大掃除はしない!年末を気軽に過ごすためにやったほうがよいことは?

大掃除はしない!年末を気軽に過ごすためにやったほうがよいことは?/ハウスクリーニング

「年末が近いから、そろそろ大掃除しなきゃ……」と考える方は多いことでしょう。

日本では古くから神事として、「すす払い」という習慣をおこなってきました。
しかしさまざまな生活様式が一般的になってきた現代では、年末は忙しく、掃除する時間がない方も少なくないでしょう。

年末の大掃除は、無理して家中おこなう必要はありません。
玄関や汚れが気になるところだけしておくぐらいでOK。
なぜなら、寒い年末に掃除をするよりも、暖かい春先におこなったほうが効率がよいからです。

この記事では、年末の大掃除はあまりオススメできない理由やどんなことをやるべきかご紹介。
忙しい年末、少しでも手間をかけずにキレイにしていきましょう!

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目次

年末に大掃除をしないほうがよい理由

注意イメージ

そもそも年末に掃除するのに向いていない理由は、いくつかあります。
それぞれ順番に見ていきましょう。

年末は気温が低い

お部屋の掃除するとき、ホコリやハウスダストをため込まないように、換気することが多いですよね。
とはいえ、年末は一般的にどこの地域も冷え込む時期。
寒い中、窓やベランダを開けた状態にしておくのはつらいですし、体調不良の原因となってしまうこともあるでしょう。

さらに、普段あまり掃除しない箇所の水拭きで、手荒れを起こしてしまうことも……。
そもそも冬は気候的に、掃除するのには適した時期ではないんですよ。

年末は忙しい

年末は仕事納めだったりお子さんが冬休みに入ったりと、家の内外で忙しい時期です。
そんな時期にしっかりと計画を立てて、大掃除するのは難しいというご家庭も多いのではないでしょうか。

年末はまとまった時間を取るのが難しいので、掃除に向いていないといえます。

大掃除は「温かい時期」がベスト!

では、いつ頃大掃除するのがベストかといいますと、ズバリ春や夏などの温暖な季節です。

春以降であれば寒さ・冷たさに苦しむことはありませんし、気分も活動的になりやすいですよね。
また湿度が高いほうがホコリは舞い上がりにくくなるので、掃除がはかどります。
加えて気温が上昇すれば、こびりついた油汚れも落としやすくなりますよ。

とはいえ、春になってから大掃除をする、というのも面倒に感じる方も多いですよね。
そんなときは、大掃除としてまとめておこなわずに、スキマ時間に少しずつおこなうのがポイントです。

汚れは蓄積していきますので、時間をおくとどんどん取り除きにくくなります。
できるだけ、気になったところを中心にこまめに掃除していきましょう。

年末の掃除でするべきことは?

ここまでは、年末よりも温暖な季節に掃除したほうがよいとお伝えしました。
しかし、年始に向けて「ここだけは掃除しておくとよい」という場所もあるんです。
そこで続いては大掃除とまではいかなくても、最低限キレイにしておいたほうがよい箇所についてお伝えしていきます。

玄関

玄関外観

玄関はもっとも人目に付く箇所なので、常に見栄えを意識したいところです。
玄関周りに不用な荷物がおいてあるなら、片づけ・断捨離しておきましょう。
また、掃き掃除をおこなうなど、来客を意識してキレイにしておくのもよいですよ。

また賃貸住宅の場合は、玄関前の廊下は共用部にあたります。
ゴミを取り除いたりドアやドアノブを拭き上げたりしておくと、気分もスッキリしますよ。

ただしドアが塗装されている場合は、洗剤を使うと剥がれてしまうおそれがあります。
から拭きか、固く絞った雑巾などで軽く拭き上げるぐらいにとどめておきましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫内

常に食品が入っていると、ついつい掃除を怠りがちな冷蔵庫。
そんな冷蔵庫の掃除は、じつは冬がもっとも適しているんです。

なぜなら冬は気温が低く、一旦食材を取り出しても傷みにくいから。
これを機に、一度中身を出してすみずみまで掃除しておきましょう。
念のため、食材を保管しておけるクーラーボックスを用意しておくと安心ですよ。

準備するもの

  • クーラーボックス
  • セスキ炭酸ソーダスプレー(水とセスキを100:1で薄めたもの)
  • アルコールスプレー
  • 中性洗剤(食器用洗剤などでOK)
  • スポンジ

冷蔵庫掃除の手順

  1. 冷蔵庫の中のものを取り出す
  2. 仕切りなど取り外せるパーツは取り外す
  3. セスキ炭酸ソーダスプレーを噴射して汚れを拭き取る
  4. ゴムパッキンの汚れはアルコールスプレーで取り除く
  5. パーツは中性洗剤で洗浄する
  6. 冷蔵庫の中と外を一通り拭き上げたら中身を戻して完了
もちやぷらす編集部

冷蔵庫の中を見直すと、覚えのない期限切れの食材が出てくることも……。
きちんと分別して元に戻せば、冷蔵庫の中がスッキリするかもしれません。

汚れが気になる場所

洗面所

年末年始は、家族や親せきが集まる機会が多いですよね。
リビングや廊下など、人が通る機会が多いところだけでも掃除しておくとよいかもしれません。

とはいえ、本格的な掃除は無理しておこなわず、
・カーペットやじゅうたんは掃除機がけ
・フローリングは簡単に水拭き
だけでもOK。

また、洗面台など家族が利用することが多い水回りは汚れやすい場所。
水垢汚れは、クエン酸スプレーを使えば落としやすいですよ。

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このように、大がかりな掃除をせずとも「普段ちょっと気になる部分」を掃除するだけで十分スッキリします!

大掃除に困ったらハウスクリーニングに頼るのも手!

ハウスクリーニング業者

「大掃除している時間はないけど、部屋はキレイにしたい……」
年末に限らず、そう思いながらもなかなか掃除できないのが悩み、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな悩みはハウスクリーニングが解決してくれますよ。

ハウスクリーニングのメリット

ハウスクリーニングは部屋はもちろん、キッチンの換気扇やエアコンなど、個人で掃除するのが難しい箇所にも対応してもらえます。

たとえばエアコンは、部屋の空気を循環させるので、ハウスダストが溜まっていきます。
掃除を怠ると汚れた空気が送られてしまい、アレルギーの原因となることも……。

エアコンは精密機械なので、個人で掃除できる範囲も限られています。
ハウスクリーニングのプロに依頼すれば、エアコンをきちんと分解して高圧洗浄や専用の洗剤で中までキレイにしてもらえますよ。

また換気扇も、油汚れがきちんと落とせていないと性能の低下につながります。
分解して取り外した部品は、つけ置き洗いで汚れをしっかり落としてもらえるんです。

日頃の面倒なお掃除から、普段掃除できない部分まで、プロなら安心してお願いすることができますよ。

ハウスクリーニングを依頼する際の注意点

ハウスクリーニング業者は一般的に、年末は繫忙期にあたるので、希望の日時に予約を取るのは難しいかもしれません。
反対に閑散期は、年始から2月頃、もしくは秋頃になります。
とくにエアコンクリーニングは閑散期に掃除を依頼すると、割引キャンペーンなどをおこなっていることも!

ハウスクリーニングは、できるだけ空いた時期に依頼するのがポイントです。
大掃除に手間や時間を割きたくない方は、年明けなどにぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、年末に大掃除をしないほうがよい理由についてお伝えしてきました。
まとめて掃除をするよりは、日頃からできるだけ汚れをため込まないことが大切。
とはいえ気持ちよく新年を過ごすためにも、冷蔵庫や玄関、水回りの掃除は軽くしておくとよいかもしれませんね。

時間がとれない、掃除が面倒という場合は、ハウスクリーニング業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
ただし年末のハウスクリーニングは混み合うので、できるだけ年始など空いた時期に利用するのがオススメですよ。

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