カメムシにスペアミントが効果的!簡単な虫除けスプレーの作り方と使い方/ハウスクリーニング

カメムシミントアイキャッチ

こんにちは。

近ごろカメムシの悪臭がパクチーの香りに似ているというウワサがあるものの、どうも納得いきません(笑)。主婦ライターのわたナギ子です。

カメムシのクサ~いニオイ攻撃は100%阻止したいと思っています。

今回はカメムシへのスペアミントの効果や、スペアミントでカメムシ対策をする方法について解説していきます。そのほか退治方法や臭い除去方法も紹介しますので参考にしてみてくださいね。

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目次

カメムシ対策にはスペアミントが効果的

ミントのイメージカット

スペアミントは、カメムシなどの害虫に対する忌避剤として効果が高いことでも知られています。

カメムシの画像を見る
もちやぷらす編集長のベランダに侵入してきたカメムシ

人間はスペアミントの匂いをかぐと、スッキリとした香りでリフレッシュ効果を感じることが多いでしょう。しかし小さな虫たちは、スペアミントの香りを危険なものだと感じて逃げ出してしまいます

あのゴキブリでさえ、ミント系の香りに危険を察知して逃げていくのです。スペアミントはカメムシに対する忌避効果があるので、虫除け対策には積極的に使っていきましょう。

スペアミントの効果は実験でも検証済

じつはミントには数千種類もの品種があるんです。多くの品種がある中で、スペアミントはカメムシへの忌避効果が比較的高いようです。

これは、スペアミント精油などに含まれているテルペン類による効果だと考えられます。

そのためカメムシ対策には、スペアミント系などのテルペン類を含む精油を選ぶのがオススメです。。

また、ユーカリ油にもスペアミント同様にテルペン類が含まれています。。

参考 クサギカメムシの忌避反応実験

スペアミントのスプレーでカメムシ対策をしよう

スプレーのイラスト

カメムシが最も多く発生するのは秋です。雪が降る前に暖かい場所を求めて住宅街に飛来してくるようです。

そのためカメムシが多く発生する都市は豪雪になるという俗説もありますね。涼しくなるころには都市部にも出没しますので、カメムシを見かけたときには早めに対策をしておきましょう

ここではスペアミントスプレーの作り方と、カメムシ対策に効果的な使い方を解説しますので参考にしてください。

スペアミントスプレーの作り方

スペアミントスプレーは市販されている材料で簡単に作れるので自作にチャレンジしてみましょう。

準備するもの
  • スプレーボトル(ポリスチレン以外)
  • 無水エタノール10ml
  • スペアミント精油10~20滴
  • 水(水道水または精製水)90ml

スペアミントスプレーの作り方

STEP1

無水エタノールにスペアミント精油を垂らしてまぜる

STEP2

水を加えて混ぜる

STEP3

スプレーボトルに入れる

無水エタノールは、水と精油が混ざりやすくなるために入れるものです。アルコールフリー、エタノールフリーのものを使いたいという場合は、こちらのボディースプレーがオススメです。

敏感肌の方や赤ちゃんなどの肌に触れるモノや衣類にも使えますし、カメムシ以外の虫よけにも使えますよ。

カメムシ除けにスペアミントスプレーを使う方法

カメムシが出没しそうなところへスペアミントをスプレーしておきます。これまでにカメムシを見かけたことがある場所だけでなく、侵入経路にもスプレーしておくことが重要ですね。

カメムシの侵入経路は以下のような場所です。

  • 網戸の隙間
  • 換気扇
  • 玄関
  • エアコンのドレンホース

カメムシは窓から入ってくることが最も多いです。とくに夜間、部屋の明かりに寄ってきて、網戸やガラスの隙間から侵入することがあります。

またカメムシは洗濯物にくっついて、そのまま室内へ運び込まれることも多いですね。とくに白い洗濯物へ集まりやすく柔軟剤の香りも注意が必要です。カメムシは明るいところやいいにおい、ほんわりあたたかい場所へ寄っていく習性があるからです。

洗濯物にカメムシが寄ってこないようにするためには次のような対策方法も取り入れてみるとよいでしょう。

  • 香りの強い柔軟剤の使用をひかえる
  • 洗濯物の周辺にスペアミントスプレーをする
  • 洗濯物干場の近くでスペアミントを育てる
  • 洗濯物が乾いたらすぐに取り込む

カメムシを寄せ付けないためには、洗濯物を外に干さないというのが最も効果的な対策です。しかし晴れた日には天日に干したいという方もいらっしゃることでしょう。

まずはできることから対策をしてみてください。

カメムシにスペアミントが効かないときの原因と対策

Q&Aのイメージカット

スペアミントで対策をしても、カメムシが寄ってくることがあります。それは、時間がたつにつれてスペアミントの成分が薄れてしまったことが原因だと考えられます。

スペアミントは通常人体にも影響の少ない比較的安全な忌避剤ではありますが、殺虫効果は期待できません。一時的にカメムシを忌避することはできても、時間がたてば効果は薄くなります。

そのため効果を持続するにはこまめにスペアミントスプレーをかけておくことが必要です。スペアミントの効果は長くて1週間。カメムシの出没が気になる季節にはこまめな対策をしましょう。

また侵入経路をふさぐのも重要なポイントです。窓を開けっ放しにしないように気をつける、網戸にすきまがないかチェックする、というのも大切な対策となります。

部屋や洗濯物に出没したカメムシの撃退方法

殺虫スプレーでカメムシを殺すイラスト

カメムシによる一番の被害は悪臭です。室内でカメムシを見つけたら、悪臭を放たれてしまう前に追い出すのがベストだといえます。

カメムシの悪臭は警報フェロモンであり、危険を察知したときの攻撃でもあります。そのためなるべく刺激しないよう、そっと追い出してください。

決してたたいたりつぶしたりしてはいけません。また掃除機で吸い取るのもやめておきましょう。

カメムシ撃退には専用のスプレーを使うという手もある

どうしても追い出せないときには、カメムシ専用の殺虫スプレーを使用するという手もあります。

カメムシ退治用のスプレーは、殺虫成分を含まず、仮死状態にするものです。仮死状態になれば悪臭攻撃をしないので、そのまま外へ追い出すか、ガムテープに包んでゴミとして捨てるといった処理をしてください。

カメムシ専用のスプレーは殺虫成分が含まれないので、衣類や布団にも安心して噴射できるというメリットがあります。

カメムシの臭いの消し方

洗濯物についたカメムシにゲンナリしている女性のイラスト

カメムシの悪臭攻撃を受けてしまったときには、適切な方法で対処して臭いを消しましょう。手についてしまったときには、クレンジングやオリーブオイルでニオイ成分をなじませてから石鹸で洗うと落としやすくなりますよ。

布製品の場合は、界面活性剤の入った洗剤で洗うと、落としやすくなります。界面活性剤は、市販の洗濯洗剤や食器洗い洗剤に含まれていることが多いです。

そのためクサくなってしまった洗濯物は、もう一度洗うのが手っ取り早いでしょう。

靴などの洗えないものの場合は、消臭スプレーやアルコールスプレーをふきかけて天日で干しておきましょう。夜間や雨天の場合は、ドライヤーなどで熱を加えると効果的です。

カメムシのニオイは、ついてしまったら1週間ほど消えないことがあります。スペアミントスプレーを活用するなどして、適切にカメムシ対策をしてくださいね。

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ライター

わたナギ子のアバター わたナギ子 ライター

主婦歴20年の元転勤族。度重なる引っ越しでの苦労から、「身軽に生きるのがベスト!」という結論に至る。以来、汚れもモノもため込まない暮らしへシフト。
趣味はポイントやマイルをコツコツ貯め、格安で沖縄へ行くこと。お気に入りの離島は阿嘉島。真夏以外の趣味はキャンプ・サイクリングなどアウトドアが中心。
コロナ渦で地方へ移住し、賃貸経営を開始。プチDIYやリフォームを研究中。

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