ベランピングを快適に楽しむためにエアコンの室外機を掃除しておこう/エアコンクリーニング

ベランピングを快適に楽しむためにエアコンの室外機を掃除しておこう

お家時間が増える昨今、自宅のベランダで気軽にグランピングを楽しむベランピングが人気を集めています。
ベランダの床に、ウッドパネルや人工芝を敷いてテーブルを置くだけでも、簡単にアウトドア感を演出できますよ。

また、無機質な室外機も、雰囲気に合わせてカスタマイズすることが可能です。
ただし、汚れた室外機は異音の発生や故障の原因につながることもあるので、事前に掃除しておくことをおすすめします。

この記事では、ベランピングを始める前にエアコンの室外機の掃除をしておく理由と自分でできる掃除方法を解説します。
おすすめの室外機用カバーやベランピングの注意点もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

室外機を事前に掃除しておくべき理由

室外機の写真

エアコンの室内機は掃除することがあっても、室外機まで掃除したことがないという人は多いのではないでしょうか。
基本的に室外機は屋外仕様になっているため、風雨などにさらされて性能が急激に落ちるようなことはありません。

しかし、排気放熱するためのプロペラファンに汚れがたまり続けると、動作効率が悪くなったり異音が発生しやすくなったりします。
また、室外機の裏側にあるフィンといわれる薄い金属板のすき間に、粉じんなどが入り込み目詰まりすると熱伝導率が落ちてしまうんです。

さらに、室内機や室外機とつながっている排水用のドレンホースにも注意しなくてはいけません。
ホースは経年劣化で詰まったり破損したりすることがあり、場合によっては室内機からの水漏れや運転できなくなる可能性もあります。

エアコンのトラブルが起きてしまうと、せっかくのベランピングも台無しになってしまいますよね。
こうしたトラブルを避けるためにも、室外機は掃除しておくことが大切なんです。

自分で室外機を掃除する方法

スプレーと雑巾

室外機の正面の吹き出し口やフィン部分は、自分で簡易的な掃除をすることができます。
誤作動によるケガなどを防ぐために、掃除をする前にはエアコンの運転を切っておきましょう。

準備するもの

  • 使い古しの歯ブラシ
  • 掃除機
  • 雑巾
  • 中性洗剤

外側や吹き出し口の汚れ

室外機の外側についた汚れは、中性洗剤をつけた雑巾などで拭き取ります。
正面の吹き出し口に枯葉やゴミが付着している場合は取り除いてください。

プロペラファンに異物が付着している場合は、歯ブラシなどでかき出します。
無理にこすると、ファンや周辺の部品を傷つけて故障の原因になるので注意しましょう。

フィン部分の掃除

室外機の裏側や横にあるフィンは、熱交換をおこなうために重要な部分です。
賃貸住宅は、洗濯物のほこりや髪の毛などがベランダにたまりやすいうえ、フィン部分から空気を取り込むので汚れが付着しやすくなります。
薄い金属板のすき間にゴミがたまっている場合は、掃除機などで吸い取りましょう。
掃除機のノズルが届きにくい時は、使い古した歯ブラシで汚れをかき出してください。

ただし、フィンの金属板は非常にデリケートな素材です。
少し力を加えただけでも簡単に曲がってしまうので、掃除機のノズルや歯ブラシを使う時は注意してくださいね。

ドレンホースの掃除も大切

室外機の掃除をする時は、ドレンホースに劣化や破損がないか確認しておきましょう。
ホースの先端にゴミが付着している場合は、歯ブラシを使ってかき出してください。
もしホースが劣化をしている場合は、早めに交換することをおすすめします。

ドレンホースが邪魔になる場合は、自分でホースを購入して延長することもできます。
ドレンホースの交換や延長をDIYする方法については、以下のページを参考にしてください。

室外機内部の掃除はプロに任せるのがおすすめ

室外機の掃除を自分でするには限界があり、内部の洗浄まではできません。
むやみに分解してしまえば、元に戻せなくなることや配管を傷つけて高い修理費用が発生するおそれがあります。
また、高い場所に設置されている室外機の掃除は、危険をともなうので自分でおこなうのは困難です。

このため、安全に室外機の掃除をするには、プロの業者に任せることをおすすめします。

エアコンクリーニングのプロなら、自分では掃除できない内部にたまった汚れもキレイに落としてくれますよ。
室外機から異音などの不具合がある場合も、原因を突き止めて適切な方法で対処してくれるはずです。
ドレンホースの延長や交換などにも対応してくれるので、ベランピングを始める前に見直してみてはいかがでしょうか。

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室外機はカバーを取り付けて隠すのがポイント

室外機カバーのイメージカット

室外機の掃除が完了したら、ベランピングの雰囲気に合わせてカスタマイズしていきましょう。
室外機は、カバーを取り付けることで見た目がスッキリして見えるようになります。
直射日光が当たらないようにすることで排熱効果が高まり、節電や省エネ効果につながるメリットもあるんです。

室外機のカバーには、アルミやビニール製もありますが、せっかくなら木製のものでアウトドア感を出してみましょう。
DIYが好きな人は、ホームセンターなどで材料を買って、自作してみるのもいいかもしれませんね。

また、室外機用の木製カバーはネット通販でも購入できます。
色やデザインもさまざまな種類があるので、他のアイテムと合わせて好みのタイプを選んでみてください。
なかには、天板に鉢植えが置けるスペースのあるものなど、機能性がプラスされたものもありますよ。
ただし、室外機によって大きさや配管の位置などが異なるため、購入を検討する場合は事前に寸法を測って適したものを選びましょう。

ベランピングを始める前の注意点

ベランピングをする始める前には、いくつかの注意点があります。
特に、賃貸のマンションやアパートにお住まいの方は、契約時の規約を確認しておくことが必要です。

賃貸物件の場合は禁止事項を確認しておくこと

契約書のイメージカット

基本的に、賃貸のマンションやアパートには規約があり、さまざまな禁止事項が設けられています。
特に、賃貸のベランダは共用部分になるので、どうしても制約は多くなってしまうんです。
なかには、ベランピング自体を禁止している場合もあります。
賃貸住宅のおもな禁止事項には、以下のようなものが挙げられます。

  • ベランダで火気を使用すること
  • 避難はしごや蹴破り戸など避難経路に物を置くこと
  • 鉢植えなど落下の危険があるものを設置すること
  • 無断でベランダを改造すること など

また、無断でベランダを原状回復できないくらい改造してしまうと、家主から補償請求される可能性があるので注意が必要です。
規約の内容は、マンションやアパートによって異なるので、ベランピングを始める前に禁止事項を確認しておきましょう。

近隣住民への配慮も大切

賃貸や戸建てにかかわらず、近隣住民に迷惑をかけるような行為は避けなくてはいけません。
大声で騒ぐことやBBQの煙・ニオイなどは、近隣とのトラブルにつながりやすくなります。
ベランピングは、近隣住民に配慮をしてマナーを守りながら楽しみましょう。

これからベランピングを始めようと思っている方は、まずベランダの掃除からスタートしてみてはいかがでしょうか。
その時は、エアコンの室外機を掃除するのも忘れないでくださいね。
もし室外機を自分で掃除することに不安がある場合は、無理をせずにプロの業者に任せましょう。

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ライター

料理・掃除・音楽をこよなく愛するロック女子。飲食業の経験から衛生面には人一倍気を使っている。料理も掃除も効率の良さを追求したい派で、キッチン周りはいつでもキレイでないと気がすまない。「おいしい料理はキレイなキッチンから」が座右の銘。

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