
何が違う?キッチンハイター®と泡ハイター徹底比較!成分・効果・コスパ・使い分け・時間など

ご家庭の塩素系漂白剤で人気のキッチンハイター®は液状で、水で薄めて使用します。
そんなキッチンハイター®には、泡をスプレーして使えるキッチン泡ハイターも販売されていますね。
「前からキッチンハイター®を使ってたけど、泡だと何か違いがあるのかな?」
「どっちが効果的なんだろう?」
とお悩みの方へ。
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®は、使いやすいほうを選びましょう。
どちらも成分や用途はほとんど同じで、使い方が違うだけなんですよ。
この記事では、キッチンハイター®をキッチン泡ハイターの違いを比較しつつ紹介。
違いを知っておけば、使い分けることもできちゃいますよ。
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キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®の効果は同じ
花王(kao)から販売されている「キッチンハイター®」と「キッチン泡ハイター®」はどちらも塩素系漂白剤で、基本的な効果は変わりません。
キッチンハイター®・キッチン泡ハイター®のおもな用途は、キッチン用品の「漂白」・「除菌」・「消臭」です。
☆キッチンハイター®の効果と使用例
- 漂白……ふきん・白タオルなどの布類の汚れ・コーヒーやお茶の茶渋を漂白
- 除菌……まな板や包丁など調理器具の除菌
- 消臭……生魚など、ニオイが気になるものを調理したあとの器具やふきんの消臭
また「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれていることで、ウィルス対策の除菌にも用いられています。
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®の違いを比較【1】成分

続いては、キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®に入っている成分について比較していきましょう。
キッチンハイター® | キッチン泡ハイター® |
---|---|
水 | 水 |
次亜塩素酸ナトリウム | 次亜塩素酸ナトリウム |
水酸化ナトリウム | 水酸化ナトリウム |
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム | アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム |
純石けん分(脂肪酸ナトリウム) |
このように成分はほとんど変わりませんが、キッチン泡ハイター®には純石けん分として脂肪酸ナトリウムが含まれています。
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®の違いを比較【2】値段

キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®の値段を比較すると、キッチンハイター®のほうが比較的安価で販売されています。
なお、スプレー式のキッチン泡ハイター®は詰め替え用が販売されているという利点も。
実際の値段につきましては、用量はもちろん販売元によって若干前後します。
比較したい方は、楽天のページなどから欲しい用量の相場をチェックしてみてくださいね。
どちらも、容量については小・大・特大・業務用など、さまざまな種類が販売されています。
余裕をもって使いたい場合は特大サイズを購入すれば、容量に対してオトクな値段で買えますよ。
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®の違いを比較【3】使い方・使いやすさ

キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®は、液状か、泡かという違いがあります。
この違いによって、使い方や使いやすさが変わってくるのです。
キッチンハイター®でできること
液体のキッチンハイター®なら、ふきんなどの布類やまな板、食器周りをしっかりムラなくつけおきできます。
またキッチンハイター®を希釈して、ウィルス対策用の除菌液にすることも。
家族が触れる機会の多い、ドアノブやテーブルの拭き取りなどに使えますよ。(詳細は後述)

キッチン泡ハイター®でできること
キッチン泡ハイター®は水筒や排水口周り、ゴミ受けやステンレス製の包丁などの除菌・漂白におすすめです。
スプレータイプでシュッと使いやすく、また液体のキッチンハイター®より短時間でつけおき・漂白できるというメリットがあります。
反対に長時間のつけおきは素材を傷めるおそれがあるので、ついつい放置しないように気をつけましょう。
キッチンハイター®よりも手軽に使えますが、液体の方が布類や食器類をまとめて、ムラなくつけおきできるというメリットも。
そのためキッチンハイター®とキッチン泡ハイター®は、ご自身の用途に合わせてどちらを購入するか決める、あるいは両方使い分けるのもよいですね。
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®の違いを比較【4】つけおき時間
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®は、つけおき時間にも違いがあります。
スプレー式のキッチン泡ハイター®のほうがつけおき時間は短く、手軽に使用できるという利便性があるんです。
例えば、キッチンハイター®の場合、漂白なら30分、除菌だけなら2分。
一方、キッチン泡ハイター®は、漂白は約5分、除菌は約30秒でできます。
※いづれもすすぎ時間除く
できるだけ短時間で家事をすませたい方には、キッチン泡ハイター®がおすすめです。
キッチンハイター®・キッチン泡ハイター®を使用するときの注意点

除菌や漂白に欠かせないキッチンハイター®をはじめとした塩素系漂白剤は、取り扱いには注意する必要があります。
また素材によっては、つけおきすると変色・劣化の原因になることも。
そこで最後は、キッチンハイター®・キッチン泡ハイター®を使用する際の注意点についてお伝えしてきます。
キッチンハイター®が使える素材かどうか確認する
キッチンハイター®は塩素系漂白剤なので、色物に使うと色落ちすることがほとんどです。
また、素材によっては変色や劣化などが起こることも。
そのためキッチンハイター®が使える素材かどうか、事前に用法をきちんと確認してから使用しましょう。キッチンハイター®が使用できないおもな素材
- 色物や柄物全般
- ステンレス以外の金属全般
- 漆器
- メラミン製の食器
- 獣毛でできたもの
ウィルス対策で拭き取り除菌をしたあとは、さらに水拭きする
上記のとおり、金属類にキッチンハイター®を使用すると色落ち、変色のおそれがあります。
とはいえ、
「ドアノブとか、家族が触る金属の除菌はできないのかな?」
と思われるかもしれません。
その場合、キッチンハイター®を薄めた液体で拭き取りしたあとで必ず布で水拭きしましょう。
変色が気になる方は、目立ちにくい部分で試してから使用すると安心ですよ。
参考元:花王Q&A「ウイルスが心配なので、「ハイター」「キッチンハイター」を薄めた液でドアの取っ手やノブを拭いたのですが、その後水拭きが必要なの?」
キッチンハイター®を使用するときは換気をする
キッチンハイター®をはじめ塩素系漂白剤は、塩素のニオイが気になってしまうことも。
ニオイで体調不良を起こすおそれもあるので、窓を開ける、換気扇を回すなどして換気をしましょう。
まとめ
キッチンハイター®とキッチン泡ハイター®は使用する目的・効果は同じで、除菌や漂白、消臭に使用します。
キッチンハイター®は、比較的お手軽な値段で薄めてたっぷり使えるうえに液体でつけおきがしやすいです。
いっぽうキッチン泡ハイター®は、泡をスプレー噴射するだけで手軽に使用できるうえに、つけおき時間が短くなっています。
しかしその反面、値段はキッチンハイター®と比較するとやや高くつきます。
どちらもとっても便利な商品ですので、使いやすいほうを選ぶか、使い分けてみてくださいね。
※キッチンハイター®は花王株式会社の登録商標です。






