クエン酸を飲むときには、その効果や適切な飲み方を確かめておきましょう。
クエン酸は健康を維持するためになくてはならないものですが、適切に摂取しないと逆に健康を害することもあるからです。
ここでは、クエン酸の効果的な飲み方や摂取するときの注意、おいしい飲み方について紹介しますので参考にしてくださいね。
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クエン酸には健康効果がある
健康維持や美容のために、クエン酸を積極的に摂取するのがよいとされています。
しかし、その効果や適切な摂取方法についてはあまり知られていないようです。
ここで
- 実際、クエン酸は人間の体にどんな効果をもたらすのか
- 効果を十分に得るためには、いつ、どれくらい摂取するのが好ましいのか
について確認してみましょう。
クエン酸のはたらき
人間は生命を維持するために、体内でエネルギーを作り出しています。
その、エネルギーを作り出す工場は「クエン酸回路」と呼ばれ、その中心的な物質が「クエン酸」です。
クエン酸回路では、さまざまな栄養素をエネルギーに変換するという活動がおこなわれています。
クエン酸がなければ、人間はエネルギーを生み出すことができず、生命を維持することができません。
普段は、体内でクエン酸を作り出すことができます。
でも、不規則な生活や激しい運動のなどによってクエン酸が足りなくなることがあります。
そんなときには、クエン酸を含む食品やサプリを摂取することで、クエン酸を補い、クエン酸回路を活性化させることができるとされているんです。
クエン酸を飲む頻度やタイミング
クエン酸は、食事やおやつと一緒に摂るのがおすすめです。
クエン酸を食事中に摂取することで、栄養素を素早く吸収することができるからです。
クエン酸は、ミネラルの吸収を高める効果があることで知られていますね。
カルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラル成分は、水に溶けにくい不要性の性質をもっています。
しかしこれらがクエン酸とくっつくことによって、水に溶けやすくなって、体に吸収されやすくなります。
運動後などには、糖分とクエン酸を一緒に摂ると、エネルギーが早めに回復するでしょう。
ただし、クエン酸は体内に蓄積しておくことができません。
過剰な分は、すぐに排泄物として体外へ出ていってしまうからです。
ですから、クエン酸が不足しているときには、こまめに摂取する必要があります。
クエン酸を飲むときの注意
クエン酸を摂りすぎた場合、過剰な分は体外へ排出されてしまいます。
ですから、クエン酸の摂りすぎに気を使う必要はありません。
ただし、クエン酸は酸性の性質をもつため、以下のようなことに注意する必要があります。
【1】空腹時を避ける
クエン酸は、胃に食べ物が入っている状態で摂取するのが望ましいです。
クエン酸は酸性の性質をもっているので、空腹時に摂取すると胃に負担をかけるおそれがあります。
どうしても空腹時に摂取したいというときには、砂糖やハチミツなどの糖分を混ぜたドリンクにして飲みましょう。
【2】ダラダラ飲みはNG
クエン酸の入った飲み物をダラダラ飲むのは避けましょう。
クエン酸の成分が、歯のエナメル質を溶かしてしまうおそれがあるからです。
クエン酸入りの飲み物は、できるだけ素早く飲んでください。
どうしてもゆっくり飲みたいという場合には、ストローを使用して、歯への接触を減らすのがおすすめです。
また、クエン酸が付着したまま歯磨きをするときには、強くこすらないように注意が必要です。
クエン酸で軟化している歯は、表面が削れやすくなっています。
歯のエナメル質が摩耗しないよう、なるべく柔らかい歯ブラシを使うのがよいでしょう。
クエン酸のおいしい飲み方&ドリンクレシピ
クエン酸をおいしく飲むには、お好みの飲み物にクエン酸をちょい足しするだけでもOKです。
スポーツドリンクや炭酸入りのジュースでも大丈夫!
まずは500mlの飲み物に小さじ1杯くらいのクエン酸を混ぜて飲んでみてください。
お好みでクエン酸の量を調節してみましょう。
すっぱいものが苦手な人の場合
クエン酸は体によいとはわかっているけれど、すっぱいものは苦手……。
という方もいらっしゃることでしょう。
そういった場合には、牛乳に混ぜて飲むのがおすすめです。
牛乳にクエン酸を混ぜると、酸味が和らぎます。
飲むのがむずかしい場合は、粉末のまま摂取する方法もあります。
刺身や焼き魚、フライ、焼き肉などのおかずに、粉末の食用クエン酸をふりかけて食べてみてください。
酸味よりも旨味を感じるという方が多いようですので、チャレンジしてみる価値ありですよ♪
すっぱいもの好きな人の場合
すっぱいものが好き……。
という方は、飲み物から楽しくクエン酸を摂取しましょう。
クエン酸水でも十分ですが、さらにおいしいレシピを開拓してみましょう。
おすすめクエン酸レシピ1.レモネード
夏はアイスでサッパリと。冬はホットで暖かくして飲みましょう。
自家製シロップを常備しておけば、お家でいつでも楽しめますよ。
レモネードレシピ
- ポッカレモン(またはクエン酸) 大さじ2
- ハチミツ 大さじ1
- 水 150ml
これらの材料を混ぜ合わせて氷を入れれば完成です!
※ハチミツが含まれますので1歳未満の乳児には与えないでください。
おすすめクエン酸レシピ2.りんご酢ドリンク
りんご酢は、自家製でもできますが、市販のものを使って手軽に作ってみましょう。
- りんご酢 小さじ2
- ハチミツ 小さじ4
- お水 150ml
を混ぜて出来上がり!水のかわりに炭酸でも。
簡単にできるレシピを紹介しましたが、お好みでクエン酸ドリンクのアレンジをしてみてくださいね。
まとめ
クエン酸を飲むときには、適切な飲み方を確認しておくことが大切です。
クエン酸が不足しているときには、食品として摂取することが大切ですが、摂取のしかたによっては健康を害することもあります。
空腹時を避けることや、歯への悪影響に気を配りながら、クエン酸を摂って健康を維持してくださいね。