗濯機でおこなうタイプもありますが、面倒な場合はスプレータイプも便利ですよ。
一枚だけのり付けしたい、というときには、アイロン用スプレーが便利です。
その3:専用テープで襟をガードする
貼るだけカンタンの、襟ガード専用テープを使うのも便利です。
切る前に貼り、汚れたら剥がすだけです。
出張などで繰り返し使用する場合や、なかなか洗えない学生服の襟にもオススメです。テープカッター付きなので手間がかかりません。
まとめ
セスキ炭酸ソーダを使えば、軽い黄ばみ汚れを落とすことができますが、ワイシャツの襟汚れなどのガンコな黄ばみ汚れには対応できないこともあります。
そんなときには酸素系漂白剤を使うのがオススメです。
しかし、酸素系漂白剤は、セスキ炭酸ソーダに比べると、洗浄パワーや漂白力が強いので、繰り返し使用すると衣服の繊維を傷めるおそれがあります。
酸素系漂白剤は、いざというときのお助けアイテムとし、大切な衣服の黄ばみは、まずセスキ炭酸ソーダを使って落とせるかどうか試してみましょう。