珪藻土バスマットに黒カビ…!カビキラー®vsオキシクリーン®で漂白してみた

珪藻土バスマットに黒カビ…!カビキラーvsオキシクリーンで漂白してみた

「私に落とせない汚れはない!」

というセリフを言いたいがために、日々さまざまな汚れと格闘している、もちやぷらす専属の主婦ライター・わたナギ子です。

今回は珪藻土バスマットの汚れ落としに挑戦してみました。

珪藻土バスマットは速乾性があって湯上りにも快適に使えるアイテム! 洗濯いらずだしお手入れが楽だと油断していたら黒い汚れがしっかりと……。

これはもしやカビでは?と思い、珪藻土のカビの落とし方や掃除方法を試行錯誤。

結果、オキシクリーン®とカビキラー®で珪藻土バスマットを漂白する方法にたどり着いたのですが、予想外の状況に。
成功例&失敗例をシェアするので、珪藻土バスマットのカビに困っている!という方は、参考にしてみてくださいね。

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目次

珪藻土バスマットはカビが生えることもある!

珪藻土って、給水&速乾性だから湿気とは無関係だし、まさかカビが生えるとは思っていませんでした。でもそれはどうやら間違いだったようです……。

そもそも珪藻土とは

古代ギリシャの建物にも使われた珪藻土

珪藻土は、植物性の藻(プランクトン)が化石化したものです。珪藻土にはたくさんの細孔があって、水分を吸着したり放出したりします。

古代ギリシャでは軽量なレンガとして利用されていたようです。日本では耐火性の強い土であることを利用して七輪やコンロに使われてきました。

珪藻土のメリットは吸放湿性

珪藻土を住宅の壁などに使うメリットは何といっても吸放湿性が高いということです。水を素早く吸ってすぐ乾くという性質を生かした商品はたくさん登場しています。

珪藻土を使った製品はバスマット以外にもコースター、傘立て、鍋敷きなどがあります。デザイン性に優れたものも多く見かけるようになりました。

珪藻土バスマットにカビが生える理由


珪藻土は湿気を逃がす効果があります。でも、常に湿気にさらされていると水分がたまり、カビが生えることもあるんです。

つまり、珪藻土バスマットもしっかり乾燥させていないと、カビの餌食となってしまう可能性が。また湿気の多い環境に、長時間置いておくのも、カビが生える原因となります。

そのほか珪藻土を固めるための「固化剤」が原因でカビが発生することもあります。固化剤にはさまざまな種類があり、カビの発生源になりやすいものがあるようです。

珪藻土バスマットのカビを落とす2つの方法

珪藻土バスマットを掃除する前のビフォア写真はこちら……。

カビ発生した珪藻土マット
掃除する前の珪藻土バスマット

我が家の珪藻土バスマットです。表面にある黒い汚れが気になるなぁと思ったところ、もしやの「カビ」疑惑。「これで足を拭き続けるのはイヤ!」と、さっそく珪藻土バスマットの汚れを落とす方法を検索!すると対応策は大きく分けて2つあるということがわかりました。

  • 紙ヤスリで削る
  • 漂白する

まずヤスリで削るという対策ですが、これにはちょっと躊躇しました。ヤスリで削っても中のカビは死滅させられないのでは?という不安があったからです。

そこで「漂白する」という方法をやってみることにしました。

漂白するための洗剤には、酸素系のものと塩素系のものがあります。酸素系のオキシクリーン®と塩素系のカビキラー®で珪藻土バスマットの漂白をしてみた結果は次のとおりです。

珪藻土バスマットをオキシ漬け!カビらしき汚れが……【写真で解説】

最近の私はオキシクリーン®が大のお気に入り。いろんなものをオキシクリーン®によって漂白できることに満足しているんです。珪藻土バスマットの汚れもきっと真っ白にしてくれるはず!と淡い期待を胸に、オキシ漬けにチャレンジしました。

しかし結論から言うとオキシ漬けは途中で断念しました……。珪藻土バスマットをオキシ漬けして失敗した経緯を写真と合わせてご覧ください。

珪藻土バスマットをオキシ漬けした方法

私が愛用しているオキシクリーン®はこちら。「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」で購入しました。限定セール50個くらいしか売っていなかったのを運よくゲットしました。

ドン・キホーテで購入したオキシクリーン
お気に入りのオキシクリーン®1.5㎏(日本版)

コストコなどで売っているアメリカ版ではなく日本版のほうなので、界面活性剤は入っていません。泡立ちが少なくてすすぎが楽なので気に入っています。ジャンジャン使いたいので1.5kgの大容量はうれしいですね。

珪藻土バスマットは以下の方法でオキシ漬けしました。

珪藻土バスマットをオキシ漬けする手順

STEP1

浴槽にお湯を入れる

STEP2

浴槽にオキシクリーン®を投入

STEP3

珪藻土バスマットを浴槽に入れてオキシ漬けする

STEP4

浴槽から取り出して水気を拭き、乾燥させる

こちらはお湯貼りの写真です。

オキシ漬けに使うための浴槽
浴槽にお湯を貼る

深さはだいたい珪藻土バスマットにお湯がかぶるくらいまで。本当はもう少し高温にしたいところですが、我が家の給湯器が48℃までしか上がらない設定になっているので、今回はこの温度で試しました。

\オキシクリーン®を投入/

オキシクリーンを投入中の浴槽
浴槽にオキシクリーン®を投入

オキシクリーン®のパッケージに入っているスプーン1杯を浴槽に入れてよくかき混ぜ、溶かします。

\オキシ漬けして2時間後/

オキシ漬けしている珪藻土バスマット
2時間オキシ漬けした珪藻土バスマット

よく見ると、汚れが浮き出てきて逆に黒っぽくなったような気もします。

珪藻土バスマットをオキシクリーン®で漂白してみた感想

約3時間後、珪藻土バスマットは水を吸って重くなっていました。そして、浮き上がってきた汚れをブラシでこすると、汚れが周囲に広がり、逆に汚れてしまうような感じでした。何より汚れの落ち具合が微妙。


オキシ漬けは、期待していた効果が得られなかったので断念。

オキシクリーン®で漂白するのはあきらめて、カビキラー®を試すことにしました。カビキラー®で漂白してみた結果は次のとおりです。

珪藻土バスマットをカビキラー®で漂白!カビらしき汚れがスッキリ【写真で解説】

珪藻土バスマットのオキシ漬けが微妙な結果に終わったので、気を取り直してカビキラー®で汚れ落としに挑戦!カビ汚れにはやっぱりカビキラー®が効果的だろうと考えました。


カビキラー®で漂白してみたら、カビらしき汚れはスッキリきれいになりました。

さっそく、珪藻土バスマットをカビキラー®で漂白した方法や結果をご紹介しますね。

珪藻土バスマットをカビキラー®で漂白した方法

使ったカビキラー®はいつも常備してお風呂掃除に使っている「カビキラー®泡タイプ」です。液だれしにくく、汚れに吸着してくれるので心強いですよね。

珪藻土バスマットをカビキラー®で漂白した方法は以下のとおりです。

珪藻土バスマットをカビキラー®で漂白する手順

STEP1

珪藻土バスマットにカビキラー®をスプレーする

STEP2

10分くらい放置する

STEP3

しっかり洗い流す

STEP4

雑巾で水気をふき取る

STEP5

しっかり乾燥させる

\カビキラー®を珪藻土バスマットにスプレー/

カビキラーを噴射した珪藻土バスマット
カビキラー®泡タイプを珪藻土バスマットにスプレー

泡状のカビキラー®をたっぷり!カビ汚れをスッキリさせたいという思いが強すぎてちょっとかけすぎたかな?というくらいアワアワです。

最終的に真っ白になりました。

カビキラーで漂白後の珪藻土バスマット
カビキラー®で漂白後の珪藻土バスマット

珪藻土バスマットをカビキラー®で漂白してみた感想

カビキラー®の泡タイプを拭きかけると、10分くらいで汚れがスッキリ!さすが安定の漂白力だと感心させられました。

ただカビキラー®は塩素系の漂白剤ですのでニオイは強烈!しっかり乾かしたあとも塩素のニオイが残っていました。

もっとしっかりすすぎ洗いをすべきだったかも?という反省もありつつ、見た目はこの通りスッキリキレイになり満足です。

今後はこの状態をキープしたいと思いました。

珪藻土バスマットの正しいお手入れ方法を確認

珪藻土バスマットが久しぶりにキレイになったところで、この状態をキープするにはどのようなお手入れ方法をするべきなのかと思い、今さらではありますが確認してみました。

普段から気をつけることは2つです。

  1. 使ったらすぐに立てかけて乾かす
  2. 汚れは新しいうちに水洗いをする

バスマットを洗ったり干したりする手間と比べれば、お手入れはすごくシンプル。乾かす場所も工夫し、とにかく湿気を除去したいものです。

珪藻土バスマットの寿命

珪藻土バスマットは、物理的に使えなくなるまでは使えるんじゃ……?と思っていましたが、じつは古くなると吸水力が落ちてしまうらしいんです。

2~3年ほどすると吸水力が落ちてくるのでそれが珪藻土バスマットの寿命のサインとのこと。今のところあまり実感はありませんが、こまめにメンテナンスをすれば長持ちするんじゃないかと目論んでいます。

まとめ

珪藻土バスマットは、とっても快適でお手入れも楽なバスマットです。でもお手入れが楽だからといって、油断は禁物。水気が原因で、カビが生えていることがあります。

また、珪藻土バスマットのカビ汚れには塩素系漂白剤が効果的です。塩素系漂白剤にもいろいろありますが、私がおすすめするのは「カビキラー®」や「キッチンハイター®」などの泡タイプ。

使い方は、汚れにシュッと拭きかけて数分放置し、洗い流すだけです。あとは風通しのよい場所に立てかけてしっかり乾燥させてください。

珪藻土バスマットはとにかくしっかり乾燥させることが第一。珪藻土バスマットにカビを生えさせてしまった私が言うのもナンですが、使ったらすぐに立てかけて乾かしましょう。

※カビキラー®はエス シ- ジヨンソン アンド サン インコ-ポレ-テツドの登録商標です。

※オキシクリーン®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。

※キッチンハイター®は花王株式会社の登録商標です。

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ライター

わたナギ子のアバター わたナギ子 ライター

主婦歴20年の元転勤族。度重なる引っ越しでの苦労から、「身軽に生きるのがベスト!」という結論に至る。以来、汚れもモノもため込まない暮らしへシフト。
趣味はポイントやマイルをコツコツ貯め、格安で沖縄へ行くこと。お気に入りの離島は阿嘉島。真夏以外の趣味はキャンプ・サイクリングなどアウトドアが中心。
コロナ渦で地方へ移住し、賃貸経営を開始。プチDIYやリフォームを研究中。

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