キッチンハイターでトイレ掃除しよう!ウィルス除菌&便器黒ずみ漂白の方法

トイレ掃除には、キッチンハイターを活用してみませんか。

塩素系漂白剤であるキッチンハイターを使えば、雑菌も黒ずみもまとめて落とせるので便利なんです。

ただしキッチンハイターは「トイレハイター」のようにトイレ専用に販売されているものではありませんので、使用時には注意やコツが必要になります。

間違った使い方で、思わぬトラブルや事故を引き起こすことがないように気をつけなければいけません。
今回はキッチンハイターをトイレ掃除に活用する手順や注意点をくわしく解説していきますので参考にしてくださいね♪

キッチンハイターをトイレ掃除に使うメリット

キッチンハイターは、Kao(花王株式会社)が製造・発売している台所用の洗剤です。
家庭用に使える塩素系漂白剤として広く知られており、ロングセラー商品といえるでしょう。

そんなキッチンハイターをトイレ掃除に使うと、次のような効果が期待できます。

1:除菌効果がある

キッチンハイターにはさまざまな成分が入っていますが、主成分は次亜塩素酸ナトリウムです。

次亜塩素酸ナトリウムにはウィルスやカビなど、細菌の「細胞膜」や「細胞壁」を破壊する力があります。
そのためカビ除去効果や、食中毒・ノロウィルス対策にはとても役に立っているんですよ。

そのほか、昨今では「新型コロナウィルス対策」としても使えることがわかってきました。

次亜塩素酸ナトリウムは、ウィルスを無毒化することができる、という研究結果が出たのです。

“テーブル、ドアノブなどには、市販の塩素系漂白剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」が有効です。
「次亜塩素酸」の酸化作用などにより、新型コロナウイルスを破壊し、無毒化するものです。”

引用元:厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について/モノに付着したウイルス対策」

2:漂白効果がある

トイレの便器についている汚れは、基本的に人や微生物などの生き物による「有機物」。

キッチンハイターに含まれる「次亜塩素酸ナトリウム」は、そんな有機物を酸化させ、分解してしまいます。

このとき、有機物がもつ色素も同時に分解されるので、色素が薄くなって漂白されるのです。

3:汚れを落とす効果がある

界面活性剤には、汚れを水になじませやすいように変化させ、落としやすくするはたらきがあります。

ハイターは種類によって、界面活性剤が入っているものと、入っていないものがあります。

キッチンハイターには台所の汚れを落としやすくするために界面活性剤がプラスされているので、汚れを落とすパワーがあるのです。

4:消臭効果がある

上述したようにキッチンハイターには、汚れを酸化作用によって分解するはたらきがあります。

悪臭を発生させているおもな原因である雑菌も、もとは生物。

分解されて死滅することで、臭いもしにくくなるというわけです。

キッチンハイターとトイレハイターのちがい・代用するときの注意

花王(kao)からは、トイレ専用に「トイレハイター」という商品が生産・発売されています。

キッチンハイターとトイレハイターはどちらも主成分が次亜塩素酸ナトリウムであり、似たような洗剤ですが、全く同じというわけではありません。

念のため成分や性質のちがいを確かめてみましょう。

  キッチンハイター トイレハイター
液性 アルカリ性 アルカリ性
成分 次亜塩素酸ナトリウム
界面活性剤
水酸化ナトリウム
など
次亜塩素酸ナトリウム
界面活性剤
水酸化ナトリウム
粘度調整剤
など
液状 液体タイプ
泡タイプ
ジェルタイプ

このように、キッチンハイターとトイレハイターに含まれる成分はほぼ同じです。

ただトイレハイターは「ジェル状」となっているため、汚れに密着させやすく、トイレ掃除に使いやすくなっています。

そのため、もしキッチンハイターをトイレハイターの代用にするときには、使い方を工夫して掃除していく必要があるんです。

キッチンハイターでトイレを漂白&除菌する方法

キッチンハイターには、液体と泡タイプがあります。
泡タイプは「キッチン泡ハイター」という商品名になっていますね。

液体のキッチンハイターは、おもに薄めて「つけおき」する形で使用します。
一方キッチン泡ハイターは、直接スプレーのように吹きかけて使うようになっています。

ここではキッチンハイターの液体タイプと泡タイプ、それぞれの活用法をご紹介しますので、手順をよく確認してからチャレンジしてみてくださいね。

キッチンハイター液体タイプを使う場合

まずは、キッチンハイターの液体タイプを使ってトイレ掃除をする方法をご紹介します。

準備するもの
  • キッチンハイター(液体タイプ)
  • トイレ掃除用ブラシ
  • バケツ
  • トイレットペーパー
  • 雑巾
  • ゴム手袋

キッチンハイター(液体)を使ったトイレ掃除の手順
STEP1
便器内にキッチンハイターを流し入れる(汚れ部分に液が被る程度)
STEP2
便器の隅にはトイレットペーパーを貼り、その上からキッチンハイターをかける(液だれ防止)
STEP3
2~3分ほど放置する
STEP4
トイレ掃除用ブラシで便器内の汚れをこすり落とす

これで完了です。

キッチンハイター泡タイプを使う場合

次にキッチン泡ハイターを使って、トイレ掃除をする方法をご紹介します。

準備するもの
  • キッチン泡ハイター
  • トイレ掃除用ブラシ
  • マイナスドライバー
  • トイレットペーパー
  • ゴム手袋

キッチン泡ハイターを使った掃除の手順
STEP1
マイナスドライバーを使って、トイレの水の元栓を閉める
STEP2
便器に水を流すハンドルレバーを2~3回まわし、タンク内の水を空にする
STEP3
便器内の黒ずみ汚れが気になるところにはトイレットペーパーを敷く(液だれ防止)
STEP4
トイレットペーパーの上から+便器内の汚れにキッチン泡ハイターを吹きかけて、2~3分放置する
STEP5
トイレの水の元栓を開けて、便器に水を流す
STEP6
汚れが残っているところはトイレ掃除用ブラシでこすり洗いをして、最後に水を流す

これで完了です。

便座やフタ・タンク・タイルの掃除方法

便器内の掃除が終わったら、便器以外のところも掃除していきましょう。
便座・フタ・タイルは、キッチンハイターを水で薄めて拭き掃除をしていきます。

水1Lに対してキッチンハイター約10mlの割合で混ぜ、キッチンハイターの薄め液を作ります。
この薄め液に雑巾を浸し、しっかり絞ってから拭き掃除をしてください。

編集部ボイス
キッチンハイターの薄め液は、ウィルス除去にも役立ちます。
ドアノブや取っ手など、おうちで気になるところの除菌にも使えますよ。

キッチンハイターをトイレ掃除に使うときの注意点

キッチンハイターは、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする塩素系の洗剤です。
強い殺菌力や漂白力があるので、使い方には十分注意する必要があります。

またキッチンハイターは台所に活用するための洗剤ですので、商品のパッケージにはトイレ掃除の注意点が書かれていません。
次のようなことに気をつけて、安全に使用しましょう。

体内に入らないよう気をつける

塩素系漂白剤は、ツンとした臭いが特徴。
公共プールなどで、一度は嗅いだ覚えのある臭いかと思います。

狭く、密閉された場所で作業していると、気分が悪くなるおそれがあるので、掃除にとりかかる前に必ず換気をしましょう。

また、素手で触ると手が荒れるので、ゴム手袋を着用してくださいね。

酸性の洗剤と混ぜない

塩素系の洗剤は、酸性の洗剤と混ざると有害なガスが出るので危険です。
黄ばみ落としで有名な「サンポール」や、エコ洗剤で人気の「クエン酸」などとは併用しないでください。

洗剤の成分についてよくわからない場合は、キッチンハイターを単体で使用するようにしておけば安心ですね。

使えない場所に注意する

キッチンハイターは、色柄のついた場所には使用できません。
漂白力がありますので、脱色が気になる場所へは使用を控えましょう。

またキッチンハイターは陶器やガラスには使えますが、ステンレス以外の金属部には使用できません。
変質が気になる部分には、使用しないでください。

掃除後にはしっかり洗い流す

塩素系の漂白剤は、洗剤が残ると黄色く変色したり、素材が変質したりするおそれがあります。
ですからトイレ掃除後には、しっかり洗い流しておいてください。

キッチンハイターの薄め液で拭いた場所は、その後しっかり水拭きをします。
キッチンハイターの液がついたまま、長時間放置しないようにしましょう。

トイレタンク掃除にキッチンハイターはNG!

トイレ掃除に役立つキッチンハイターですが、タンク内の掃除にはおすすめしません。
トイレタンク内には金属やゴムが使用されているため、部品を劣化させるおそれがあるのです。

しかしトイレタンク内は、カビ菌などの雑菌が繁殖しやすい場所。
トイレタンクのフタを開けてみると真っ黒!というケースも少なくないんです。

トイレタンクの掃除は、専用の洗剤でおこないましょう。
トイレタンクの洗剤はいろいろありますが、ポンッと放り込むだけのタブレット状になった洗剤が便利ですよ。

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トイレ掃除にはプロによる抗菌コートもおすすめ

便器の黒ずみ汚れや雑菌が気になるときには、コーティングもおすすめです。

プロに依頼すれば、長年蓄積した汚れを一掃してから、プロ仕様のコーティングをしてもらえます。

コーティングは汚れをはじいてくれるので、黒ずみや黄ばみを防げるだけでなく、臭いも発生しにくくなります。
掃除回数がグンと減らせる抗菌コート、試してみる価値は十分ありますよ。

まとめ

トイレ掃除にキッチンハイターを使えば、黒ずみの漂白も雑菌の除去もまとめてできるので便利です。

ただしキッチンハイターは塩素系の洗剤ですので、使用するときには注意が必要です。
適切に使用して、トイレをキレイに掃除してくださいね♪

トイレをキレイに保つためにはコーティングを施すこともおすすめです。
トイレのクリーニングは、ハウスクリーニング業者で請け負ってもらえます。

トイレクリーニングの費用相場は8,000円程度です。
ただし抗菌コートについてはオプション扱いとなっている業者もありますので、事前によく確かめておきましょう。