お風呂の水垢掃除はクエン酸で簡単に落とせる?汚れの原因や対策方法

お風呂の水垢掃除はクエン酸で簡単に落とせる?汚れの原因や対策方法

お風呂はさまざまな汚れが混ざっているので、掃除が大変ですよね。

汚れのなかでも水垢には、クエン酸が効果的ですよ。

水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の成分をもったクエン酸や酸性洗剤で落とすことができます。

この記事では、そんなお風呂の水垢汚れを掃除する方法について紹介していきます。

湯垢対策もお伝えしていきますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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目次

お風呂の水垢汚れの原因

浴室の水垢

お風呂で見かけることの多い、白くこびりついた汚れは水垢汚れです。

水垢汚れが付着する理由は、水道水の成分にあります。

水道水にはたくさんのミネラル成分が含まれていて、蒸発してもそのまま残ってしまうのです。

残されたミネラル成分は、結晶化して付着するので落ちにくくなります。

お風呂はとくに入浴後に水滴が残りやすいので、水垢が付きやすい環境といえるでしょう。

なお水垢汚れは、アルカリ性の性質をもつ汚れになります。

水垢汚れが付きやすい場所

  • 鏡(うろこ状の汚れは水垢汚れ)
  • 水栓などの金属部分
  • 浴槽

湯垢汚れの原因

浴槽の内側に付着している茶色っぽい汚れは湯垢汚れです。

湯垢汚れの原因は、洗い落とした皮脂やアカなどが挙げられます。

皮脂汚れやアカなどの汚れは、酸性の性質をもっています。

湯垢汚れが付きやすい場所

  • 浴槽の内側
  • 椅子やおもちゃ、洗面器

お風呂の汚れはカビ発生の原因になる

カビは気温が20~30度、湿度が70%以上の環境で発生しやすいです。

またカビは皮脂やアカをエサとするので、環境やエサが豊富なお風呂で繁殖しやすいといえます。

そのため、しっかりと掃除をしてカビを防いでいきましょう。

お風呂掃除にはクエン酸と重曹が効果的

お風呂鏡にクエン酸スプレーをかけているところ

水垢と湯垢は、違う性質をもつ汚れです。

そのため、それぞれの汚れに対応した方法で掃除をしていきましょう。

続いては、水垢汚れと湯垢汚れを落とす方法についてお伝えしていきます。

水垢汚れを落とす方法

水垢汚れは先ほどお伝えしましたとおり、アルカリ性の汚れです。

アルカリ性には、反対の性質の酸性洗剤が効果的です。

ここでは、ナチュラル洗剤として人気のクエン酸を使った方法をご紹介していきます。

もちろん、お手持ちの酸性洗剤でもかまいません。

用意するもの

  • クエン酸
  • スプレーボトル
  • ラップ
  • タオルや雑巾、スポンジなど
編集部ボイス

クエン酸は、水と混ぜてスプレーにして使用します。クエン酸スプレーは200~250ミリリットルの水に対して、クエン酸を小さじ1杯分入れて混ぜ合わせるだけです。

スプレーボトルの大きさに合わせて、分量の調整をしてください。トイレ掃除でも活用できますので、ひとつ作っておくと便利ですね。

掃除手順

  1. 水垢汚れが気になる部分にクエン酸スプレーを噴射する
  2. ラップで覆ってしばらく放置する
  3. シャワーで流して、雑巾やタオルで拭き取る

鏡のうろこ状の汚れが落ちにくいと思ったら、専用グッズも活用してみましょう♪

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湯垢汚れを落とす方法

湯垢汚れは酸性汚れになりますので、重曹を使って落としていきましょう。

ご家庭にアルカリ性洗剤があるなら、そちらでもOKですよ。

用意するもの

  • 重曹
  • スポンジ
編集部ボイス

重曹は、水に溶かしてペースト状にすると使いやすいですよ。

重曹と水を3:1の割合で混ぜると、椅子やおもちゃに塗りやすくなります。

ただし長持ちはしませんので、使用するたびに作るのがオススメです。

掃除方法

  1. 湯垢汚れが気になる部分に、ペースト状にした重曹を塗る
  2. 重曹のうえからラップで覆って、しばらく放置する
  3. シャワーで洗い流して、スポンジで拭き取る

湯垢汚れを一気に落とす方法

重曹ペーストはこびりついた汚れに効果的ですが、モノに使用するには少し手間に感じるかもしれません。

手軽に汚れを落とすなら、入浴後のお湯のはった浴槽に重曹を入れて、椅子や洗面器をつけ置きするのがオススメです。

重曹の量は、1カップ(約180ミリリットル前後)が目安です。

一晩つけ置きしたら、翌日シャワーで流して軽くスポンジでこするだけでOK。

浴槽に水垢汚れが残っていたら、クエン酸スプレーを使って落としてくださいね。

水垢・湯垢汚れをつきにくくするには?

お風呂鏡の水滴をスクイージーで除去しているところ

お風呂は毎日使用するので、どうしても汚れてしまうもの。

でも、使い方次第で汚れをつきにくくすることができるんですよ。

最後は、水垢や湯垢汚れの対策方法についてご紹介していきます。

こまめに拭き取る

水垢汚れは、残った水滴がおもな原因です。

そのため、入浴後に水滴を拭き取るだけで水垢汚れがつきにくくなりますよ。

でも、入浴のたびに拭き取るのは手間に感じてしまいますよね。

壁や鏡の水滴には、浴室用のスクイージーが販売されています。

湯垢汚れも先ほどお伝えした、重曹風呂のつけ置きでこまめに掃除していきましょう。

水切り ワイパー ウォータースクイジー(山崎産業)

換気をする

水滴をすべて拭き取るのは難しいので、入浴後は換気扇でしっかり換気することが大切です。

換気することで湿気を取り除き、水垢やカビの発生を抑えられます。

浴室乾燥機能ができるなら、そちらを使うのがオススメですよ。

まとめ

水垢汚れの原因は、水道水の成分に含まれるミネラルが結晶化したものです。

汚れが蓄積してこびりつくと、落としづらくなりますのでこまめに掃除をしてキレイにしていきましょう。

入浴後にできるだけ水滴を残さないようにすると、汚れにくくなりますよ。

換気扇や水切りスクイージーなども、ぜひ活用してみてくださいね♪

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