エアコン掃除したのに臭い原因とは|業者へ再作業をお願いすべき?

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「業者にエアコンクリーニングを依頼したのに臭い」とお悩みではありませんか?

エアコンクリーニング後に臭う場合は、洗浄やすすぎ不足・部屋の臭い・ドレンホースの3つの原因が考えられます。状況に合わせて適切な対処をとるのが大切です。保証期間内であれば、依頼した業者へ問い合わせると再作業してもらえます。

この記事では、エアコンクリーニング後に臭う原因や適切な対処法、臭いを一時的に解消する裏技を解説します。臭いの予防法も紹介しているため、不快感を抱くことなく快適に過ごしたい方はぜひ最後までご覧ください。

エアコンクリーニングをしたのに臭い原因

エアコンクリーニング後に臭いを感じる原因は、主に3つあります。

洗浄やすすぎが十分にされていない

エアコンを洗浄する様子洗浄不足で汚れが残っている、またはすすぎ不足で洗浄剤の成分が流しきれていないと、エアコンクリーニング後でも臭いが発生します。この場合は、主に以下の2パターンに分かれるでしょう。

  1. 「少量の洗剤しか使っていない」「見える部分のみを洗浄している」など、業者の洗浄方法が十分でない
  2. エアコンがひどく汚れており、1回の洗浄で汚れを落としきれなかった

これらに当てはまるときはカビや汚れがエアコン内部に残ってしまい、不快な臭いが発生します。

すすぎ不足の場合は残った洗浄剤がカビの栄養分となり、雑巾のような臭いや酸っぱい臭いを感じることがあります。

部屋の臭いが染み付いている

部屋の臭いの原因部屋の臭いが原因になっている場合もあります。

エアコンは室内の空気を取り込んで熱交換器(アルミフィン)で冷やした(暖めた)あと、再度室内へ送り出す仕組みになっています。タバコをよく吸っていたりペットを飼っていたりする場合は、それらの臭いがエアコンに染み付いている可能性が高いです。

自宅でよくトレーニングをする方であれば、蒸発した汗をエアコンが吸い込んで汗臭さを発していることもあるでしょう。

そのほかカーテンや家具にも臭いが染み付いているときは、エアコンクリーニングをしても臭いが解消されにくいといえます。

ドレンホースから悪臭が漂っている

ドレンホースドレンホースの先端が排水溝に入っていたり、強い臭いを発するものを近くに置いていたりすると、室内にまで臭いが漂う場合もあります。

ドレンホースとは、エアコン内部で発生した結露を室外へ排出するホースです。その先端は室外機付近に設置されており、冷房・除湿時には水が出てきます。そのため排水溝へ向けている方もいるかもしれませんが、その臭いが室内機まであがってきて吹き出し口から放出されている可能性があります。

エアコンクリーニング後に臭いが発生したらどうすればいい?

ここでは、先程ほど紹介した「洗浄やすすぎが十分にされていない」場合の対処法を説明します。

もし部屋の臭いが原因と考えられるなら、こまめに換気しつつ室内環境を見直しましょう。ドレンホースが排水溝に入り込んでいる場合は適切な位置へ配置し、ドレンホース内部に汚れがないかも確認してみてください。

室内環境やドレンホースの配置を改善しても臭いが消えないときは、エアコンの洗浄やすすぎの甘さが原因になっている可能性が高いです。

ドレンホースの場所や確認方法については、下記のコラムを参考にしてみてくださいね。

「エアコンのドレンホースはどこ?自力での点検方法や虫の侵入対策も紹介」

問い合わせて再作業をお願いするか別の業者に依頼する

問い合わせのイメージエアコンクリーニング後、臭いが改善されない場合は依頼した業者に問い合わせてみましょう。無料で再作業してくれるところがほとんどです。

ただし、ホームページに「クリーニングから3日以内であれば再作業します」「1週間以内に不具合が出れば無料で点検します」など、保証期間を設けている業者も多いです。1か月以上経過している場合はエアコンクリーニングを依頼し直すことになる可能性が高いため、注意してください。

返金対応の有無は業者によって異なります。

また、同じ業者に頼むのが不安な方は別の業者へ依頼することをおすすめします。その際は賠償責任保険に加入しているか、明確な料金や作業内容を教えてくれるかなどをチェックするのが重要です。

よいエアコンクリーニング業者の選び方は下記のコラムをで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

消臭スプレーやエアコンクリーナーの使用はおすすめできない

エアコンの臭いが気になっても、消臭スプレーやエアコンクリーナーの使用はおすすめできません。

『ファブリーズ®』のような消臭スプレーは、空間や衣服に吹きかけるために開発されたものです。エアコンに吹きかけると液体が内部に入り込んで故障や臭いの原因となります。液体がベタつく場合は、これまで以上に汚れがたまりやすくなるでしょう。

エアコンクリーナーはエアコンを洗浄するために作られたものですが、汚れを落としきることはできません。水で洗い流さないタイプがほとんどなので洗浄剤の成分が残る、もしくはほこりが詰まる恐れがあります。

使用するときは説明書をよく読み、正しい手順で行いましょう。

エアコンクリーナーの注意点については、下記のコラムで詳しく解説しています。

『【プロが警告】エアコンスプレーは逆効果!悪臭・故障・発火の原因にも』

完全分解洗浄を依頼するのも良い

別の業者へエアコンクリーニングを依頼するのであれば、完全分解洗浄のできる業者を探すのも一つの方法です。

一般的なエアコンクリーニングは、カバーを取り外したあとエアコンを壁に取り付けたまま洗浄します。それでも十分きれいになりますが、エアコンの裏側やドレンパンの奥までは対処できません。

しかし完全分解洗浄では、熱交換器やドレンパン、ファンなどパーツをバラバラに分解してから洗浄します。そのため通常のクリーニングでは届かない箇所まできれいにでき、臭いの原因となる汚れやカビを限りなく除去できるのです。

手間や時間がかかる分、料金も通常より高くなってしまいますが「とことんエアコンをきれいにしたい」という場合は、完全分解洗浄も考えてみてください。

エアコンの臭いを解消できる!2つの裏技

エアコンの温度のイメージエアコンの臭いを解消したい方は、以下のような方法も試してみましょう。1週間程度で再び臭いが発生してしまう可能性がありますが、エアコンクリーニングをするまでの一時的な対処法として活用できます。

冷房16度で1時間運転する

窓を開けて冷房16度で1時間運転すると、臭いの原因となるエアコンのカビや汚れが結露水に溶け込みドレンホースから排出されます。

空気は温度が高いほど含める水分量が多く、低いほど含める水分量は少なくなります。そのため、16度で冷房をかけると急激な温度変化によって普段より多くの結露水が発生するのです。

その結果、ドレンパンに付着している臭い成分を結露水と一緒に洗い流せます。

同時に窓を開ければ、空気中に漂う臭いだけでなくエアコンから出てきたカビの胞子も室外へ排出できるでしょう。

ただし湿度が高い日は室内機の下にビニールを敷いておいてください。霜が発生して家具や家電が濡れてしまう恐れがあります。

暖房30度で1時間運転する

寒い季節であれば、窓を開けて暖房30度で1時間運転するのがおすすめです。

文部科学省によると、カビの生育最適温度は25~28度といわれています。30度という高温にすることで、カビの繁殖を抑えたり死滅させたりする効果が期待できるでしょう。

参考:文部科学省|カビ対策マニュアル 基礎編

窓を開けるのはカビの死骸や胞子を排出するためです。

人によっては窓が開いていても暑さを感じる温度なので、稼働中は部屋に入らないようにするなどの工夫をしてください。

エアコンの臭いを予防するには

臭うエアコンを嫌がる人エアコンの臭いを予防する方法は3つあります。

これらを意識してエアコンを清潔に保てば、雑巾臭さや汗臭さ、酸っぱい臭いなどに悩まされることも少なくなるでしょう。

冷房・除湿後に1時間以上送風運転をする

冷房・除湿後は1時間以上の送風運転をすると、エアコン内部に発生した水分を乾かせてカビが発生しにくくなります。

反対に冷房・除湿後すぐに電源を切ると、内部が高温多湿な状態となります。カビが発生・繁殖して不快な臭いの原因になるため、電源を切るときはなるべく毎回行いましょう。

また、エアコンを使わない時期も1ヵ月に1回程度は送風運転をするのが理想的です。ほこりが入り込んだりカビが繁殖したりする可能性があります。

内部クリーン機能(冷房・除湿後に自動でエアコン内部を乾燥させる機能)が搭載されている機種の場合は、こちらを活用するのもおすすめです。

内部クリーン機能の活用方法については、下記のコラムを参考にしてみてくださいね。

『電気代月100円!エアコン内部クリーン機能フル活用でカビ予防しよう』

部屋を換気する

部屋の換気も、エアコンの臭いを予防するために大切な要素です。

エアコンは室内の空気を日々吸い込んでいます。換気することで室内にこもった臭いを外へ追い出し、新鮮な空気を取り入れられます。エアコンが取り込むほこりの量を減らす効果も期待できるでしょう。

窓を開けたり換気扇を回したりなど、こまめな換気を心がけてください。

定期的にエアコン掃除をする

臭い予防に最も効果的なのが、定期的なエアコン掃除です。

フィルターは、空気中に含まれるほこりを除去する役割を果たします。使用時間が長いほどほこりがたまって汚れていくため、2週間に1回を目安に掃除しましょう。ほこりは掃除機で吸い取り、汚れがひどい場合は水洗いします。

エアコンクリーニングは1~2年に1回が目安です。エアコンを分解して高圧洗浄機と専用の洗剤を用いて洗浄してくれるため、自分では対処できない部分まできれいにできます。

定期的なエアコン掃除は、衛生環境を維持するうえでも重要です。

エアコン掃除方法はこちらのコラムをで詳しく解説しています。参考にしてみてください。

『エアコン掃除の頻度は月2回と年2回!主婦でもできた手順をやさしく解説』

エアコンに関する悩みは専門業者に相談しよう

エアコンクリーニングの業者エアコンクリーニング後に臭いを感じる場合は、依頼した業者に問い合わせると再作業してもらえることがほとんどです。ただし1週間以上経過していると改めてエアコンクリーニングを依頼する形となるため、作業後は試運転をして異常がないか必ず確認してください。

また、臭いだけでなくエアコンに関する悩みは専門業者に相談しましょう。

自分ですべて対処しようとすると、故障や部品の破損につながる可能性があります。エアコンクリーニング業者をお探しの方は「もちや」を活用するのがおすすめです。

※「ファブリーズ®」はプロクター・アンド・ギャンブル (P&G) の登録商標です。