重曹は入浴剤として使える!美肌など3つの効果や驚きの活用法を解説

重曹は入浴剤として使える!美肌など3つの効果や驚きの活用法を解説/ハウスクリーニング

おうちに重曹があまっていたら、入浴剤として使ってみませんか。

じつは重曹にはお肌をピカピカツルツルにしてくれる美肌効果があるんですよ。そのほかにもお風呂で使うとうれしい効果はたくさん♪

この記事では重曹入浴剤の効果作り方、重曹入浴剤を楽しむために知っておきたい情報をお伝えしていきます。

重曹をマルチ活用して、お風呂タイムを楽しんじゃいましょう!

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目次

重曹入浴剤の3つの効果

まずは、重曹を入浴剤として使う効果についてご紹介します。

ほかにも、重曹を入浴剤として使うメリットについてもご紹介していきますよ。

重曹を入浴剤として使おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【効果1】皮脂汚れを落とす効果

私たちの体に毎日発生する皮脂汚れは、酸性の性質をもっています。

それに対して、重曹は弱アルカリ性です。

弱アルカリ性の重曹が酸性の皮脂を中和して、皮脂汚れを落とす効果が期待できるんです。

重曹は一般的なボディーソープよりもアルカリの度合いが弱いので、より身体に負担をかけることなく、皮脂汚れを落とすることができますよ。

【効果2】角質を落とす効果

「ひじやひざ、かかとがガサガサする……」といったお悩みをもつ方も多いでしょう。

とくに、かかとは皮脂線(水分を保持するための線)がないので乾燥しやすくなっていて、角質になってひび割れが起こってしまうこともあります。

そんな角質の除去にも、重曹が役立ちます。角質は弱酸性のため、アルカリ性の重曹で中和することができるんです。

【効果3】体臭を予防する効果

身体の表面には、目に見えない細菌がたくさんいます。

この細菌が出した老廃物が、じつは体臭の原因なんです。

この老廃物は酸性なので、アルカリ性の重曹で中和することができます。

さらに、重曹には、細菌の活動を抑える効果もあります。

こうした効果から、重曹を入浴剤にしてお風呂に入ることで、体臭を抑えられる可能性がありますよ。

重曹入浴剤はほかにもメリットが!

市販の入浴剤の中には、色素によって浴槽に色をつけてしまうものがあります。

入浴剤を入れる前の浴槽

ほかにも、浴室の材質に合っていない入浴剤を使用すると、金属部分が腐食してしまうことも……。

その点、重曹は天然の成分なので、このように浴槽を痛めてしまうことがないので安心ですね。

さらに、重曹はスーパーマーケットやドラッグストア、100円ショップなどで手軽に購入できます。

100円ショップなら350~500g程度(一般的な一人用の浴槽でおよそ8回~12回分)の重曹を、100円(税別)で手に入れることができますよ。

また、重曹を入浴剤として使えば、お風呂の掃除にも役立てることができます。

その方法については後ほどご紹介するので、そちらを参考になさってくださいね。

重曹は3種類!入浴剤として使えるものは?

重曹は、主成分である炭酸水素ナトリウムの純度によって、掃除用・食用・薬用に分けられています。

このうち、もっとも純度が低いものが掃除用、もっとも高いものが薬用です。

また、掃除用はもっともキメが荒く、薬用はもっともキメが細かいという違いもあります。

キメが荒い掃除用の重曹を入浴剤に使うと、肌が弱い人の場合、肌に負担がかかってしまうかもしれません。

入浴剤に使用する重曹は、食用か薬用のものを使用するのがおすすめです。

重曹を入浴剤として使う方法

重曹を入浴剤として使う方法は、とてもシンプルです。

ここでは、重曹を入浴剤として使用する方法について、見ていきましょう。

準備するもの

  • 重曹(水100Lに対して重曹20g)
  • お湯

手順

  1. 浴槽お湯をためる
  2. たまったお湯に重曹を加えて溶かす

ただし、敏感肌の人は、肌荒れしてしまうことがあります。

そのため、あらかじめ医師に相談しておくとよいでしょう。

また、「高い効果を得たいから重曹をたくさん入れよう!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、重曹をたくさん入れたからといって効果が高まるわけではありません。

むしろ、重曹を入れすぎると、アルカリの度合いが強くなってしまいます。

その結果、敏感肌の人でなくても肌荒れを起こしてしまうおそれがあるんです。

肌に負担をかけないためにも、重曹は入れすぎないようにしましょう!

重曹でバスボムやバスソルトを作ってみよう

ここからは、ワンランク上の重曹の楽しみ方をご紹介します。

「重曹入浴剤をもっと楽しみたい」「普通の重曹入浴剤に飽きた」という方は、ここでご紹介する方法を試してみてくださいね♪

重曹とクエン酸でバスボムをつくる

バスボムの写真

重曹をクエン酸と混ぜると、炭酸ガスが発生します。

その性質を利用して、お湯に入れるとシュワシュワと泡が出るバスボムをつくることができますよ。

バスボムをつくれば、いつものバスタイムも、より楽しくすることができますよね。

バスボムをつくる方法は、以下のとおりです。

準備するもの

  • 重曹(大さじ3杯)
  • クエン酸(大さじ1杯)
  • 天然塩(大さじ3杯)
  • ビニール袋(2枚)

手順

  1. ビニール袋を2枚重ねにしておく
  2. 重曹・クエン酸・天然塩を入れる
  3. 2を球状になるように丸める
  4. 形が崩れない程度に固まったら、半日ほど放置する

完成したバスボムは、時間が経過するにつれて泡立ちが悪くなってしまいます。

そのため、できるだけ早く使うようにしてくださいね。

重曹と塩でバスソルトをつくる

重曹と塩を使ってバスソルトをつくることもできます。

バスソルトを使うことで、発汗効果によって身体が暖まり、新陳代謝がアップするといわれています。

バスソルトをつくる方法について、以下にまとめました。

準備するもの

  • 重曹(大さじ1杯)
  • 天然塩(大さじ1杯)
  • 洗面器

手順

  1. 洗面器にお湯を入れる
  2. 洗面器に重曹と塩を入れてお湯に溶かす
  3. 40度前後の湯を入れた浴槽に2を混ぜる

バスソルトをつくる際、なかには「洗面器に入れずに塩と重曹を浴室に入れればよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、塩と重曹を洗面器に入れたほうが、溶けやすくなるんです。

そのため、あらかじめ洗面器に入れてから溶かすようにしてくださいね。

重曹入浴剤の注意点3つ

重曹入浴剤には、いくつか注意点もあります。

それらの注意点を守らないと、身体や浴槽にトラブルが起きてしまうかもしれません。

ここでは、重曹入浴剤の注意点についてご紹介します。

トラブルを起こさないためにも、以下の内容をしっかりと把握しておきましょう。

【注意点1】肌に直接重曹を塗りこまない

重曹の効果を高めようと、肌に直接重曹を塗りこもうとする方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、重曹を直接肌に塗りこむと、湿疹やかゆみなどの肌トラブルに発展するおそれがあります。

ご自身の身体を守るためにも、肌に直接重曹を塗りこむことはやめましょう。

【注意点2】追い炊きをしない

冷えたお湯を温め直すことができる追い炊き機能がついたお風呂もありますよね。

重曹を入れたお湯をよって追い炊きすると、風呂釜や、風呂釜と浴槽をつなぐパイプが傷んでしまうおそれがあるんです。

銅でできている風呂釜は、とくに傷みやすいといわれています。

重曹入浴剤を使用するときには、追い炊きをしないようにしましょう。

【注意点3】毎日浸からない

重曹には、皮脂汚れを中和させて落とす効果があります。

しかし、重曹入浴剤を使用する頻度が高すぎると、肌に必要な油分まで落としてしまうおそれがあります。

その結果、肌荒れに発展してしまうことがあるんです。

重曹をお風呂に入れる頻度は、週1~2回程度にとどめておきましょうね!

重曹入浴剤はお風呂掃除にも活躍!

重曹入浴剤でお風呂タイムを楽しんだ後は、に残った重曹入りのお湯を使って掃除をするのがおすすめですよ。

重曹のアルカリ性の性質が、浴槽に付着した皮脂汚れや、洗面器やお風呂で使用しているおもちゃなどの汚れを中和させて除去してくれるんです。

重曹で掃除する方法については、以下のとおりです。

準備するもの

  • 汚れを落としたいもの(洗面器やおもちゃなど)
  • スポンジ

手順

  1. 汚れを落としたいものを重曹が入ったお湯に入れる
  2. 一晩放置する
  3. 付着している汚れをスポンジでこする

誰でも簡単に汚れを除去することができるので、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

重曹を入浴剤としてお風呂に入れると、さまざまな効果が期待できます。

さらに、入浴剤として使用する方法も、重曹を浴槽に入れるだけとなっているので、簡単に試していただくことができますよ。

また、重曹入浴剤を楽しんだ後は、そのまま掃除に活用することもできます。

重曹を使って、お風呂タイムをより有意義なものにしてみてくださいね♪

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