エアコン「送風」は使わなきゃ損…!電気代の節約もできる使い方5つ/エアコンクリーニング

エアコン「送風」は使わなきゃ損…!電気代の節約もできる使い方5つ

こんにちは。

めっきり暑さにも寒さにも順応できなくなってきました、主婦ライターのわたナギ子です。エアコンはほぼ一年中稼働させています。

さて自宅でエアコンをお使いのみなさんは、送風運転を使ったことがありますか?

エアコンの送風機能は、電気代の節約やカビ予防にも役立つので地味に便利なんですよ。

送風運転は何のためにあるの?使ったことない!っていう方は損しているかもしれません…。ここではエアコン送風機能の効果的な使い方もご紹介していきますのでぜひやってみてくださいね。

エアコンの送風機能とは?

送風しているエアコンのイメージカット

エアコンの送風機能とは、室温と同じ温度の風を送り出す機能のことです。空気を温めたり冷やしたりしないので、エアコン内部にある熱交換器や部屋の外にある室外機は作動しないのが特徴となります。

冷房や暖房、除湿機能との違いを確認してみましょう。

送風冷房暖房除湿
はたらき風を送り出す冷風を送り出す温風を送り出す湿度を下げる
部屋の温度変わらない下がる上がる
部屋の湿度変わらない下がる下がる下がる

エアコンの送風は部屋の温度を変えずに風だけを送るもので、扇風機やサーキュレーターのようなものだといえるかもしれません。

※除湿機能には温度を下げないで除湿する「再燃除湿」と、空気を冷やすことで除湿する「弱冷房除湿」の2種類があります。

参考サイト:「エネチェンジ

エアコンの送風機能を使うメリット3つ

エアコンの送風機能を使おうとするイラスト

メリット1:電気代を節約できる

送風運転は、一般的に冷房や暖房運転時に比べて電気代がかなり安く済みます。それは大きなエネルギーを必要とする熱交換をしないからです。

送風運転にかかる電気代は、エアコンの機種や電力会社との契約内容によってちがいがあるものの、冷房や暖房運転時の10分の1~7分の1ほどの電気代で済むようです。

暑い部屋をエアコンで冷やすときには、まず送風機能を使って空気を循環させると効率よく部屋を冷やすことができます

送風機能は使い方次第で電気代の節約ができるので、うまく活用していきたいですね。

エアコンの除湿と冷房の電気代について気になる方はこちらもチェック→エアコンの再熱除湿は冷房より電気代が高い!その理由と上手な活用方法 | もちやぷらす (mochiya.me)

エアコンを約7%節電する方法はこちらをチェック→約7%も節電!エアコンの電気代はフィルター掃除だけで1万円以上安くなる! | もちやぷらす (mochiya.me)

メリット2:エアコンのカビを予防できる

じつはエアコンの熱交換器周辺は、温度差による結露が発生し、湿気がたまりやすくなっているんです。湿気を放置すれば、やがてカビが発生してしまうでしょう。

そこで送風運転を使えば、エアコン内の湿気を逃がし、カビを予防することができますよ。

送風運転ではエアコンの内部に風が通るので、水分を含んだ空気を外へ送り出すことができるのです。送風運転をして内部を乾燥させれば、カビを予防できるというわけです。

ただし内部にホコリや汚れがたまっていると、カビ菌のエサとなります。エアコン内部を乾燥させるとともにエアコン掃除もしておくのがオススメです。

メリット3:扇風機・サーキュレーター代わりに使える

エアコンの送風機能は、部屋の温度を変えることなく風を送り出します。扇風機やサーキュレーターの代わりにもなるんですよ。

また送風運転は扇風機やサーキュレーターよりも高い位置から風を送るので、体感温度を下げることにもなります。そのため真夏の暑い日以外には、送風運転を扇風機代わりに使うという手もあるでしょう。

温度や湿度を変える必要がなく、ただ部屋の空気を循環させたいという場合に便利ですね。

エアコンの送風機能のオススメ使い方5つ

エアコンの送風機能を使って部屋の空気の入れ替えをするイラスト

エアコンの送風機能は、エアコンにはなくてはならない機能のひとつです。うまく使いこなせばかなり便利な機能でもあります。

中でも次の5つの使い方は、大いに役に立ちますので覚えておいてくださいね。

 使い方1:エアコン使い始めのお手入れに送風を使う方法

エアコンを久しぶりに使いはじめるときには、お手入れをしてから使うのが基本です。エアコン内が汚れていると、悪臭とともに雑菌を含んだ風が吹き出されることになります。

またホコリが蓄積していると、熱交換がスムーズにおこなわれないのでエアコンに負荷がかかります。節電のためにも、エアコンの外まわりやカバー、フィルターなど自力でできるところは掃除しましょう。

そのあと、試運転として送風機能を使うのがオススメです。窓を開けたまま、しばらく送風運転をして内部を乾燥させましょう。

内部クリーン機能があれば、そちらを使ってください。内部クリーンは送風機能とほぼ同じ役割で、クリーンという名がついていてもお掃除するわけではありません。

使い方2:暑い部屋を効率よく冷やすために送風を使う方法

猛暑日に閉めっぱなしにしておいた部屋はとても暑くなっていますよね。帰宅してすぐにでも冷房をつけたいところですが、そんなときこそ送風を活用するのがオススメです。

まずは窓を開けたり換気扇を運転させたりして、部屋の中の熱気を外に出しましょう。そのときにエアコンの送風運転も稼働させます

エアコンの送風は、サーキュレーターのような勢いがあるので、部屋の空気をすばやく循環させて換気を促進することができるんですよ。

こもっている熱気を外へ逃がし、部屋の温度をある程度下げてから冷房運転をさせれば、早く涼しくなります

使い方3:冷房が寒く感じるときに送風を使う方法

涼しくなってくると、冷房では少し寒いということがありますね。また冷房をつけるほどではないけれど、ちょっと暑い…。そういった場合には送風運転を使うのがオススメです。

送風運転は、冷房運転よりもはるかに電気代が安く済みます。また機種によっては扇風機よりも電気代が安く済むこともあります。

送風運転は、部屋の温度を下げることはできませんが、風を送ることで体感温度を下げることができます。冷房運転で設定温度を上げたり弱冷房運転をしたりするよりも、送風運転のほうが快適かもしれませんので、いちど試してみましょう。

使い方4:部屋の換気に送風を使う方法

エアコンには換気機能がありませんが、強い風力がある送風機能を使えば部屋の換気を効率よくおこなうことができます。窓を開けて換気をするときには送風運転を併用しましょう。

〇窓がある部屋で換気をするときのポイント

在宅勤務や学校の休校が増え、家で過ごすことが増えると、換気に対する意識も高まりますね。感染予防対策として、政府機関からも密閉空間を避けるよう要請が続いています。

首相官邸ホームページでは換気について次の内容が提示されています。

風の流れができるよう、2方向の窓を1回、数分間程度全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保しましょう。

参考:「3つの密を避けるための手引き」(厚労省)

〇24時間換気システムがある場合の注意

2003年7月より後にできた建物であれば、24時間換気システムがついています。これは法律で決められているので、どの建物にも換気口があって自動的に換気する仕組みとなっているはずです。

ただしうまく使いこなせていない家庭も意外と多いので注意してください。注意すべきことは次の2つです。

  • 24時間換気システムのスイッチが切れていないか
  • 換気口がふさがれていないか

24時間換気システムは、換気口から部屋の外へ通じているので、汚れた空気を外へ排出することができます。ですが可能であれば窓を開けて積極的に換気をおこない、汚れた空気をなるべくこまめに入れ替えることをオススメします。

 使い方5:シーズンオフのカビ予防に送風を使う方法

冷房シーズンの終わりには、送風機能を使ってメンテナンスをしておきましょう。送風運転で内部をしっかり乾燥させておくことで、カビ予防ができます。

熱交換器を使わない送風運転を使えば内部に風を通すことで乾燥させられます。冷房シーズンが終わったら、半日ほど送風運転をつけっぱなしにしておくだけという簡単な作業です。

シーズン終わりに送風運転をすると、シーズンオフのカビ発生率はずいぶん下がりますのでぜひやってみてください。

エアコン送風を寝るときに使う場合の注意

エアコン 送風 寝るとき イメージ

エアコンの送風運転で送られる風は、扇風機の風に似ています。そのため寝るときに扇風機代わりに使用するという手もあります。

夜間、冷房を使うほどではないときには、送風運転を使うと快適に過ごせるかもしれません。
ただし次のような注意点もあります。

 体に風が直接当たらないようにする

冷房に比べると冷えすぎの心配が少ない送風運転。しかし風が直接体に当たり続けると、冷えにつながります。そのほか肌が乾燥したり喉を傷めたりすることもあるのです。

そのためエアコンの送風口を壁などに向けておくのがオススメです。部屋の空気を循環させて、風は間接的に体に当てるようにすると、体が冷えるのを防ぐことができます。

送風は温度設定できない!暑いときは冷房を使おう

エアコンの送風運転は、温度設定をすることができません。送風運転では熱交換器を使わないので、部屋の空気を吸い込んで、そのまま風として送られてくるだけなのです。

リモコン操作で設定温度が変えられる機種もありますが、それはリモコン上の数字が変わるだけ。実際にはまったく涼しくなりません。

そのため暑いと感じるのなら送風ではなく冷房を使うことをオススメします。とくに熱帯夜には冷房を使って熱中症を防いでください。

送風運転中はできるだけ窓を開けて換気をする

送風運転では、部屋の温度が変わるわけではありません。そのため暑い時期に密閉された部屋にいれば、たとえ送風運転をしていても熱中症になるおそれがあります。

送風運転は扇風機使用時と同じく、なるべく窓を開けて換気をしながら使用するのがオススメです。

窓を開けっ放しで就寝するのは防犯上難しいというケースでは、冷房を使うのが無難です。

雨の日には送風と換気扇を併用しよう

雨の日に送風運転を活用する場合、窓を開けるかどうか迷うところですね。雨の日に窓を開けたら、部屋の湿度がグンと上がってしまいますから。

雨の日や湿気の多い日には、窓を開けるより換気扇を活用しましょう。送風運転と同時に換気扇をつけておくと、湿気を外へ逃がすことができますよ。

部屋に換気扇がない場合は、キッチンや浴室などの換気扇をつけ、そこにつながるドアを開放しておくという方法があります。

換気扇のつけっぱなしにはさまざまな効果があるので、じつはオススメなんです。くわしくはこちらの記事でも紹介しています。

送風ボタンがない!非搭載のエアコンで送風設定する方法

エアコン送風設定

エアコンに、送風機能がついていない機種もありますね。「内部クリーン」「内部洗浄」がついている場合は送風運転の代わりにその機能を使うという手もあります。

ただし内部クリーンでは、エアコン内部を乾燥させるために弱暖房運転を利用するので、逆に暑いと感じるかもしれません。その場合には手動で送風設定をする方法があります。

手動で送風設定する方法

内部クリーン機能も送風機能もない場合は、室温が30℃以下のときに次のような方法で設定してください。

エアコン内部乾燥の手順
STEP1
冷房運転で設定温度を30℃(一番高い温度)にする
STEP2
3~4時間運転する
STEP3
自動的に送風運転に切り替わるのを確認する

冷房運転は、設定温度よりも室温が低くなると自動的に送風運転に切り替わります。送風運転に切り替わると熱交換器と室外機が止まって静かになるので、運転モードが変わったことは比較的わかりやすいです。

エアコンの送風がカビ臭いときの対策

送風モードで運転するとイヤな臭いがするというケースがあります。出てくる風がカビ臭い場合には、残念ながら内部にカビが発生しているのでしょう。

送風運転は風が汚れに直接当たり、そのまま吹き出されてくるので、臭いが気になりやすいかもしれません。冷房や暖房運転のときには臭いに気づきにくいこともありますが、汚れやカビが蓄積しているのはたしかです。

カビの発生したエアコンを使い続けると、さまざまな健康被害を引き起こすことになるので、はやめに対処しましょう。送風運転で、風がカビ臭いときには、エアコンのクリーニングが必要です。

自力掃除では除去しきれないホコリやカビ菌があるので、プロに任せるのがよいでしょう。エアコンクリーニングの費用相場は、エアコン1台で8,000円~となっています。

送風機能を快適に使いこなすためにも、エアコンのメンテナンスは適切におこなってくださいね。