お風呂掃除をするには、汚れの種類を見極めましょう。
なぜなら、汚れの種類によって適切な洗剤を使うことで、効率よく掃除できるからです。
この記事では、お風呂の掃除方法や原因となる汚れの種類についてご紹介していきます。
ニオイが気になる排水口汚れの方法もお伝えしていきますので、参考にしてみてくださいね。
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お風呂汚れの種類と原因【1】水垢・湯垢
お風呂の汚れは、大きく分けて水垢・湯垢・カビ・ピンクヌメリの4つに分類されています。
まずは、水垢と湯垢の汚れ原因についてみていきましょう。
水垢
蛇口や壁などに付着する白っぽい汚れが水垢です。
水垢の原因は、水道水に含まれるミネラルが乾いて固まったものになります。
水垢汚れは、アルカリ性の汚れにあたります。
水垢汚れが付着しやすい場所
- 水栓の金属部分
- 壁
- 鏡
- 洗面器
湯垢
お風呂の茶色っぽい汚れは、湯垢によるものです。
湯垢の原因は、身体を洗い流すときに発生する皮脂やアカ、頭皮などがあげられます。
湯垢汚れはおもに酸性の性質をもつので、水垢汚れとは違う種類の汚れなんですよ。
ただし、お風呂はこれらの汚れが混ざってしまうので簡単に落とせないことも少なくありません。
湯垢汚れの付着しやすい場所
- 浴槽の内側
- 浴槽に入れるおもちゃ
- 椅子
お風呂汚れの種類と原因【2】カビ・ピンクヌメリ
お風呂の黒ずんだ汚れはカビが原因です。
カビは気温が25~30度前後、湿度が70~80%以上の環境で発生しやすいとされています。
湯気が立つことで気温も湿度も高いお風呂は、カビ対策が必要です。
このカビを放置しておくと、アレルギー発症の原因にもなります。
健康にも関わってきますので、掃除をして取り除いていきましょう。
カビ汚れの付着しやすい場所
- 壁や床の隅、目地
- エプロンの内側
- 排水口
とくに気を付けたいのがエプロンの内側です。
エプロンは浴槽をカバーする役割をもっています。
ただし、通気性が悪く湿気が溜まりやすいので、気づかないうちに大量発生していていることも少なくありません。
カビ汚れを落としても独特のニオイが消えないようであれば、エプロン部分もチェックしてみてくださいね。
ピンクヌメリは掃除が必要
お風呂の床などで見かけるピンク色のヌメリは、「ロドトルラ」という酵母菌による汚れが原因です。
カビと似て非なる汚れになりますが、放置しておくと黒カビ繁殖の原因にもなってしまいます。
見かけたら、しっかり掃除をして取り除くことが大切です。
お風呂の掃除方法
先ほどお伝えしましたとおり、お風呂はさまざまな汚れが混ざっています。
そのため、それぞれの汚れに適した方法で掃除をおこないましょう。
しつこいカビ汚れを落とすには、下記の記事をご確認ください。
水垢汚れや皮脂汚れは、こちらの記事にて掃除方法をご紹介しています♪
排水口掃除には重曹とクエン酸で
排水口は、皮脂汚れや石鹸カスなどが流れていきます。
さらに、髪の毛などのゴミが詰まりやすい場所でもありますね。
そんな汚れが溜まる排水口の掃除には、重曹とクエン酸がオススメです。
用意するもの
- 重曹……100グラム
- クエン酸……50グラム
- スポンジ
- 歯ブラシ(狭い場所を掃除するために必要)
- 中性洗剤
掃除手順
- 排水口のフタやヘアキャッチャーなどの部品を外す
- 髪の毛やゴミが絡まっていたら取り除く
- 重曹とクエン酸を排水口にふりかける
- さらにお湯をかけて発泡させる
- そのまましばらく放置したのち、お湯で流す
- こびりついた汚れは、中性洗剤でこすり落とす
排水口が発泡している間に、排水口のフタやヘアキャッチャーを中性洗剤で洗うと時短できますよ。
またカビのようなしつこい汚れがある場合には、塩素系洗剤がオススメ。ただし強力な洗剤ですので、きちんと換気しつつゴム手袋などで手を保護することが大切です。
クエン酸など酸性のものと混ざると有毒なガスが出ますので、絶対に混ざらないようにしてくださいね。
汚れが落ちない……そんなときはプロにご相談を!
お風呂は毎日使用するので、汚れが溜まりやすいです。
こまめにお掃除することは大切ですが、忙しいとなかなか時間が取れないですよね。
とはいえ、汚れが蓄積するとどんどん汚れが落としにくくなってしまいます。
「掃除したけど思ったよりキレイにならなかった……」
「お風呂掃除は疲れて大変……」
そんな風に思ったら、プロに依頼してみるのもひとつの方法ですよ。
プロに依頼すれば、汚れの気になる壁や天井はもちろんのこと、オプションサービスでエプロン部分の掃除に対応しているところもあります。
また、お風呂の素材にも考慮してもらえるので安心です。
個人では手に負えないと思ったら、検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
お風呂掃除は汚れ原因を知って、適切な方法で掃除すると効率的です。
水垢汚れはアルカリ性の汚れなので、クエン酸。
いっぽう湯垢汚れは酸性汚れが含まれているので、アルカリ性の重曹が効果的です。
ただし、汚れが混ざったり蓄積したりで簡単に掃除することができないことも……。
だからこそ、こまめに掃除して汚れを溜めことが大切です。
「時間なくて掃除ができない……」という方は、プロに相談してみるのもオススメですよ。
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