こんにちは。
もちやぷらす専属の主婦ライター、わたナギ子です。
外食が自由にできない中、自宅で焼肉にチャレンジすることが多くなりますね。
自宅で焼肉といえば、気になるのは部屋に残るニオイ…。
今回は、部屋に残る焼肉の臭いを完全に消し去る方法をご紹介します。
この記事を読めば、
- 焼肉で部屋がクサくなる原因
- 部屋についた焼肉の臭いを効率よく消す方法
- 焼肉する前にできる臭い予防対策
がわかります。
部屋に焼肉の臭いが残らないテクを身につけて、心おきなくおうちでの焼肉パーティーを楽しんでくださいね♪
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焼肉で部屋に臭いがつく原因は油煙

焼肉をしたあと、部屋に臭いが残るのは油煙が原因です。
油煙とは油を含んだ煙のこと。
調味料や肉に含まれる油が溶け、煙の上に乗っかることで油煙となります。
油煙は焼肉をしている間に空気中に飛散して、周辺の床や壁を汚してしまうんです。
そしてその汚れが、いわゆる焼肉臭を引き起こします。
油煙を発生しやすいのは、たれ付きの肉や、脂身の多い肉だとされていますね。
それは調味料や肉そのものに油が含まれているからなんです。
とくに部屋にニオイがつきやすいのは
- カルビ
- バラ肉
- たれ付きの肉
を焼くときですので、参考までに覚えておくとよいかもしれません。
肉の中でも脂身の少ない赤身や、たれの付いていない肉は、比較的臭いがつきにくいといえます。
また野菜は油性の調味料が付いていなければ臭いが残りにくいんですよ。
ちなみに魚は意外と脂がのっているケースがあり、臭いが残りやすいので気をつけてください。
貝類や甲殻類は、殻を取ってから焼くと油分が出にくくなりますよ。
部屋の消臭手順【1】空気中の臭いを除去する

焼肉をしたあと、部屋が臭くなってしまった、というときにはまず空気中の臭いを除去しましょう。
空気中の臭いを除去する方法はいくつかありますが、とくに効果のある2つの方法をご紹介しますね。
換気する
空気の入れ替えは基本中の基本です。
臭いのこもった部屋の空気を入れ替えるために、開けられる窓はすべて開けて換気をしましょう。
換気扇がある場合は、運転させると効果的です。
また風が循環しやすいように扇風機やサーキュレーターを併用するのもおすすめです。
扇風機やサーキュレーターは、窓の外に向けておいてください。
強制的に部屋の空気を外に追い出すことで、新鮮な空気を取り込めますよ。
お茶の葉を炒る
古くなったお茶の葉や、出がらしのお茶を炒ることで、部屋の臭いを消すことができます。
緑茶にはカテキンという成分が含まれていて、そのカテキンには消臭効果があるといわれているんですよ。
お茶は乾燥させてから炒るのがポイントです。
乾燥していない出がらしのお茶の葉は、まずよく乾燥させましょう。
お茶の葉は、油を使わずフライパンで炒ります。
炒めている間に消臭成分が空気中へ飛んでいき、部屋の臭いが軽減されていきますよ。
消臭効果のあるものとしては、お茶のほかにコーヒーや紅茶もよく知られていますね。
ドリップしたあとのコーヒーかすや出がらしの紅茶の葉は、よく乾燥させて置いておくだけで消臭効果があります。
部屋の消臭手順【2】モノについたニオイを除去する

部屋の臭いがなかなか消えないときには、モノに油煙による汚れが付着して臭っていると考えられます。
家具やファブリック類についた油汚れを除去すれば臭いが消えますよ。
布製品を洗う
部屋にある布製品の中で、水洗いできるものは洗濯してしまうのが手っ取り早いです。
ソファーにかけてあるカバーや敷物類は洗えるタイプが多いので、洗濯しましょう。
家の洗濯機に入らない大物は、コインランドリーで洗うのもおすすめです。
カーペットやぬいぐるみなどの大物も洗えるコインランドリーは増えていますので、利用してみてはいかがでしょうか。
カーテンに臭いがついているときは、思い切って洗いましょう。
最近のカーテンは家庭用の洗濯機で洗えるものが多いです。カーテンは脱水後に元の場所へ設置しておくと、半日ほどで乾きますよ。
どうしても洗えないものは、衣類用の消臭剤をスプレーして臭いを除去しておきましょう。

家具についた汚れを拭き取る
油煙は家具にも付着していますので、除去しておきましょう。
家具についた汚れは、新しいうちなら固く絞った雑巾で水拭きするだけでサッと落ちます。
しつこい汚れや臭いが残っているときには、素材へのダメージが少ない中性洗剤を使うのがおすすめです。
シュッと吹きかけて拭き取るだけの住宅用洗剤なら掃除も簡単にできますよ。
ただし家具の素材によっては水拭きや洗剤使用は不可というケースがあるので、掃除する前にはよく確かめておきましょう。
おすすめ洗剤:マイペット®、ウタマロ®クリーナー
部屋の消臭手順【3】床や壁の汚れを除去する

最後に壁や床の掃除をしましょう。
壁や床は、素材によって掃除方法がちがいますので注意しましょう。
ここではクロスの壁とフローリング床の掃除方法を解説します。
壁クロスの汚れは重曹またはセスキで掃除する
一般家庭でよく使われているビニールクロスの壁紙の場合、洗剤を使った水拭きが可能です。
油汚れは、家庭で常備している方の多い重曹で落とすことができますよ。
同じくエコ洗剤でよく知られているセスキがあれば、セスキのほうが水に溶けやすく、油汚れが落ちやすいのでおすすめです。
使い方はどちらも同じですので、準備できるほうで掃除してみてください。
ここでは重曹の使い方をご紹介します。
- 重曹 小さじ1杯
- スプレーボトル
- ぬるま湯
- モップ(クイックルワイパー®など)
- 雑巾
重曹で壁を掃除する手順
- STEP1
-
スプレーボトルに重曹とぬるま湯を入れて混ぜる
- STEP2
-
モップ(クイックルワイパー®)に重曹水をスプレーする
- STEP3
-
モップ(クイックルワイパー®)で壁を拭く
- STEP4
-
汚れがある場所に重曹水をスプレーして拭く
フローリングは水拭きが基本
焼肉をしたあと、床には油汚れが飛び散っています。
汚れが残っているとニオイの原因となるのでしっかり掃除しておきましょう。
フローリングの素材にもいろいろありますが、フローリングの手入れは基本的に乾拭きまたは水拭きです。
水拭きをするときには固く絞ってから拭くようにしましょう。
とくに汚れがたまっているテーブルの周辺は、中性洗剤を200倍ほどにうすめて使います。
重曹やセスキなどのエコ洗剤は、研磨性や洗浄力の強さで床表面のコーティングをはがしてしまうおそれがあるので、使用を避けてください。

自力での掃除ではニオイがとれない場合には、プロの手を借りるという方法もあります。
壁紙のクリーニングや床のワックスがけなどは高い技術を持ったクリーニング業者に依頼すると、ふだんのメンテナンスも楽になりますよ。
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焼肉の臭いを予防する対策3つ

おうちで焼肉をするときには、前もって臭いを予防することができます。
あらかじめ準備したり、予防対策したりすることで臭いを最小限に抑えられるのでおすすめですよ。
その1:正しく換気をする
焼肉をするときには窓を開けるという方は多いでしょう。
ですが正しく換気できているというケースは少ないかもしれませんね。
換気をするときには2か所の窓を開けて風の通り道を準備するのが基本です。
その2か所が対角線上になるようにして、空気の流れをつくるといいですね。
そのほか換気扇があれば運転させておきましょう。
扇風機やサーキュレーターを併用するのもおすすめです。
窓を開けられない場合は、空気清浄機や、煙の出ない焼肉用ロースターなどを活用しましょう。
その2:家具は新聞紙でカバーしておく
焼肉をはじめる前に、家具類を新聞紙でカバーしておくのもおすすめです。
やや見栄えが悪くはなりますが、効果は絶大!
新聞紙が油煙による汚れを吸収してくれるので、ファブリックや家具類に臭いがつくことはありません。
あとで新聞紙を外して捨てるだけなので簡単です。
新聞紙でカバーできないカーテンは、できれば外しておくのがベストです。
外せない場合は、できるだけ束ねてまとめておくとよいでしょう。
その3:アルコールで拭いておく
食卓テーブルやイス、周辺の壁などをアルコールスプレーを使って拭き掃除をしておくのがおすすめです。
アルコールは油を溶かすはたらきがあるので、油煙が吸着するのを防ぐことができますよ。
アルコールスプレーをティッシュなどに吹きかけ、食卓まわりのものを拭いておきましょう。
アルコールは、揮発性があってすぐに乾くので、拭き取りは必要ありません。
ただしアルコール除菌スプレーは火や熱で引火することがあります。
加熱中のカセットコンロやホットプレートの近くにアルコールスプレーを置かないよう注意してください。
部屋にニオイがこもるのは換気扇の汚れが原因かも!
部屋の臭いが気になるときには、換気扇が汚れていないか確認してみましょう。換気扇に油汚れがつまっていると、いくらハイパワーで運転させても換気できないからです。
また
以前に比べて換気扇の音がうるさい。
そう感じるときには、換気扇の汚れやつまりが原因です。
すぐにでも換気扇の掃除をして、スムーズに排気できるようにしておきましょう。
ただ換気扇掃除は、自力で掃除をすると丸1日かかってしまうこともあり、意外と重労働。
- ファンが外れない
- 換気扇に手が届かない
- 固まった油汚れが落ちない
といった状況であれば、プロのお掃除業者に任せるのがおすすめです。換気扇クリーニングの体験談はこちら↓

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