マスクをし続けているとムレるし、何だかイヤな臭いで憂鬱…。
そんなお悩みがあるなら、ハッカ油を試してみませんか?
ハッカ油といえば、スーッとしたニオイが特徴で、アロマオイルとしても人気がありますね。
じつはハッカ油にはマスクの暑さやこもったニオイを消す効果があるんですよ。そのほか集中力を高めてくれるうれしい効果も…!
ここでは、ハッカ油の効果やマスクスプレーの作り方・使い方や注意点をくわしく紹介します。ハッカ油の力で、マスク生活を快適にしていきましょう♪
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ハッカ油は人体に害はないの?
ハッカ油は、アロマオイルとして使われるほか、虫よけ対策に活用する方もいらっしゃるようです。
そのためハッカ油をマスクにスプレーするというと、肌に触れたり口に入ったりしても大丈夫なの?と思われるかもしれませんね。
じつはハッカは「香料作物」「薬用作物」として畑で作られる立派な農作物。日本では北の大地「北海道」の畑で作られることが多いんですよ。
またハッカの葉を抽出して作られるハッカ油は天然添加物を使用しています。そのため肌に触れたり口に入れたりしても大丈夫。
ハッカ油をミントの葉の代用として飲み物に入れて飲むこともできるんです。
ペットには注意が必要
人間には害のないハッカ油ですが、ネコが口に入れると中毒症状を起こすおそれがあります。ネコにはハッカ油をはじめとする精油成分を解毒する機能がそなわっていないからです。
そのほか小動物や鳥などを飼っている場合にも注意が必要です。害獣や害虫の忌避剤にも使えるハッカ油のスーッとする香りは小動物にとっては危険を感じる刺激となるからです。
犬の場合は、ダニ除けとして使用することができます。ただしハッカの香りが強すぎて嫌がることがあるので、なるべく薄めて使うのがよいでしょう。
ハッカ油をマスクに使う効果は想定以上!
ハッカ油にはさまざまな効能があることが知られていますね。昔から薬用としても芳香剤としても使われてきているものです。
ハッカの効能には
- 抗菌効果
- 覚醒効果
- 消臭効果
- 消炎鎮痛効果
- 防腐効果
などがあるといわれています。
ではハッカ油をマスクに使う効果にはどんなものがあるのでしょうか。マスク着用時にうれしい効果をまとめると次の4つがあげられます。
効果1:ニオイをリセットできる
ハッカ油の消臭力は、スーッとするニオイをつけてごまかすというものではありません。ハッカ油に含まれる「メントール」という成分には抗菌効果があり、におい成分を除去することができるのです。
そのためマスクにスプレーするほかにも、口臭対策として「口内洗浄液」「口臭スプレー」として使うと効果が期待できます。
効果2:顔回りがヒンヤリする
ハッカの葉に含まれるメントールには、清涼感を与える効果があります。メントールは神経を刺激するため、冷たいと感じさせるはたらきがあるのです。
またメントールは血行を促進し、ほてった部分を冷ます効果があります。そのためマスクにハッカを使えば、顔回りがスッキリ涼しく感じるのです。
ハッカ油をスプレーしても実際には周辺温度や体温が変わるわけではありません。あくまでも涼しく感じるだけです。ハッカ油の力で熱中症対策はできませんのでご注意ください。
効果3:集中力が高まる
ハッカ油に含まれるメントール成分にはリラックス効果があります。神経を沈めてくれるので、ストレスでイライラした気分を落ち着かせることができるんです。
またメントール成分は覚醒効果があることでも知られていますね。ハッカ油には眠気を解消する効果や注意力を高める効果も期待できるんですよ。
効果4:雑菌の繁殖を防ぐ
ハッカ油に含まれるメントールには、高い抗菌効果も期待できます。タンスやバッグに入れて防腐剤として活用することもできるんですよ。
マスクにはさまざまな雑菌が付着しやすくなっています。そのためハッカ油をスプレーしておくと、気になる雑菌の繁殖を予防することもできるのです。
ハッカ油をマスクに使う方法
ハッカ油をマスクに活用すると、たくさんの効果が得られることがわかりましたね。続いて、ハッカ水スプレーの作り方やマスクへの活用法について具体的にご紹介していきます。
ハッカ水スプレーの作り方
ハッカ水スプレーの作り方は簡単!
スプレーボトルに無水エタノール(小さじ1)を入れ、ハッカ油(5~10滴)を加えてよく混ぜます。さらに精製水(45ml)を加えて混ぜ合わせれば完成です。
おすすめのスプレーボトルや、水道水を使用する場合のくわしい解説は、こちらの記事で解説しています。
無水エタノールとは、ドラッグストアなどで購入可能なアルコールです。少し入れておくと精油と水が混ざりやすくなるんですよ。また無水エタノールには防腐作用もあります。
無水エタノールや精製水は、最近さまざまな用途で使われているため、売り切れることもしばしば。ネットで見つけたら購入しておきましょう。
マスクにハッカをスプレーするやり方
ハッカ水スプレーを作ったら、それをマスクにシュッとかけるだけです。ただしつけすぎには注意してください。
はじめはほんの少しスプレーして、量を調整しましょう。つけすぎるとマスクを着用したときに刺激が強すぎてむせることがあります。
また、ますはマスクの両サイドからスプレーしましょう。口や鼻ではなく、頬に当たる部分で試してください。
頬は面積が広いので、より涼感を感じやすくなりますよ。自分にとって心地よい量や、スプレー個所を見つけてください。
ハッカ油をマスクに使うときの注意
ハッカ水スプレーは、効果がなくなったと感じたら、再度マスクにスプレーして大丈夫です。ですが肌荒れが気になる方は、使う頻度を減らしてください。
手作りマスクの場合は、素材が変色することもあります。事前に目立たない場所で試してから使用するのがおすすめです。
自作のハッカ水スプレーは、長期保存すると変質するおそれがあります。別の用途にも活用して、1週間以内くらいには使いきってしまいましょう。虫よけや部屋の消臭などに使うのもおすすめですよ。