オキシクリーン®で換気扇キレイに!※アルミ製のレンジフードは失敗します

オキシクリーンで換気扇キレイに!※アルミ製のレンジフードは失敗します

オキシクリーン®で換気扇を掃除するのはとってもおすすめです。

ただし、掃除をはじめる前に、方法や注意点をよく確認しておいてください。

換気扇の素材には、オキシクリーン®と相性のよくないものがあります。

掃除でオキシクリーン®を使うと、変色や変質の原因となることがあるので注意しなければいけません。

このコラムでは、オキシクリーン®を使って換気扇をピカピカに掃除する方法、オキシクリーン®を使えない換気扇の種類や掃除方法について紹介しています。

オキシクリーン®をうまく使いこなして、換気扇をピカピカに掃除してくださいね♪

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目次

ひとつあれば万能なオキシクリーン®!換気扇も「オキシ漬け®」で掃除できる

どんな汚れも落としてくれると人気のオキシクリーン®は、酸素系の漂白剤です。

コストコなどでも大量に安く購入できるため、お掃除の万能アイテムとしてSNSでも評判になっていますね。

そんなオキシクリーン®は、換気扇掃除でも大活躍!

とくに、パーツを取り外してつけおき洗い、いわゆる「オキシ漬け®」にするのがオススメの方法です。

オキシクリーン®で換気扇をピカピカに掃除する方法

キッチンの掃除の中でも、とくに面倒で掃除がおっくうになりがちな換気扇は、なるべく一発でピカピカにしたいものですね。

オキシクリーン®の力を借りて、ピカピカにしてしまいましょう!

準備するものは以下のとおりです。

  • オキシクリーン®
  • 大きめの洗い桶
  • ビニールのゴミ袋
  • スポンジ
  • 歯ブラシ
  • ビニール手袋
  • 重曹水
  • 40℃~60℃くらいのお湯

それでは以下の手順を確認してから換気扇の掃除にチャレンジしてください。

ステップ1:換気扇を取り外す

換気扇にはプロペラファンとシロッコファンの2種類があります。

汚れたプロペラファンのアップ写真

プロペラファンの場合は扇風機の羽根のようなファンを、真ん中にあるキャップを回して外します。

レンジフードのシロッコファン

シロッコファンの場合は、まずカバーやフィルターを外します。

次にドライバーを使ってファンを取り外します。

シロッコファンは、中からカタツムリのような円筒状のファンを取り出しましょう。

レンジフードの円筒形シロッコファン

もとに戻すときに困らないよう、部品は外した順に並べておくことをおすすめします♪

ステップ2:つけおきをする

それではつけおきをしましょう。

オキシ漬け®しているシロッコファン

つけおきの手順は以下のとおりです。

  1. 洗い桶に40℃~60℃くらいのお湯をはる
  2. お湯1リットルに対してオキシクリーン®をスプーン1杯程度投入する
  3. 洗い桶の中にプロペラなどの部品を入れる

洗い桶に入りきらない部品は、ビニール袋にお湯とオキシクリーン®を入れ、その中でつけおきをするという手もあります。

逆に、スペースが余っていたら、五徳などのキッチン用品も一緒に入れてつけおきをしましょう。

3時間程度そのまま放置します。

待っている時間を利用して換気扇の枠などを掃除するのがおすすめです。

ステップ3:プラスアイテム重曹水で枠を掃除する

取り外せない換気扇の本体や枠は、重曹水を使って掃除するのがおすすめです。

重曹水スプレー

市販品の重曹水スプレーを使うのも便利ですが、自分で作れば節約になります。

重曹水は水200ミリリットルに対して小さじ2~3杯の重曹を混ぜて作り、スプレーボトルに入れるだけです。

まず、気になる油汚れには重曹スプレーをシュッと吹きかけます。

しばらくすると汚れが浮き上がってくるので、キッチンペーパーで汚れを拭き取ってください。

仕上げに乾いたキッチンペーパーやクロスで拭きあげましょう。

ステップ4:スポンジで汚れ落としをする

換気扇のパーツをつけおきして3時間くらい経つと、大部分の汚れが落ちてオキシクリーン®溶液が真っ黒になります。

スポンジで軽くこするだけで汚れがスルッと落ちます。

汚れが残っているところも、つけおきで汚れがゆるんでいるため、簡単に汚れを落とすことができるはずです。

仕上げに水洗いをしたあと、よく乾かしましょう。

最後に換気扇の部品をもとに戻して終了です♪

【要注意】オキシクリーン®の換気扇掃除には失敗例も……

アルミ板はオキシ・セスキ炭酸ソーダで変色しました
アルミ板はオキシ・セスキ炭酸ソーダで変色しました

オキシクリーン®は、どんな汚れも落とせる万能アイテムとして人気ですが、アルミ素材のものとは相性がよくないので気をつけましょう。

アルミとオキシクリーン®の成分が化学反応を起こして、変色してしまったという失敗例がよくあるんです。

また、表面のコーティングが剥がれてしまっている部分にオキシクリーン®を使ってはいけません。

塗装の剥がれている部分からオキシクリーン®が入り込んで塗装を浮かしてしまうので、さらに剥がれてしまうおそれがあります。

アルミ素材や、コーティングが剥がれてしまっているパーツには、オキシクリーン®を使わないようにしてください。

ご自宅の換気扇がアルミ製の場合は、中性洗剤で掃除しましょう。詳しいお掃除方法はコチラから!

換気扇のお掃除Q&A

オキシクリーン®

オキシクリーン®で換気扇のお掃除をする前に、成功させるためのポイントを確認しておきましょう。

ここでは、オキシクリーン®を使った換気扇掃除でよくある疑問をまとめてみましたので参考にしてみてください。

オキシクリーン®が使えないときはどうしたらいいの?

アルミ素材や、コーティングが剥がれている部分にオキシクリーン®を使用するのはNGです。

そんな場合には、セスキ炭酸ソーダを使いましょう。

水500ミリリットルに、セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯程度の割合で混ぜて使うと便利です。

汚れが気になるところにスプレーし、しばらく置いてスポンジでこすれば油汚れが落ちます。

掃除中に有毒ガスが出たりしないの?

オキシクリーン®を使うときにはガスが発生します。

ただし、そのガスの正体は酸素ですので、毒性はありません。

また、塩素系漂白剤のような「ツーン」としたニオイもありませんので安心してお掃除に使用できます。

お掃除にかかる時間はどれくらい?

オキシクリーン®を使った掃除は、つけおき時間が長く、時間がかかるイメージですが、実際の作業はとても少なくて済みます。

換気扇掃除では、実際の作業時間が30分程度です。

つけおき放置している時間をうまく活用しましょう。

何年も掃除してなくて油ギトギトでも自力で汚れが落とせる?

長年かけてたまった油ギトギト汚れも、時間をかけてつけおきをすることで汚れがゆるみ、簡単にこすり落とすことができます。

換気扇のパーツを外すことさえできれば、どんな汚れもピカピカにすることが可能ですよ。

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まとめ

オキシクリーン®で換気扇を掃除するときには、素材やコーティングの剥がれに注意しましょう。

アルミ素材や、コーティングが剥がれている部分にオキシクリーン®を使用すると、変色したり、余計にコーティングが剥がれたりするおそれがあるんです。

素材や剥がれに注意さえすれば、換気扇の汚れをオキシクリーン®でつけおき洗いするのはとてもおすすめです。

蓄積した油汚れを、ピカピカに掃除してみてくださいね♪

※オキシクリーン®、オキシ漬け®はチャーチ・アンド・ドゥワイト・カンパニー・インコーポレイテッドの登録商標です。

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